海神の試練2 その8
7まで来ちゃった…
「アクアシールド使ってる間は動けないのか?また魔法斉射すれば使ってくるか?」
「盾の内側に入って攻撃出来ないか試してみたいな」
「なんか男子が怖いこと言ってるんだけど…」
「私達はどうしましょうね」
「近接で、左右から狙うか。途中で前向かれたらなんとかブレス回避して」
「ターゲットは多分オレの方だな。ターゲット取り合い続ければ接近はできるんじゃないか?」
「そこにシンさんに魔法撃ってもらえばアクアシールド使ってくるか?」
「とりあえず試そう。あとはシンの魔法とルリの弓で同時攻撃とか」
「私達も巻き込まれそうだよ」
「どっちにしても私は参加ですね」
以上、海神の使者から距離を取りながらの相談である。
「ルリ!」
「シンさん!」
「「はいぃ!」」
ルリの風の弓とシンの火魔法が飛ぶ。
その間にグレンの威嚇、オレの挑発を交互にかけながら接近する。海神の使者はオレとグレンを交互に見やり、ブレスや槍を突きだす。
それらをかいくぐるとオレの使う水魔法よりも濃い青の魔法。アクア系統の魔法が繰り出される。
多少掠めたけど、更に接近する。そのタイミングで!
「「シン」さん!」
「『ガンズカスタム・ファイアーアロー!』」
海神の使者がアクアシールドを展開する。
その内側にグレンと共に入る。
「『ファイアーウェポン!閃きの剣戟』」
「『ウォーターウェポン!双剣乱刃』」
今出せる最大威力の攻撃をぶつける。