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vsセブン その7
間が空いてしまってすみませんでした。短いですが、切りの良いところで
「ふむ・・・・可変武器か」
「・・・・そうです。驚かないんですね」
「何度か見たことはあるからな。剣に鋏、鎌扱いか」
「その通りです」
「こちらのスキルはかなり見せたな。単純な効果だが、だからこそ強い。決闘大会に出るなら、また当たるのが楽しみだ」
こちらが見せたのは【剣】として使っているのと、剣スキルとしての『斬り払い』、そして【鎌】と一目で看破された鋏形態。
それから水魔法にアクアナイトの『召喚』。
ギリギリ【双剣】と土魔法は使わずに済んだので、もし大会で当たっても意表を付くことが出来るだろう。当たる前に使うかもしれないけど。
「あぁ、それとな。報酬を見れば分かると思うが、ダンジョンに割り振っていたのは500ポイントだ。大会では1000まで振れるらしい。モンスターを手強くしておくぞ」
まじかー。
結構苦労したんだけど。
そんなこんなで、主に大会への情報効果や意気込みを話し合ってからダンジョンを後にした。
うーむ、バインドやウォールの魔法が欲しいな。
魔法の修練場にでも行ってみるか。