05
「○○、本当にどうしたの??」
きぼむがこっそり聞いてくる
「あの先生なんか腹立つ」
「後で聞くよ」
「うん、ありがとう」
やっぱりきぼむさすがだなーって
空気読めてるし
さすが親友だって。
「で??」
「でって今話した通りだよ
「え、それだけ??」
「それだけってひどくない!?私は真面目にイライラしてんのに」
「ほっとけばいいじゃん」
「まぁそうだけど、」
「それとも気になる??」
「な訳ないでしょ!」
私はじんぎ先生だけだ
なんて言ってみる
「そ、」
きぼむ何か反応適当だしさ、
きぼむに期待した私がバカだった。
「□□さーん」
「あ、じんぎ先生!」
「今日会議が入ったからノート明日でいい?」
「なんで私に聞くんですかw
いいですけど」
「ごめんね~」
「大丈夫ですよーw」
優しいよ、本当
「よかったね」
「うん」
てテンションあがってたのにさ、
『□□さーん』
「はーいー」
『今日の放課後からの英語の補習の手紙預かってます』
「あ、」
「忘れてたんだね」
「きぼむ~」
「遅くなりそうだから先帰る」
「え、ひどい」
「嘘だよ、待っててあげる」
「あーもうさすがきぼむ~大好き~」
「気持ち悪いなぁ」
「え、ひどいひどい!」
「わかった、うるさい」
「むぅ」
「むぅとか可愛くないからやめて」
「はいはい、やめます~」
ひどすぎる
優しいのかひどいのかどっちよ