カフェでの一幕
日常パートです
土魔法を習得した翌日。
学校にて。
「なぁ、土魔法取ったんだろ?火山にはいつ行く?」
「火山と土魔法関係ないと思うが…オレはいつでも。ルリとシンの都合に合わせるさ。時期的にはテストとかどうなんだ?」
「俺は聞いてないな。つーかやなこと思い出させるなよ…」
そう、あと少しで定期テストなのだ。本気で国立大学とかを狙うならば今からがんばらねばならない、と気合を入れている。
最もオレはそこまで大学にこだわってないので赤点取らない程度のそこそこでいい。
「ゲームの中に課題とテキスト持って行って少しやるか」
「うぐぅ…」
そんなこんなで授業をこなして帰宅。ログインする。
いつものカフェへ行くと、こんな表示が。
ポーン♪
フレンドのルリ様と星様がいらっしゃいます。お会いになりますか? yes/no
yesを選択すると、ルリとシンが一緒に勉強していた。
テーブルには食べかけのケーキとテキスト。ココアと紅茶。
「こんー」
「こんにちは」
「こん。テスト勉強?」
「まぁね。少しやっとかないと良い点取れないし」
「少しでいいのか」
「ん?授業聞いてればそれなりでいけるよ」
「ルリさん、ここの英語教えて下さい…」
「えーと、このthatがどこにかかるかが鍵だよ」
「はい!」
「シンも大変そうだな」
「「ショウ(さん)は?」」
「当然やる」
というわけで、カフェでの勉強会が始まった。