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Db×W  作者: 黄野ポピー
1章 自由な世界
136/247

アヤナミの講義

その杖は見る角度によっては4色に輝いて見えた。

先端は金属のようでいて木のようでもある。上部はクルリと弧を描き水晶がぶら下がっていた。真ん中には見たこともない文字が羅列された布が巻かれている。


「出来たね出来たね。特殊錬成が!さぁこれを持つのは魔法使いの君かな?」

「えっと・・・・・・」

オレ達を見渡すシン。もちろん、全員の意見は一致している。


「皆異論はないようだよ?受け取りたまえ。四属性の杖、レーヴァテインを」

「レーヴァテイン・・・・・・」

「すごい効果だ。四属性ならば威力2割増し。消費魔力1割減。更に精錬すれば効果も高まるだろう」

「威力2割増しとはすごいな」

「消費魔力1割減も破格だな」

「これに光と闇もつくの?」

「いい質問だ、弓使いの君。光とは初期属性にも適用されているのは知っているかい?火と風が光。水と土が闇属性に分類される」


そうなのか。オレは闇属性なんだな。


「計算式の解明までは至らないが、相反する属性は少なからず光と闇の影響を受けている。火と水は言わずもがな。風と水だって光と闇として相反する属性となっているのさ」



闇属性で双剣使いのオレってまんまアサシンじゃね?とは思った。


「まぁ細かい講義はまたの機会にするが、もし光と闇の杖を手に入れたならまた合成が出来る、と私は踏んでいるよ」

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