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Db×W  作者: 黄野ポピー
1章 自由な世界
23/247

コーヒーココアコーラ

日々お読みいただきありがとうございます!ジワジワと増えるPVにニマニマしております。


今更ですが、私はケータイで書いております。パソコンとかだとどうなってるんでしょう?読みづらい箇所とかはありませんか?

「さてルリは、と」

オウルの街にあるカフェ。データで再現できるスイーツというのが微妙にピンと来てないのだが...。

しかし、店内は女性とカップルばかりのようだった。


ちかみに男性の若年層にはハンバーガーが今の所人気らしい。これには実際の企業がゲームに出資したこともありゲーム内でも食べられるように提供したらしい。しかし、ゲーム内グルメは未だ新しい物が出続けているため、ハンバーガーの王座陥落も遠くはないだろう。(他にも家庭用ゲーム機のキャラクターが出てくるメイドカフェやら仮装したりとかアニメで見たことのあるメニューを出す店もある)


なお、男性で甘いものが好きな人は違った雰囲気の同じメニューを出す場所もあるし、ここに突撃するのだってなんら問題ない。


ただここは、あまりにもファンシー過ぎるというか、いかにも女の子しい雰囲気なので若干の躊躇いが生まれることだろう。


「いらっしゃいませ。お一人様ですか?」

「いえ、待ち合わせです。ルリという人はいますか?」

「かしこまりました。ルリ様はこちらでございます」


これまでの流れ、あくまでも形式的なものである。

『ルリ』が『ショウ』と待ち合わせしている。ということはルリが設定しているはずなので、俺が店内に入った瞬間、ルリには『ショウ』が入店したことを知った(知らされた)だろう。


「や」

「よ」

テーブルを挟んでルリの反対側に座る。そしてコーヒーとチョコレートケーキを注文した。ルリの方にはイチゴっぽいのが乗った食べかけのケーキと空になったパフェの器があった。

「何のケーキ?」

「これ?梅干しだよ」

「え...........」

「や、ウソウソ」

「だ、だよね」

「ワイルドベリーだって」

「野性的なの?」

「いやー、どっちかと言えば野良の方かな?」

「お待たせしました」

「きたきた」

「コーヒーだ!大人だね!」

「いや、なんとなく飲みたくなっただけ」

「チョコちょっとちょうだい?」

「はいはい」

なんてやりとりをしている。チョコケーキには何が合うか、という話題ではコーヒーかココアか、で白熱した。その結果ルリが突然ココアを飲みたくなり追加注文したのは当然の帰結と言えよう。


「さて、食べた食べた。この後なんだけどさ」

「あ、俺からも頼みがあったんだ」

「うん?なに?」

「えっとね、もうすぐ俺の友人が来るんだけど、みんなでどこかの強めなモンスターでも狩りに行かない?」

「うん。それはいいよ。っていうか、私もショウと一緒にモンスター狩りに行きたいなーって思ってたから」


ぽーん♪

『グレン』様が入店しました。

お通ししてもよろしいですか?  yes/no

噂をすればなんとやら。


「ちょうど来たみたい」

「お待たせ~」

「こんにちは~」

「おや、お初さん。ショウは...そんなにリアルと変わらねーんじゃん」

「お前は大分やらかしたな」


グレンの髪は真っ赤で短いのに逆立っている!


「そりゃな。気合い入るじゃん」

「うん、それなら私もやらかした?」

「ルリは......まぁルリだし」

「なんかひどくないかな?」

「まぁ可愛いんだし、いんじゃね?改めて、グレンだ。武器は剣。魔法は火系を少し使える」

「ルリです。武器は弓で魔法はまだ使えません」

「ショウです。武器は短剣。魔法は使えない」


ざっくりとした自己紹介をしつつ、グレンもコーラを頼み行き先について話し合った。

「ルリの方は森ダンジョンで、ショウは山と川ぁ?どうやって2種類同時に出した?」

「日頃の行いだろう」

「じゃあ俺には無理だな」

なんでかは本当に知らん。


「ふむ....正直、両方に合致するのは難しい。んで、片方ずつやっていこう。まずはルリの森の方から」

「ありがとー。それで、何にする?」

「グリフォン、と行きたいところだけど、3人じゃ厳しいし、ガルーダかミノタウロスあたりでどうだ?」

「鳥系は魔法ないと厳しいんじゃない?」

「ガルーダあたりならなんとか行けると思うけど.....」

「それならミノタウロスにしとく?」

「さんせー」



というわけで、あれよあれよと言う間に3人で森の奥にいるミノタウロスを狩りに行くことになりました。


ミノタウロスって確か、このゲーム(Db×W)始める時にみた動画に出てきたような?

作者は気分によりますが、ケーキにはコーヒーがいいです。

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