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真っ暗な光  作者: 54
第一章 僕/私/俺の心の深淵が見えるのは誰なんだ
2/21

1/2ヘクタール

言いたい事は特にありません。

昨日 自分が嫌いになった

今日 生きてることが嫌になった

明日 言葉が嫌いになるだろう

だからどうした

そんな言葉は要らない

生きる

そんな言葉は要らない

死ぬ

そんな言葉は要らない

優しさ

そんな言葉は要らない

言葉

そんな言葉は要らない

全部

そんな言葉は要らない

要らない

という言葉も

要らない

私も僕も要らない

好きも嫌いも要らない

光も闇も要らない

食べるも飲むも

赤も青も

AもBも

空も海も陸も

日本も中国もアメリカも

宇宙 地球 太陽

心 身体 涙

全部全部ぜーんぶ

無くなってしまえ

そんな言葉も要らない

というのも要らない

私の存在は もっと要らない

だから 私は誰にも会わない

そして 誰も要らない


1/2ヘクタールの敷地内で

壊れるような声で叫んだんだ

1/2ヘクタールって結構狭いぞ。

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