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Db×W  作者: 黄野ポピー
1章 自由な世界
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vs炎天剣士 その2

「各自防御しつつ散開!」

グレンの指示に従いオレは剣にしたワダツミを構えて後ろに跳ぶ。ルリとシンもそれぞれ小盾や杖を前に出してその場から飛びのいた。


その場に残ったグレンが威嚇を使い攻撃を引きつける。


そのグレンを、というか元々全員がいたあたり全てを薙ぎ払う広範囲の攻撃が襲った。

「ほう、我が抜刀術を止めたか!」


炎天剣士の言うとおり、グレンは剣を両手で持って攻撃を防いでいた。


「ぐっ…スタンだ!すまん!」

「『挑発』『ウォーターウェポン』『ウォーターブリッド』」

こちらに注意を向けさせ、武器に水属性付加し、魔法攻撃最速のブリッドを撃つ。

グレンに手出しさせないために。


とりあえず狙うのは部位破壊である。

ワダツミを鋏に変えて刀を、それを持つ腕を狙う。


刀を破壊もしくは持つ腕を斬れれば攻撃力は落ちるはず。

というか甲冑も着込んでるから胴体への攻撃は薄そうだし。

そこらへんはシンの魔法とルリの弓に任せる。


「『ウォーターボール!』」

「『直射シュート』」

そら来た。


どちらも胴体狙い。あわよくば動きを止めてくれるはず。




「甘いわぁぁぁ!」

たったの一歩でオレに肉薄する。ウォーターボールとルリの矢は外れた。


驚いたけど、オレも攻撃するのは変わらない。

刀や腕を狙い、斬る。

がきん!と音がして刀を止めた。このまま動けなければグレンが復活する。


「ふん!」

脇差!

そう思った瞬間に斬られた。ダメージはそこまで大きくは無いが無視は出来ない。

見えないくらい早い斬撃。たった一歩で距離を詰める移動。グレンの防御を上回る強い攻撃。


こいつは、今まで戦ってきたモンスターよりも強いのか?

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