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83話 貴族騎士と庶民騎士

大変時間がかかりまして、申し訳ないデス……。


見直しが相変わらず、ザルなので後々修正・加筆します。ハイ。



 騎士科には特別なコースがあるのだ、とイオは唐突に言った。



首を傾げる私に他の二人は納得したらしく、疲れたようなため息を吐いている。

私の様子を見たイオは、私の良く知る表情を浮かべて教えてくれた。



「特別なコースっていうのは、将来王族の護衛ができる唯一の手段なんだ。王族の護衛を任されることは騎士にとって最大の名誉であり誇りでもある、と貴族騎士は考えているんだよ」


「ごめん、イオ。その貴族騎士って何?」


「ああ、そっか。錬金科ならわからない人の方が多いかもしれないね。ライムさん、わからないことは何でも聞いてくれた方が助かるし、遠慮なく聞いてね。僕も知っていることは答えられる範囲で答えるから」


「リアンはイオを見習うべきだと思う。心から」


「僕が君に気を使う理由も必要性もまるでないんだが」


「ええと、話を続けるよ―――…貴族騎士っていうのは『貴族出身者』もしくは『貴族の様な振る舞い』をする騎士に対して使う言葉なんだ。対義語としては庶民騎士っていうのがあるかな。どっちも、まあ……多少悪意が込められてるから貴族の前では積極的に使わない方がいい。僕は“この場”だから口にしたけどね」



私たちを見回してから取り繕うように笑うイオに、貴族であるベルは愉しそうな笑みを浮かべる。

笑いながらお茶を一口飲んで「そういう連中って割と居るのよね」と呟く。



「それで、騎士科に入る貴族騎士たちの殆どが“特別コース”を目的として入ってくるんだ。勿論、特別コースに進めるのはかなりの少人数だから大多数が落ちるんだけどね」


「でもその“特別コース”とエルの怪我がどう関係あるの?」


「特別コースに進む必要最低限の条件が、第二学年に上がるまで優秀な成績を修める事なんだ」


「……騎士科の成績のつけ方って実力重視だって言ってたよね、確か」


「うん、その通りだよ。チーム制で動いていても、個人の働きは評価される。リーダーシップだけじゃなくて状況把握や判断、仲間との連携の取り方や教員たち若しくは周囲の人間との関係構築の仕方、人間性なんかが見られるらしい。ただ、純粋な戦闘能力を所有している事が大前提だから……―――討伐した魔物やモンスターの数や種類が一番大きく影響するんだ」



イオの最後の一言で私も状況が何となく飲み込めた。


 言葉を失う私にイオは目を伏せ、飲み物を一口飲んでから“その時”の状況を話し始める。

その声に感情や温度は一切含まれていない。



「エルが怪我をしたのは三度目に夜の見張り番が宛がわれた日でした。五人で一班だけど、今まで通りなら身分に関係なく組まされる事になっていた……――― ここまで言えば予想がつくと思いますが、今年は違って、見事に身分が反映されていました。僕たち生徒だけならまだしも、教員も一部の人間しか知らなかったみたいです。現場でも軽い言い争いになっていましたから」



 パッと脳裏によぎったのは“冒険者上がり”だという教師と貴族であることを隠しもしない教師の姿。

詳しく聞いていいものか悩んでいると私の考えを見透かしたらしいイオが苦笑しながら教えてくれた。



「ええと、二十人に一人教員がつくことになっているんだ。後はサポートの為に臨時教員が二人同行していたから、教員は全部で七人。貴族が三人、元貴族が一人。あとは元冒険者か騎士団に所属していた庶民騎士が三人」


「ちょっと待って。貴族はわかるんだけど元貴族ってどういうこと? 貴族って辞められるの?!」


「手続きは必要ですけれど辞められますわ。辞める理由は色々ありますけど、大体が家督争いに敗れて貴族籍を抜かれたり、責任を取るという形で家から出されたり……といった所かしら。自分から貴族籍を放棄するという人もいますわ。貴族に生まれても三男以降は殆ど家から出されますし」



なんでも、家の為にならない者を血税で養うというのは外聞的にも良くないらしい。


 ベルと一緒に生活するようになってから貴族の事情を少しだけ聞く機会ができた。

でも貴族を辞めることができるっていうのは知らなかった。

感心しているとイオが再び話を始める。



「夜の見張りは二班編成で運悪く貴族ばかりの班と合同だったんです。まぁ、雑務は全部こっち任せで、成績に大きく影響する魔物やモンスターの討伐ばかりやっていましたが。それで何度か教員に注意もされていたんですけど……貴族籍の教員は何も言わずに見ていただけ。だから彼らは“やっても問題にならない”と判断したらしく“侵入禁止区域”に入った」


「禁止区域……? イズン湿地にそんな場所はなかったと記憶しているが」


「亜種のポイズンマンティスについて事前情報があった為に禁止区域に指定されてたのです。侵入禁止といっても、教員と日があるうちにという条件で一班ずつ毎日見回りをしていました。大小さまざまな沼が点在している場所があって、その場所にはモンスターが集まりやすいですからね」



何となく私にも話が分かってきた。

凄い顔をしていたらしく、イオが眉尻を下げてこちらを見ている。



「彼らはそこで評価を上げるついでに素材を回収して小遣い稼ぎをしようと、ユーベルフライを狩り始めたそうです。最初はある程度対応できていたようなのですが次第に数が増えて解毒剤での回復が間に合わなくなり、撤退しようとしたところに―――……ポイズンマンティスの亜種が現れた、そう聞いてます」


「聞いている? 目撃者がいたのか」


「ええ、まぁ。僕らの班には斥候部門と情報部門に進みたいと言っている見習い騎士がいたので彼らに後を追って貰ったんです。学院からの指示は“二班で夜の番をする”というものでしたから」



そういうものなのかとベルやリアンを見ると二人とも納得しつつも、感心したような視線をイオに向けている。



「エルってそのどっちでもないよね、なんで怪我したの? まさか助けに行ったとか」


「ええ、行きました。ただ、助けようと思っていたのは自分たちの仲間です。情報部門に進みたいと言っていた仲間が慌てて戻ってきて、自分たちの方にもユーベルフライやポイズンマンティスが向かって来そうだからあの場所から離れる手伝いに来てくれ、と」


「対応としては間違っていませんわね。そこで仲間を庇ってあの怪我を負った、と」



盛大な溜息を吐いたベルにイオは何かを悔やむように眉を寄せて、ゆっくり首を横に振った。

 イオは一口お茶を飲んで口を開く。

その表情は暗く何処か澱んで見えた。



「仲間を逃がして、自分たちも撤退しようとしたところで相手のリーダーがエルに『助けて』と“救助を要請”されたんです。その時、既に彼の仲間五人のうち二人はポイズンマンティスに捕食され、残りの二人は毒に侵され腕や足を失いながら毒の沼から這い上がり必死にこちらへ向かって来るところでしたから彼の周りには誰もいなかった」



想像するまでもなく、かなりの惨状だったことが分かって思わず息を飲む。

 沼の中に入ってしまえば思う様に身動きが取れないのは当たり前で、常識だ。

まして見習いとはいえ騎士となればそこそこの重量がある装備を身に着けている。




(自業自得だとは言っても目の前で仲間がモンスターに喰われて、自分の命も危ないという状況になったら……―――?)



 ふっとそんな考えが頭をよぎる。

そこまで考えた所で隣に座っていたベルに手を握られた。

絹の手袋をつけたベルの手からじわりと熱が伝わってきて恐る恐る視線を向けると綺麗な赤が私を見ている。



「ライム。私たちは態々危険を冒すようなことはしないわ。安心なさい」


「う、うん……それはわかってるんだけど」


「君は無駄に想像力が豊かだな。僕らがそんな愚かな真似をするはずがないだろう。それに、もし僕らが一連の行動を取ったとしてもそう簡単にやられるはずがない。対策は万全にしていくからな」


「あのっ! すいません、話をするにしてもきちんと配慮すべきでした」



申し訳なさそうにこちらを見るイオに慌てて平気だから続けて欲しいと強く言えば、渋々といった形で話を再開する。

ベルはまだ手を握っていてくれて、リアンは呆れたように息を吐きながら減ったお茶をカップに入れてくれた。



「助けを求められたエルは、迷うことなく踵を返しました。僕も仲間を安全な所へ避難させて戻り、助けを求めていた彼を引きずり出して―――……そこで、彼の背後にいた大型のポイズンマンティスの首が飛ぶのを見ました」


「倒せたんですの?」


「はい。その時僕らの前にいたのは『通常のポイズンマンティス』でしたからエル一人で充分です。僕でも倒せたでしょうね ――――………ただ、その後がまずかったんです。警戒しつつ後退し始めた時、安堵からか助けた貴族が僕らに文句を言い始めた。それが聞こえていたのか、元々目を付けていたのかまではわかりませんが、結果として泥の中に潜んでいたポイズンクレイマンティスが喚く彼を仕留めようとしていて……―――」


「それをエルが庇った、と」



ため息交じりの低いリアンの声にイオが項垂れる。


 その後は斥候役の仲間が呼びに行った教員が駆けつけて僕らの命は助かりました、と言うイオの手は白くなるほど握り締められていた。

力が籠められ過ぎて白くなった拳は小刻みに震えている。



「最初に治療されたのは貴族でした。どう見ても“助かる確率の高い重傷者”はエルだったのは一目瞭然でしたよ……なのに貴族側の教員が最初に治療するように指示を出した相手は、治る見込みの少ない貴族側の二人だった。僕らの担当教員も猛抗議しましたが……取り合ってもくれず、邪魔だと言いながらエルに使おうとしていた回復薬や解毒剤も取り上げられて……その場に放置されたんです」



まさか目の前が黒くなる瞬間を体験するとは思いませんでした、とイオは力なく笑う。



「なに、それ……っ?! そんなの教師でも何でもないじゃん! 勝手に突っ走ってズルしようとした貴族をなんで先に助けるの?! どう考えたって正しい行動したエルを助ける方が先なのにっ」



私が薬を持って居たからいいものの、それが無ければ今頃エルは利き腕を失っていた。

腕だけならまだしも、命だって危なかったことくらい私にでもわかる。



「ただ、担当教員が万が一の為に控えていた小型の特急馬車にエルを乗せて僕に応急処置の指示を出し、全速力で皆さんの工房まで送ってくれたんです」


「ある程度予測はしていたけど胸糞悪いったらないわね。状況判断ができないとか脳みそ涌いてんじゃないの、その教員」



腕組に加えて、長く引き締まった綺麗な足を組むベルはまさしくお嬢様だ。

……見た目だけなら。


 ぎょっとしたように目を見開いて少しベルから距離を取ったイオに私は思わず生温い視線を向けてしまった。

そんなことしてる場合じゃないんだけど、ちゃんと反応する辺りがイオだなーって思って。


 チラチラと助けを求める様に困惑し切った視線を向けて来ている彼には悪いけど、これ以上口を開くと余計なことだったり悪口しか出て来ないのは分かっていたから黙ってお茶を飲み干した。



「イオ。君の担当教員は今どこにいる。学院か?」


「え、ええ。僕らを下ろした後学院に向った筈です。上に相談するって怒ってましたから」


「なるほど、それならウチの工房に戻ってくるな。今回使った薬だが、全額負担とまでいかなくとも騎士科で負担するように掛け合ってみよう」


「すいません……本当に」


「構わない。君たちでは一生かかって返せるかどうかという金額だから元々掛け合うつもりだった」



淡々と話すリアンと申し訳なさそうに項垂れるイオを眺めながら、口から出かけた言葉をどうにか飲み込んだ。



(お金はいらない、って言ったら駄目なんだよね。きっと)



私としては“友達”を助ける為に自分の意志で勝手に使ったものだと思ってる。

 おばーちゃんが生きていたら間違いなく使っていただろうし、作成者はおばーちゃんなんだからおばーちゃんの意志に沿うような利用法をすべきだと思うんだけどな。


その一時間後、工房の扉がノックされた。

ノックというにはいささか乱暴な音にパッと視線が向く。

腰を上げたのはリアンだった。

 中身の分からない小瓶を鑑定しては内容を記したタグをつけるという作業の手を止め、耳に意識を集中させる。

ぼそぼそとしか聞こえないけど、リアンの声色は硬く冷たい。



「―――……騎士科の担当教員と騎士科長、財政管理を任されている会計部の三名がいらっしゃった。ライム、すまないがお茶の準備を」



完全に目が据わっているのに笑顔を張り付けたままのリアンに、私は逃げるように台所へ向かった。

もう今日はいっぱいいっぱいだから後にして欲しいんですけど、なんて本音はとても言えそうにない。




◇◆◇




 人数分のお茶を用意して、提供したのは五分前のこと。


 この5分間、誰も話を始めないまま重たい沈黙と殺気っぽいもので工房内はかなり殺伐としている。

心なしか寒さすら感じる空間には、同じ工房生の笑顔を張り付けたリアンとお嬢様然としたベルがいて、

一番端っこに座る私の横には当事者の一人でもあるイオが無表情で座っている。


 対する学院から来たという三名もまた、神妙な面持ちだった。

エルやイオの担当教員は目を伏せて押し黙っているし、騎士科長だと思われる背筋が強面でがっしりしたオジサンは厳しい表情でじっと私たちを見たまま微動だにしない。

最後の一人はひょろりとした頼りなさげな男の人なんだけど、非常に気まずそうだ。



「――……このままでは埒があきませんので、用件を聞かせていただきたいのですが」



口火を切ったのはリアンだ。


 結構気が短い事と今日の予定を思い出すに、調合時間がこうして無駄に消費されてるのがすっごく気に入らないんだと思う。



「あ、ああ。まずエルダー・ボアの容態を聞かせて欲しい」



リアンがチラリとイオに視線を向けた。

イオは微動だにせず無表情で教師陣を眺めていてリアンの視線には気づかない。

普段とは明らかに様子が違うイオに任せるのは不安だったらしく、小さく息を吐いて呆れた様に担当教員とその隣にいる騎士科長に視線を向ける。



「彼でしたら完治させました」


「完治……っ?! あの怪我を完治させる手段なんて…―――」



座っていた椅子から立ち上がった担当教員はエルの状態を知っているからこその反応。


 隣にいる二人は半信半疑って感じみたいだ。

見かねたリアンは小さく息を吐いて私の作業台へ手の平を向けた。



「治療を完了してまだ一時間しか経っていないので動かしてはいません。説明するよりも直接見た方が早いでしょう、ついてきてください」



作業台へ向かう僅かな間にリアンは教師陣に二度ほど“周りにある全てのモノに触れるな”と釘を刺した。



「僕らは友人である彼らに対してどのような対応を取ったのか聞いていますので、信憑性などは抜きにしてもあなた方にいい印象はありませんし、信用も出来ません。その上で説明しますが、ここにある基本設備や建物・土地は全て学院から借り受けています。ただ、道具や専門的な設備は全て個人の持ち物です。破損させたり不利益が生じるような事態になった場合は、相応の金銭負担をしていただきますのでそのつもりで―――……ああ、金額は大したことありませんよ。借金奴隷に堕ちて下さればギリギリ返金できる程度ですから」



教師陣の動きが一瞬鈍くなったものの、彼らは表情に出すことはなかった。


 ただ、青ざめた担当教員と会計部の職員は少しだけ気の毒に思う。

特に会計部の人は手続きとか調査の為に連れて来られたっぽいし。

素知らぬ顔でリアンは私の作業台の前に立って貼り付けた優等生の顔でにこりと笑う。



「どうぞ。ご自身の目でご確認ください」



目が笑っていない事には全員が気づいているだろう。

 けれど、誰も何も言わないままに大人たちは作業台へ。

作業台の上で眠るエルには薄めの毛布を掛けてあったけど、怪我をした方の腕だけは出したままだ。




「まさか本当に治ってるとは」


「報告では皮一枚を残して亜種のポイズンマンティスに腕を斬られたとのことだが、魔術なしで治療できるのならば騎士団に報告を上げた方が良いかもしれん」


「待ってください、一応『しっかり動く』か確認してからの方が宜しいのでは? 見た目だけ治すことならば恐らく可能でしょうし……あの、私たちは錬金術で作られたアイテムには疎いのです。どんなアイテムを使用したのか教えて貰ってもいいでしょうか」



傷があった右腕に触れたり熱心に傷口を探しながら自分勝手に話す背中を私たちは何とも言えない気持ちで見ていた。


 担当教員の声には安堵が滲んでいて、少なからずエルのことを心配していたことが分かる。

それはいいんだけど、私が気に入らないのは騎士科長だ。

完全にエルよりも『傷が治った』という点しか見ていなくって腹が立った。



(こんな人が一番上にいるから貴族が好き勝手してるんじゃないの? そもそも解毒剤の件だってちゃんと指導すればエルたちが困るようなことにはならなかった)



文句を言いたくても、一番文句を言っていいエルはまだ眠っているしイオは無表情なままだ。

 ベルとリアンの視線も急激に温度を失くしていくのが分かって、私たち全員が似たような気持ちであるという事実だけが私の口を縫い留めていた。




= アイテム =

【再生薬】

命の水+黄泉の糸+竜血石+賢者の欠片+司祭の聖薬+融和薬。

 奇跡の薬とも呼ばれる。腕や足などの部位を接合し神経などを再生できる。

分かりやすく言えば肉体接着剤。接着剤的役割なので繋げる部位が無ければ意味がない。

多少えぐられた肉などを再生する力もあるが、新たにやすことはできない。

素材が貴重かつ高レベルではあるものの集められないこともない。薄桃色。


【予防薬】

万病の素+解毒薬+中級回復薬+融和薬。

 大きな病や怪我の後、流行り病などにかからないよう飲む薬。苦い。

万病の素の量を間違えると別の薬になるので注意。

色はトロミのある黄金色。失敗するとドロッとした黒紫色に。


【上級万能薬】

万能薬+滋養薬+アオ草の塊根+聖酒+融和薬。

万能薬の上位版。万能薬、上級万能薬の二種類しかない。

基本的に素材は効力が高いものに変換され、薬同士の調合になるので計量は正確性が求められる。上級万能薬の材料は比較的安価ではあるものの、技量が必要。

 効果は複数の状態異常を回復できる。

銀貨7枚から。

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