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Db×W  作者: 黄野ポピー
決闘大会
167/247

vsセブン その6

遠距離攻撃で、行動阻害。ついでに強烈なノックバックか。

まぁ武器を手放すんだし、これくらいの効果はあってしかるべきか。


槍が刺さってるのは胸と腹の中間あたり。体のど真ん中だ。

腕は自由だが、縫い留められた。

移動が出来ない。


槍もすぐには抜けないし、セブンは予備の槍を取り出してるし。

魔法が来ないのは魔力を心配してのことか。


「こんなスキルをここまで隠してるとは思わなかった」

「奥の手だからな。普通、ここまでする前に決着はつけられる」


ちなみに刺さってるだけで継続ダメージとかにはなってない。動き回ればわからないけど。


「最後まで油断せずに、倒し切る」

セブンが改めて槍を構えた。来るのは通常攻撃かスキル攻撃か。スキルなら十中八九『突撃』だろう。

それともまだ隠し玉があるのか。


「『ウォーターアロー』」

「今更、こんなものじゃ打開策にはならん。詰みだ」

「いやぁ、ひとつ忘れてるだろ」

「なにをだ?」

「アクアナイト!」

背後からの攻撃でセブンの気をそらす。


今のうちに槍を引き抜く。

あー、痛み代わりの痺れがひどい。


それでもアクアナイトがやられるまでに槍は引き抜けた。状況としてはイーブン。


「『双魚の啄み』」

「『斬り払い』」

「ふん!」

スキルを弾いても尚、踏み込んで突きを狙うセブン。


ワダツミを剣形態から鋏形態へ。僅かに槍の軌道を逸して体を斜めに両断する。


結果、セブンのダンジョンを攻略することが出来た。代わりにワダツミが可変武器であることが悟られた。

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