第50階 東への侵略
私達4人は時空に穴を開けて
東の大国までの道を繋げた
それぞれがそれぞれのやり方で
東の大国に到着した
「敵さん本気でこの世の天下を
取る気かしら?野心旺盛で良い事ね」
ふふふ、楽しみだわ
「おいそれを挫くのが楽しみとか
そう言う事か?そうだったら
性格に難があるぞ、ハツミ」
クラーガがなんだか慌てている
「えぇ、そうかしら?
普通でしょう?星の王子様」
まぁ、それもそうなんだがとか
クラーガはぼやいていた
「貴方も食べて良いわよ?」
ジュルッと音がして私の前に立った
「オレ様はお前が欲しい」
こいつ...!
「割と重要な作戦に組み込んだの
だけど外そうかしら?」
クラーガ君は唇を強く噛み締めた
「それは勘弁だが
嘘じゃねぇ、考えて置いてくれ」
あぁ、もう!
「始めるわよ!」
3人はコクっと頷いた
私はまず、集然で食べて頂く人間と
そうでない人に分けた
空間をズラして内と外に分けて。
そして内側に星一族が突っ込む作戦
全天さんが向かうと同時に
星一族の精鋭達が時空を突き破って
共に向かう姿が見えた
(あんなのが襲って来たら
ひとたまりもないね)
えぇそうねと倶全君に
にっこり微笑んだ
「あいつらヤル気だな」
クラーガ君がぼやく
だって禁食していたのでしょう?
たっぷり開放して貰わないと!!!
「一体何なんだ?」
燃える様なマントに銀髪が揺れる
少年の様なあどけなさを残す童顔の
男が大きな窓から空を見上げて呟いた
すり寄っていく赤く染められた
ローブを纏う部下達
「オマアハ様!!
敵襲でございます!!」
今立っている場所を円陣で囲む様に
一歩ずつ近付いてくる軍団
「優族の生き残りか?
蹴散らせってっんなもん!!」
すり寄って来た部下の顔が
恐怖に怯えていた
「あっ!?どうしたってんだよ!」
更に泣き出す始末
「どうされましたかな?」
神々しい威光を放つかの如く
神秘的な出で立ちの男がそこに
立っていた
「スマバメさんか?
部下達が食われたそうだ
化け物に」
「ほほぉ、便利ですなぁ
貴方様の"心読"も」
「あぁ、まぁな」
「それはそうと私の
部隊も出しましょう」
「助かる」
ぎゃーーーーーー!!!
「一欠片も残すな!!食いちぎれ」
全天さんの咆哮が耳に気持ちいぃ
「おいおい、敵さん
軍を追加したぞ
さっきは赤かったのに
今度はこれで虹色と黒の8色だなぁ」
クラーガ君と私達2人は
戦況の確認の為に遥か上空にいた
「彼等...火や水、風などの魔法物質に
変化するみたいね」
それと同時に私達は黒い影に覆われた
「焼き払え!!!
上級火魔法!!!」
地上を覆う程の強大な魔法が
「オレ様が.....!?」
私はクラーガを制して
一瞬で上級火魔法を消失させてみせた
「ふふふ...来たわよ」
クラーガは唇を噛み締め
驚きを噛み殺した
「魔力が振り切れている
スマバメの魔法を一瞬で
消すだなんて!!」
隣にいたオマアハは驚愕していた
「お嬢ちゃんがこのテロの
指導者かねぇ?」
スマバメは薄っすらと笑った
「えぇ、そうね!!
893の愚か者共よ!!!」
私は更に2つの力が集まるのが分かった
「汝に死を!!!!」
銀髪の長髪にとても大きい筋肉隆々の
傷だらけの男は凄まじい殺意と闘志を
炎の様に周囲に撒き散らしていた
まるで大量殺戮兵器が着弾したかの如く
そしてその男は身体の1.5倍はあろうかと思われる刀を構えた
「893に逆らう愚か者に死を
時代は893を求めてやまない....
我が名はダカユセ.......
地獄でまた会おう」
彼は見かけによらず
驚異的なスピードで
後方に駆け抜け私を斬りつけた




