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Db×W  作者: 黄野ポピー
1章 自由な世界
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風森の鈴

ソードミノタウロスから始まりメイジミノタウロス、ランサーミノタウロス。アサシンミノタウロスまで倒した。魂結晶が出たのはメイジだけなのでルリとしては少し不満らしい。



ちなみにそれぞれ、普通のミノタウロスの上位互換、魔法使い、スピード特化、毒付与の特性がある。


地味にアサシンミノタウロスが嫌だった。


だっていつの間にか現れては毒ナイフ(それでも凄まじくデカかった)で攻撃してくるんだもん。HPが保たないって。



そうこうしている間に森の社への奥。本殿へ到着した。

ここに風森の鈴があるとのことだが・・・?


「あ、あれかな?」

本殿の中、天井から風鈴のようにぶら下がるものがあった。透き通った緑が美しく、音も心地良い。

間違いなく風森の鈴である。


ちょっと高い位置にあって取りにくいが・・・

「ショウ、肩車して?」

というルリの一言で解決した。



「誰ぞ?我が鈴を狙う者は?」

現れたのは巨大な白蛇。


「簡単には終わらないみたいだね」

「こいつを倒して持ち帰るのか」

「待て待て。妾は貴様らに危害を加える気はない。鈴もそれ程惜しくはない」

「? それなら持っていっていいよね?」

「良い。ただし、この近くで暴れておるミノタウロスを倒して参れ。煩くてかなわぬ。そうさの、上位種の牙を10本、持ってこい」

「これって」

「変則的だけど、納品クエストだね」

「ミノタウロス狩って鈴が手に入るなら私には好都合」

「付き合いましょう、お嬢様」

「「ふふふ・・・・・」」


この日、短時間で多くのミノタウロスの上位種が消えたという。



ちなみに、やはり魂結晶は出ずやさぐれたルリが出来上がった。

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