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Db×W  作者: 黄野ポピー
1章 自由な世界
26/247

見学

またブックマーク増えてる!!!

これからも出来るだけ更新していきますので、ご意見やアイデアなどありましたらお気軽に下さいませ!

「え、いや待て待て。モンスター倒すためのスキルだろ?それで倒してなにが悪いのさ?」

「う~ん.....まぁ確かにそうなんだけど...あ、じゃあ俺もやってみるからちょっと見てて」

ルリもやってきて、なになに?と聞いてくる。


「ん~.....あれでいいか」

グレンの視線の先にはミノタウロス。...が3体。



「『威嚇ガオ』!」

ビリビリと空気が震えるほどの大声がグレンから出た。ミノタウロスたちもグレンに気付き一斉に襲いかかってきた!!


「少し離れて見てな~」

グレンがミノタウロスの方に進んでいく。

ヴモォォ!と雄叫びをあげた先頭のミノが斧を振り上げる。

グレンは近くまで歩いたが突然走りだし、先頭のミノを通り過ぎてしまった。


当然後続のミノがそれに気付くと攻撃しようと斧を振り上げる。


グレンが急停止し、再度先頭にいたミノ....の背後から攻撃する!

グレンの攻撃は先頭ミノの右足のふくらはぎの辺りに当たった。

後ろからは後続ミノ2体が迫る。

ちらっと後続を見るが更に先頭ミノの足に攻撃!


後続ミノがグレンに斬りかかる!

グレンはそれを剣で受け吹き飛ばされる。


「『火弾(ファイアブレッド)』!」


グレンの火魔法!?

先頭ミノはそれを受けて倒されたらしい。

更に魔法は後続の2体にも襲いかかる!


ヴモォ!と鳴き声をあげながら突進する!


「武器に攻撃力の設定はされていない代わりに、物理的な威力の大きさによってダメージは算出される」

そう言ってカウンターのように突進してきたミノを剣で斬る。

クリティカルのエフェクトが散り、ミノが倒れた。


残り1体。


すたすたと歩いて近づくグレン。

ミノも斧を掲げて迫る!


「あとは武器とかの攻撃判定のある場所を避ければいい。モンスターに触れただけじゃダメージにはならない」

ミノの前で剣を斜めに構えるグレン。


ミノが斧を振り下ろす.....!

「『不動アンカー』」

ぎゃり、ごがっ!!


「高い防御力によって阻まれ、攻撃が失敗したモンスターは少しの間動けなくなる。いわゆる『手が痺れてる』状態だな」

ミノの今の状態のことを言っているようで、確かにミノは動いていない。グレンはジャンプしてミノの顔を×の字に斬る。

着地と同時に回転して遠心力を利用した剣の攻撃を足に当てる。

これで膝を付いたミノの顔に更に攻撃し、最後のミノも倒した。


全く危なげなく3体のミノタウロスを1人で倒した......!


「とりあえず、ゲームのダメージ判定とか高ダメージの出し方とか、そういうシステムも理解が必要そうだな」


不敵に笑うグレンだった。

グレンさん、ショウやルリとは違いそれなりに古参プレイヤーです。もちろんプレイヤースキルの方も並みじゃあない。

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