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44話 得意分野と素材の入手方法

再び、遅くなってすいませんでした…!!

話が終わらない…なぜだ。あれか、三人の会話になると筆が無駄に進むからか!?


そんなことを考えつつ、とりあえず投稿。

話ししながらご飯食べて、調合しながらお話してるっていう回。平和やな。




 エル達騎士科の生徒が帰った後は食事をとってそこから怒涛の調合三昧だった。



 魔力が切れるギリギリまで調合して、切れそうになるとお茶やポーションで回復させて…っていう殆ど休憩なしの状態。

最終的にお茶の入ったポットを各作業台の横に置いて飲みながら調合していたくらいだ。


 ベルやリアンがヨロヨロと自室に戻っていくのを見送ってから私は毛布を部屋から持ち出してソファの上で休んだ。

 これだと起きて直ぐに調合できるし、寝ると魔力って回復するから調合してから朝食の準備だってできる。

時間を考えると少しでも長く調合しておきたいんだよね…まぁ、朝の水遣りだけはするけどさ。

気分転換にもなるし。


 ということでソファの上で熟睡した私が丁度目を覚ました所で二階からリアンが普段通りのきっちりした錬金服で降りてきた。




「おはよー、いつもより早いね」


「ああ、おは………ライム、君はそのままソファで寝たのか?」


「この方が効率いいし。このソファ大きい上に寝心地抜群だから熟睡できたよ。リアンもここで寝たら?もう一つあるし」


「遠慮しておこう。君もあまりソファで寝る習慣をつけないでくれ、今回は大目に見るが」


「はーい。でもさ、暖房代の節約にもなるんだよね、冬だと。ほら、釜って常時沸いてるでしょ?だから部屋の温度もある程度一定になるみたい」



 私の言葉でリアンも調合釜へ視線を向けたが直ぐに溜息をついて首を振った。

顔を洗いに行くというので私は先に水遣りを済ませて、リアンが調合の準備をしている間に顔を洗い、朝食の準備に取り掛かる。


 簡単にだけどリアンが用意してくれたらしい高級チーズやらバター、塩漬け肉なんかでオムレツを作って、温めた野菜にソースをかけたもの、これも用意されていた黒パンを切り、適度に温めてから並べているとベルも起きてきた。



「はぁ…寝た気がしませんわ。おはようございます」


「おはよう。丁度ご飯が出来たから先に食べて。顔洗いたいだろうけど」


「そうさせていただきますわ。紅茶は私が淹れますから先に座っていなさいな…ああ、一応今日もアルミスティーはポットに入れて各テーブルに置いておきますからなくなったら言ってくださいませ。昼食のあとに継ぎ足すつもりではありますけど」



いつもより簡単に髪をまとめたベルが自分の席へ座ると、丁度在庫などを確認していたらしいリアンが地下から戻ってきた。



「ようやく起きてきたか。調合素材はある程度作業台に準備してあるが、足りなければ自分で補充してくれ。不足した時に備えて地下に幾つか運び込ませてあるから数は足りると思うが…足りなければ追加発注をかけておく」


「女の支度には時間がかかるものですわ。貴方たちが早すぎるのよ。私だって普段より2時間も早く起きてますのに…ああ、それと朝食ができたそうですから、温かいうちに食べますわよ」


「今日はチーズオムレツだよ。リアンがチーズ頼んでくれたみたいだし、奮発してみた。美味しいよね、チーズオムレツ」


「丁度大量に仕入れたとかで弟が融通してくれたんだ。なるほど…こういう風な料理にも使えたのか」



感心したように皿の上のオムレツを見ながらリアンも席に着いた。


 それぞれお祈りや食事の挨拶を済ませて食べ始めるんだけど、この2人…食べるのが早い。

食べ方は綺麗だからわかりにくいんだけど、すごい勢いでなくなるんだよね。

朝はお腹空いてるから気持ちはわかるけどさー。



「そういえば今日は1日解毒剤と薬酒の調合…ってことでいいんだよね?」


「ああ。薬は朝の6刻に取りに来るそうだ。手紙が来ていた」



ほら、と懐から出された手紙には明日取りに来る時刻が書かれていた。

 多分急いで書いたらしく、結構な殴り書き具合だけど押してあるハンコが学院の校章だったからもしかして、と思って聞いてみる。



「これって学院にある”投函箱”からきたやつ?」


「投函箱を知っていたのか。校章が押してある手紙は基本的に学院から届いたもので、投函箱から振り分けられている。工房生も生徒であることに変わりはないからライムも生徒や教師に手紙を出すなら投函箱を利用するといい」


「本当にあったんだ。エルから聞いてはいたけど…初めて見た。今度学院に行った時に探してみようかな、投函箱」


「見ても面白いものではないと思うが…まぁいい」



妙なものを見たがるんだな、と呆れたような視線を向けられるけど手紙のやりとりが殆どない田舎で暮らしていた私にとって投函箱や手紙はかなり珍しいものなんだよね。



「それはそうと昨日の調合でどのくらいの解毒剤ができていますの?」


「昨日の午後で18できているから、合計で48だな。昨夜は今日使う分の薬酒を作った分思うように調合できなかったということも影響しているが…まぁ、最低限50は揃えられる。ただ、あちらとしても多ければ多いほどいいのだろう。今現在使用可能な薬酒は全て使い切って構わない。原材料の薬酒に時間がかかるから、まず薬酒を調合してから解毒剤に取り掛かるのがいいだろう」


「わかりましたわ。13刻半くらいには朝作った分の薬酒が使えますわね。私、連続で薬酒の調合をしますわよ。数が多い方がいいのでしょう?」


「そう…だな、僕も同じように薬酒の連続調合を行おう。ライムは一度調合したら直ぐに解毒剤の調合へ取り掛かってくれ」


「了解。でも、これなら夕食くらいまでにある程度は揃えられそうだね」


「本当に良かったですわ。毒などの状態異常は命に関わりますもの。早期に治療しなければ後遺症が残ることも少なくないですし、冒険者でも必ず一つは解毒剤や万能薬は持って歩くのです。本当は麻痺用の薬も用意した方がいいのですけれど」


「麻痺って…え、毒を持つモンスターが出るんじゃないの?」


「でますわよ、勿論。ですが、あの湿地には夕方から夜の間、毒の沼周辺でユーベルフライという通称“災いを運ぶ蝶”が出るのですわ。この蝶はまぁ…大きな蛾とでも言うべきなのかもしれませんけれど、鱗粉が厄介なのです。魔法や遠距離からの攻撃ならば問題なく倒せるのですけれど、近距離中距離の武器を扱うものにとっては鬼門で、対処法を知らなければあっという間に麻痺や眠り、毒、幻覚などの状態異常にかかってしまうのです」



お上品に食事をしながら告げられる内容は中々に強烈で思わず私とリアンは食事をとる手を止めた。

 ベルはといえば、美味しそうにスープを飲んで小さく“このスープも美味しいですわね”なんて呟いている。



「……ベル、その蝶って」


「夜間は沼で交配相手を探すらしいのですけれど、月がない夜でも淡く光って美しいと聞きますわ。鱗粉も発光する性質があるとかで一時期貴族の間で取引されていましたけれど…馬鹿な貴族の何名かが瓶などを開けて鱗粉を吸い込んで死んでいることから毒物として扱うことになったという経緯もあるとか」


「ち、ちなみにベルはそのおっかない蝶々と戦ったこと、ある?」



恐る恐る尋ねるとベルは形のいい眉を寄せた。

忌々しいというよりは生理的に受け付けないものに触れたようなそんな表情にみえる。



「よしてくださいな、私、ああいった羽の生えた虫って嫌いですの。小さいものなら許容できますけれど…戦いごたえもないですし戦いたいとも思いませんわ」


「そ、そうなんだ…でも詳しいんだね。ちょっとびっくり。私ユーベルフライ?っていう名前も初めて聞いたもん」



ねぇ、とリアンに話を振るとリアンは眼鏡の位置を直しながら口を開いた。

どうやら、彼も知っているらしい。



「ユーベルフライについては聞いたことがある。といっても、その鱗粉についてだがな」


「貴方が知っているということは何らかの商品価値でもあるのかしら」



挑発的な視線をリアンに向けたベルだったけれど直ぐに空になったスープカップを見てチラッと私に視線を向けた。

 物足りなさそうなところを見るとスープのおかわり、かな?



「ベル、スープならおかわりあるよ。かなり多めに作ったから持ってこようか?リアンもおかわりいるなら一緒に持って来るけど」



どうする?と聞く前に2人が空になったスープカップを差し出したので思わず笑っちゃった。

 なんだかんだで息が合うんだよね、この2人って。

さほど離れていないキッチンの大鍋からスープをよそって戻る時に、キッチンの横に結構な量のキャロ根が積まれている。

 スープには結構な量使ったけど…まだまだ沢山あった。

で、その横にはアリルが数個。

 スープを2人に渡してから自分用にも少しだけ注いだスープを飲んでいるとリアンが再び口を開いた。



「ユーベルフライの鱗粉についてだが…“魅惑の鱗粉”や“魔の誘惑”などと称されている。暗闇で発光し水を弾く撥水効果があることから、一部の武器や防具などに塗料として用いられているんだ。無論、この塗料として使うには加工が必要で、ユーベルフライの鱗粉といくつかの素材を調合することで特殊な染料ができるらしい。他にも、この鱗粉は麻痺と幻覚を回復する回復薬の素材にもなっている。これらを応用して麻痺・毒・幻覚を防ぐ為の口布も作られているな」


「口布って口と鼻を覆う布のことだよね。ってことは近距離で戦う方法って」


「そうですわ。その布を巻くことが一番良い方法とされていて、ユーベルフライがいる地域で野営をする際は口布を巻いたまま寝るのです。普通の布でも多少の効果はありますからしないよりはしておくべきですわね。口布がない場合は、ユーベルフライに泥をかけて飛べなくする、というのがありますけれど…結構素早いと聞きますし、慣れないと難しいと聞いたことがあります」



ベルとリアンの2人はかなり物知りだと思う。


 リアンは道具やアイテム、錬金素材などに限らず知識が豊富だし、ベルは戦闘やモンスター・魔物に対する情報、冒険者や騎士でなければ知らないであろう実践的な情報をかなり持っている。

 私といえば…主に食べ物の加工とか生活に関するちょっとのことくらい?



「2人共物知りだよね、私そういうことあんまり知らないからなぁ。調合に使えそうなものに関しては勘でなんとなくわかるんだけど…」


「それはそれで凄いと思いますわ。それに、ライムは料理ができますでしょう。それで十分すぎます」


「得意分野というものが人にはあるからな。僕としては一般常識を早々に身につけて欲しいところだが」



なんとも失礼なことを言うリアンにむっと頬を膨らませると、ベルまで小さな声で同意し始めたので、そんなに常識がないのだろうかと自分の行動を思い返してみるけど…イマイチよくわからない。



「それはそうと、調合がひと段落したらキャロ根でジャム作ろうと思うんだけど時間少しもらってもいい?結構な量があるんだよね」



ほら、と台所の一角に出来た橙色の小さな山を指差してみる。

結構な量のそれを2人も確認したみたいだけど直ぐに2人共首を傾げた。



「構わないが…キャロ根でジャムが作れるのか?」


「あまり想像できませんけれど美味しいんですの?」


「え、食べたことない?保存食として結構重宝するんだよ。パンに塗ったり、料理の隠し味に使ったり色々使えるし」


「料理に関してはライムに任せていますし、私は構いませんわよ」


「僕も構わない。にしても、あの量…オマケがどうのと言っていたが量を考えるように弟に言っておく」



はぁ、と呆れたような小さな溜息とともに私たちは再び残り少ない食事を口の中に詰め込む作業を再開した。


 片付けをしている時、ベルからこっそり「また、チーズオムレツを作ってくださいませんこと?」なんて耳打ちされたり、リアンが他にどんなチーズ料理が作れるか聞いてきたりした以外は至って普通の朝食だった。




◆◇◆




 食事を終えた私たちはそれぞれ調合に入った。


用意された薬酒の素材で調合を終えると直ぐに解毒剤の調合に移る。

 グルグルと釜をかき混ぜながらこの作業にも大分慣れてきたなぁなんて思わず呟けば、リアンやベルも同じことを考えていたのか相槌が返ってきた。



「もしかして、お店始めたら毎日こんな感じになるのかな?」


「それはちょっと遠慮したいですわね…これでは調合に忙殺されて自分のこともおざなりになってしまいますわよ」


「運営方法にもよるだろうな。幸い、3人いるから役割や当番などを決めることでどうにでもなる。まぁ、緊急の依頼などが入ったら今回のようなことになるだろうが…あまりそういった依頼は受けたくないものだな。相手にもよるが、基本的に旨味が少ない。今回の件は、消費したアイテムなどを金額に換算すると明らかに赤字だ」


「う。そ、それは確かに…リアンやベルの持ち出しがなかったらここまで数もできてないもんね」



使ったアルミスティーや魔力ポーション、他にも購入した酒の素や食材などなど。

食費を含まなかったとしても赤字なのは計算しなくてもわかる。



「仕方ありませんわ。相手が相手ですもの…見習い騎士の支払える金額は大体推して図るべきでしょうし。あとは…彼らが持ってくる素材次第といったところかしら」


「まぁ、な。ただ期待はあまりしない方がいいだろう。一応欲しい物のリストは書いて渡しておくが…あくまで可能な範囲だからな。高レベルの素材は今の僕たちでは手に負えないから、保存が効く物だけを挙げておくつもりだが…鱗粉などは難しいだろう」


「確か鱗粉の採取を専門に請け負う冒険者グループなんかもいた筈ですし、いざとなればそちらに依頼するのがいいでしょうね。割高になりそうですけれど」


「素材を持ってきてくれる冒険者がいるの?」



てっきり護衛や討伐をするのが冒険者だと思っていたので驚いて聞くと、2人は当然のことのように何を言っているのかという視線を向けてくる。


 う、もしかしてこれも常識だったり…?



「冒険者に欲しい素材を依頼するのは当たり前のことですわよ。高レベルの素材ほど色々と割高で、確実に入手できるとは限らないのでダメ元でっていうのが少し前までの常識でしたけれど、今では採取を専門にしているチームも少なくないですわ」


「そのような冒険者に頼むときは事前に評判などを気にしておく必要があるがな。新しい、というか新米の冒険者はどちらかといえば討伐よりも採取で稼ぐ方が多い。きちんと採取方法を知っているかどうかの見極めは結構難しい。確実に状態のいい物を手に入れたいなら実績のある中堅クラスの冒険者に頼むのが一番だろう」



冒険者にも色々あるんだなぁ、なんて考えているとベルが続ける。


 ベルによると騎士科でも最近錬金科や召喚科からの採取依頼を受けることも増えているという。

勿論、生徒間のやりとりと言っても学院内で“依頼掲示板”に張り出され、できそうなもののみを受けるという形になっているから身の丈に合わない採取は学院側で止められるか受理されないらしい。



「始めたばかりということもあってか問題点もいくつかあるそうですわ。ただ、騎士科の生徒でも貴族出身者が自分よりも低い身分のモノに対して強引な売り込みをしたり、逆に錬金科や召喚科の生徒が出した依頼の半額にも満たない金額で品物を受け取ったりする事案がかなりあるようですわ。勿論、ちゃんとやり取りをしている者もいるようですけれど…リアンやライムは貴族出身者ではないから気をつけるに越したことはありませんわね」



他にも学院を通さない“裏取引”も結構な数横行しているらしい。

 これが友人間のことであればいいけれど、そうでないケースが多いんだとか。



「ねぇ、ちょっと思ったんだけど今回の報酬ってその裏取引っていうのになるんじゃないの?」


「――――…そういえば、そうですわね」



はた、とベルも目を瞬かせるが直ぐにリアンがため息混じりに首を横に振った。



「僕の方で今回の依頼について学院に報告している。正確に言えば、工房制度を担当しているワート教授にだが。報酬の支払い方に関しても報告したが問題ないとのことだった。ああ、それと臨時で正規報酬の半分にあたる金額を学院の騎士科が補填してくれるとのことだ。今回のは学院側の尻拭い的な要因もあるからな。もう解毒剤を作れるのかと教授は驚いていたが念の為作った解毒剤をいくつか見せたが問題なしとのことだった」



鑑定をしているから当然だがな、と付け足すあたりがリアンらしい。

 というか、いつの間に…?と驚いたものの、問題ないとのことだったのでちょっとだけ安心した。



「ん?でも待って…それだとエルたちから貰う報酬って」


「それとこれとは話が別だろう。毎回あるものでもないし、赤字分の補填程度に考えておけばギリギリ黒字といったところだ。なにより、依頼者から適正に料金をもらうのは当然の権利だぞ」


「……なんというか、貴方本当に根っからの“商人”ですわよね」



 その後は他愛のない世間話何かをしつつ解毒剤の量産に励んだ。

なんとか夕方には50を越える解毒剤を作れそうだし、これならエルたちも少しは助かるんじゃないかな。


 


ここまで読んでくださってありがとうございます。


まだじわじわ続きますー。

用語など、適当に作者用にUPされます。話の終わりにも掲載しますが…。


=用語など=

【ユーベルフライ】別名[災いを運ぶ蝶]

 湿地に生息する美しい蝶。主にイズン湿地に生息している蝶のモンスター。

 大きさは全長1m程度。大きいものでも1m半で主に体当たりなどをしてくる。

 鱗粉には毒・麻痺・幻覚の作用があり、浴びると厄介。

  夜になると交配相手を探す為に沼で光り輝きながら舞うことでも有名。

 非常に美しいが災厄の舞と呼ばれるほどの鱗粉が舞うため冒険者・騎士には恐れられる。

  なお、鱗粉は「魅惑の鱗粉」などと呼ばれ錬金術の素材になる。

 対策としては特殊な加工をした口布で口や鼻を覆うこと。


【万能薬】

解毒剤+イーズの根+栄養剤+聖水。

 まず、イーズの根を栄養剤に漬け込んで半日置く。

栄養剤を吸った根を細かく切って聖水と共に釜へ入れて、低音でじっくり根がなくなるまで魔力を注いで混ぜる。

完全に根がなくなった所で解毒剤を3回に分けて加え、高温で一気に手早く仕上げる。

毒・猛毒・麻痺・魅了・眠り・恐慌・呪いに効果がある。

ひとつ辺り銀貨3枚はするが、お守り替わりに冒険者や騎士は必ず1つは持ち歩くらしい。



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