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Db×W  作者: 黄野ポピー
決闘大会
152/247

レオのダンジョン

3階層。

プレイヤーが玉座に座ってる。

横にはフレイムホースやヒートモス(火の粉を撒き散らすデカイ蛾のモンスター)がずらりと並ぶ。


「よお。今度はお前が来たか」

相手はウチのダンジョンに来たレオだ。

今の所5戦中4勝1敗で勝ち越してる。唯一の敗北はコイツが魔法を覚えたのと、モンスターの召喚サモンをしまくった物量攻撃にやられた。


「今度は勝つ」

「やってみろ」

剣形態のワダツミとレオのハルバードが構えられる。


瞬きの間。


互いに踏み込んで武器を叩きつける。

こうなると剣と斧っていう特性上、斧が有利になる。


ワダツミを素早く双剣に変形させて、斧を受け流しながら斬りつける。

肩を浅く斬ったレオが突進してくる。


「『横薙ぎ(オニゴマ)』」

スキルによる攻撃を躱す。態勢を低く。狙うは膝。

ワダツミは鋏へ。今更だがこの鋏形態、分類は鎌だった。改めて説明文を読んで判明した。見た目だけじゃいけないね。


ワダツミ()による薙ぎ払いで両足にダメージ。

「『加速ブースト』」

逆にこちらはスピードアップ。


「『ファイアーウェポン』」

「『ウォーターウェポン』」

互いに属性付加をかけて武器を叩きつける。

が、さっきと違うのは斧が下からの振り上げであること。

これで斧の有利が消える。


双剣のワダツミで抑え、斬る。右に。左に。上に。下に。十字を斬ってからの突き。オリジナルの5連撃技、『アクアクロス』。


「『ウォーターボール』」

「『・・・ファイアーボール』」

「『ウォーターアロー』」

「ぐぅ・・・・まだ」

「終わりだよ」

斬、と背中を斬りつけ勝負がついた。


結局フレイムホースとヒートモスの出番はなかったな。

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