表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Db×W  作者: 黄野ポピー
1章 自由な世界
11/247

攻略後のあれこれ

:ランク0森のダンジョンを攻略しました。

:初めてダンジョンを攻略しました!


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

Get!

・ランク0ダンジョン攻略報酬 100point

・初ダンジョン攻略ボーナス 100point


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「うわ~~~~ん!!!負けたぁ!!!!」

「えぇ・・・」

この森ダンジョンのマスターであり、さっきまで人に対して矢を撃ったり、爆発する矢を撃ったり、矢を乱れ撃ちにしていた人が泣いていた。


背は低く緑っぽい髪、やや尖った耳。

エルフ?っぽい女の子だった。


「あそこで『天からの射(サジタリウス)』が当たってれば絶対勝ってたのに!」

「あー、うん。あれヤバかった」

HPは一発目で半分よりちょいマシくらいだったし、その後もバカスカ撃たれて、最後の爆発で危険域レッドゾーンまで来てたし。

正直、あと一発まともに受けてたら負けてた。


「でしょ!?このエリアも剣とか振り回せないなぁって思わせつつ私が捕捉できて発見されないように倒せるようにし~て~た~の~に~!!」

「こっちの武器は短剣だったしね」

「はぁ・・・・・負けたのは仕方ないわ。でも今度は私がそっちに攻略しに行くからね!」


「あ、私このダンジョンのマスターしてます『ルリ』っていいます。瑠璃色のルリね。本名じゃないよ」

「『ショウ』だよ。今日始めたばっかりでまだダンジョンは完成はしてないけども、良かったら遊びに来てね。全力で歓迎するよ」


歓迎とは言っているけど、ゲーム的には『撃退するよ!』と言ってます。



「ショウだね。私も今日から始めてたんだけど、どうだった?なんか改善する場所とかあった?」

「お互いにだと思うけどポイントが無くて設置とかはまだまだでしょ。でも第二階層きてすぐマスターとの勝負ってのはビックリしたよ。あとは第一階層にもあった毒キノコを草むらの中に設置とかしてみたら?」

「あー、それはいいかも」


Db×W的マナーとして、ダンジョン攻略者はダンジョンマスターへの意見を出していく。それにより、より難易度を上げてお互いに楽しめるようになっている。


ちなみに一度攻略したダンジョンにはしばらく入ることは出来なくなる。ダンジョンマスターからの招待があるか、ダンジョンのランクが上がったり再設定がされたら行けるようになる。



「今度はこっちのダンジョンにも遊びに来てね」

「うん、絶対に攻略するからね!」

そうしてニコっと笑うルリだった。


しかし、手元にはスイッチ?みたいのを持っている。

「その手にあるの、何?」

「スイッチだね」

「なんの?」

「すぐに分かるよー」

「すぐにって・・・!!!」

足下の地面が消えた!


「ダンジョン攻略者サマ、お外へごあんなーい♪」

「うわぁぁぁぁ・・・!!!!」


すぽーん!


と落とし穴?の先はダンジョンの入り口だった。

これもダンジョンギミックなの!?



「はぁ・・・ちょっと疲れたけど、がんばった」

さて、自分のダンジョンに行って色々やろう。

「・・・最後の排出装置欲しいな」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ