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Db×W  作者: 黄野ポピー
1章 自由な世界
135/247

いざ錬成

遅くなりました

翌日。


風の杖アルテミス。

土の杖イシュタル。

火の杖ホムスビ。

水の杖シオツチ。


そして触媒の地底の黒鉄と風森の鈴。



それらを持ってグレンのフレンドでサブ職が錬金術師のプレイヤーに会うことになった。


「やぁやぁ!よく来たね、歓迎するよ!」

燕尾服にシルクハット、モノクルをかけた女性・・プレイヤーだった。

独特のテンションにシンは少し引いている。



「あー、うん。皆、コイツは俺のフレの一人で錬金術師のアヤナミ。で、アヤナミ。まだ新人だけど誰も解明してなかった社のクエストをクリアした3人。短剣使いのショウ、弓使いルリ、魔法使いのシンだ」

「はじめまして」

「は、はじめまして」

「はじめまして、よろしくお願いします」

「おうおう、はじめましてヨロシクね。で〜?今回は私も見たことないアイテムの合成をやらせてくれるって?いやぁ、光栄だね。グレン君の友人をしていて良かったと心から思ったよ」


なんとも個性的な人である。


「さてさて、どれを合成するのか見せてくれるかい?」

「はい、これです」

シンは4本の杖を出した。

「ふむ、やはり特殊錬成だね。言った触媒は手に入ったかい?」

「ああ、風森の鈴と地底の黒鉄だ。これでなんとかなるんだよな?」

「ああ、私の腕によりをかけようじゃないか。丁度いい。見ていくかい?錬金術を」

「お邪魔でないなら」

「グレン君、君も手伝っていきたまえ」

「へいへい」


別室に移り、杖をそれぞれ一本ずつ持つように言われた。部屋の床には円と、その中に四角形を2つずらして重ねた図形が描かれている。

中央には持ってきた触媒2つ。



「さぁいくぞ。準備はいいかね?『祖は銀と硫黄。鏡が砕け血を流し地を潤す。水は流れ火は盛り、風は吹き地は動かず。さぁ万雷の喝采と共に合わされ。特殊錬成・四属性杖』」

詠唱と同時に杖は浮いてぐるぐると回り始めた。触媒も光って、少しずつ消え始める。


最後には一本の杖に変わって魔法陣の中央に直立していた。

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