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292話 季節と人生の変わり目

なんとか、更新できました!

思ったより進まなかった・・・orz



 トライグル王国に入ってすぐに「あ、別の国にいたんだな」と実感した。



 空気が乾燥したものから、草木の匂いを微かに含んだ冷たい風に変わったのだ。

ちょっと寒いね、と話をしつつ追加の毛布とワインを御者であるフィガさんとリウさんに渡し、乗車する。


 馬車の中にも風は入ってくるので、馬車の中に追加で布を張っているんだけど、それでも気温が低くなっているのは変わりなく、熱が上がって来たマリー達の世話をする。

汗をぬぐって、氷を砕いたものを防水袋に入れ、タオルを袋の中で冷やし、絞ってから額にのせる。


 基本的にこれを繰り返すだけなんだけど、意識が戻ったら、程よく冷やした塩・砂糖・レシナ汁を入れたものを飲ませる。

これ、おばーちゃんがいるときに作ってくれたドリンクなんだよね。


 滅多に飲めなかったけど、レシピは知っている。

グラム数を計って、揺れる馬車の中で調合じみたことをしていると手元を見ていたシシクが不思議そうな顔。



「これ、なんだ?」


「わかんないけど、熱がでて汗を沢山かいた時に飲むんだよ。普通にしている時に飲むと、美味しくないんだ。少し飲みやすいようにレシナ果汁を入れてて……飲んでみる?」


「味見だけ」



 どれどれ、と言いながら出来上がったドリンクに口を付けたシシクは眉をしかめ、何とも言えない表情に。

そうなるよね、と笑いながらディルが作ってくれた氷をポーチから出して液体を冷やすのに使った。冷たい方が飲みやすいからね。


 ぜぇ、と息を吐くクギが微かに目を開いたので、近づいてから名前を呼ぶと、ぼんやりした目が私を捕らえた。



「――……らいむ」


「うん。背中支えるから、これ飲んで」



 汗いっぱいかいたからさ、といえば頷いたので口元にカップを持って行くと少しずつ飲んでいく。ある程度飲んだところで、もういらない、と言われたのでカップをよけ、少し胃が落ち着くまで待つ間、上着を着替えさせる。

 自分で脱ぐ体力がないみたいなので、シシクに手伝ってもらって手っ取り早く服を剥ぎ、熱いお湯で温めたタオルで体を拭き、新しい服を着せた。


何度もやっている事なので、あっという間に終わる。



「よし、と。お腹がすいたら教えてね。一応、空き時間に沢山雑炊を作ったから」


「ぞーすい……こめ、のあれか」


「そうそう。卵入りだよ。あとちょっとだけ、お魚も入ってる」


「ん……次に起きたら、くう。手、にぎってろ、寝るまで」



 それだけ言ってクギはそのままぐったりと動かなくなる。

手を握っていて欲しい、というのはクギだけだ。


 最初、砂漠熱で寝込んだ夜に凄くうなされて―――暴れたんだよね。

シシクやトーネ曰く、冒険者に売られた時の状況に似てるんだって。

具合が悪くて抵抗できないようにした上で馬車に乗せられたらしく、この状況が怖いらしい。そういう事か、と納得したのでうなされるクギの手を握る。


 あの時も、暴れていたクギがピタッと動きを止め、怯えを含んだ目で私を見たから「手を握ってるから、大丈夫」と話すと彼は安心したように寝落ちした。

それから手を握ると安心できる、と学習したらしいクギは無言で私の手を取るようになったんだよね。色々人を試したけど、私じゃなきゃダメだったのだ。



「握ってるから、安心して寝ていいよ。次、起きた時にご飯だからね」



 答えはなかったけれど、スヤスヤとかなり気持ちよさそうな寝息を立てて寝始めたクギに笑う。

私としては片手が使えないのはかなり不便なんだけど、片手でできないこともない。



「にしても、慣れてるな。やっぱ。そういうの、家族から習うんだろ」


「え? ううん、これは麓で暮らす人たちに看病の方法を聞いたから知ってるだけだよ。飲み物はおばーちゃんのレシピだけど、これを飲ませて貰ったのは一回だけで、あとは自分で作って人に飲ませてたもん。私も具合が悪い時、オマケでちょっと飲んだりしたけど」


「あ? ライムが看病されてたんじゃねぇのか」



 おばーちゃんの家は私の家であって、そうではなかった。

宿屋が家だというエルと似たような感じかもしれない。

そんなことを考えつつ、自分が育った環境について少し話をしておこうと濡れタオルを時々交換しながら話す。

馬車はかなりのスピードがでていて、小さな石を乗り越えるだけでもふわっと体が浮く。



「私が有名な錬金術師の孫って言うのは、移動中に話したよね。あと、両親が冒険者で先に亡くなってるってことも」


「おう。苦労なんざしてねェな、と思っていたが、割と大変だったらしいな」



 そこまで言われて手が止まった。

苦労だとか大変だとか、考えたこともない言葉だったから。



「それで暮らしていた場所が山で、宿泊施設がなかったんだよ。だから、おばーちゃんを訪ねてくる人は、おばーちゃんの家に泊まってたんだ。来るのは半数が病気の人だったから、私が風邪をひいていたとしても、私以上に具合の悪い人が多かったから動かなきゃいけなかったんだ」


「動かなきゃって、病人だったんだろ。しかも、時系列を考えるにライムはガキだったんじゃねーか?」


「まぁ、そうだね。でも家のことはある程度できたから問題ないよ。おばーちゃんは来たお客さんの薬や求められたアイテムを作るのに忙殺されていたから、お客さんの相手は私がするしかなかったんだ」



 懐かしいな、と思いながら話すとシシクが変な顔をしていた。

使った秤を片付けながら、コンフとマリーも目を覚ましたので少し飲ませてから、着替えさせた。マリーはちゃんと仕切りを立てて私が着替えさせたので問題なし。


 一通り、落ち着いた所で今まで眠っていたトーネが目を覚ました。



「あー……悪い、なんか飲み物貰えねぇか」


「いいよ。熱い麦茶でも飲もうか」



 どうぞ、とカップに注いでシシク、トーネ、私で飲む。

 ガタガタと揺れる道で中身は少なくいれたので、直ぐに飲み終わる。二杯、三杯、と飲んだところで息を吐いた。



「砂漠熱って結構治るのに時間がかかるんだね」


「原因らしい原因がねぇからな。体がある程度回復するまでは、熱は出るぜ。といっても、ライムの作った飯食って、たっぷり休んでるから一ヶ月も――…と言いたいところだが、国によって気候というか空気が違うから、慣れるまで少しかかるかもしれんな」


「そっか。まぁ、この熱が下がって、元気になってくれるならそれでいいかな。覚えてもらわなくちゃいけないこと、沢山あるし」



 やることはたくさんだよ、といえばトーネもシシクも目を丸くして、そしてクシャリと笑った。

ガシガシと私の頭を掻きまぜ、肩を叩いて、笑う。

酷い揺れと体の中まで凍えるような冷えた空気を吐き出しながら、私はそっと荷台の後方、布で覆われた出入り口に視線を向ける。


 廃採石場に残された石の中には、宝石が混じっていることがあるらしい。

これは『忘れられし砦』で出会った鉱石屋の息子であるムルから聞いたのだ。

石の選別に時間がかかるし、場所によってはただの石しかない場所もあるから、見つかるかどうかは完全に運だとも言われたっけ。


 あと少しで帰れると思うとやっぱり採取に意識が向く。

マリーたちが大変だし、早く工房でゆっくり寝かしてあげたいから我慢一択だけどね。

ガタガタ揺れる馬車の中でふっと眠気と息苦しさのようなものを覚えて、頭を左右に振る。どうした、とシシクに聞かれたけれど何でもないよと言えば二人はそうか、と何かをいう事もなく黙りこんだ。


 暫くすさまじい勢いで廃坑道の中を跳ねるように、飛ぶように進む馬車の中、私は帰った後のことを相談しておいた方がいいだろうと口を開いた。



「んー。みんなが寝てる間で悪いんだけど、首都モルダスに戻ってからの話をしたいんだよね。どういう行動をとるのか、二人だけでも詳しく決めておかないと『誰』に『どう』聞くのか変わってくるしさ」


「なるほどな。全体でやることと言えば、俺たちの冒険者登録か?」



 やりたいことを理解してくれたトーネは、一番最初にしなくてはいけないことを口にする。

それに頷きながら、冒険者登録について職員さんから聞いたことを思い出していた。



「確か、奴隷落ちしたら『冒険者カード』が使えなくなって、代わりに『奴隷冒険者』っていう専用のカードになるんだよね」


「ああ。奴隷冒険者カードは、一定の制限がかけられてはいるが基本的に身分証代わりになる。稼いだ金は、主人のものになり、奴隷の実績も主人のものに。ただ、奴隷の実績が反映されるのは五分の一だったか?」



 うん、とその言葉にうなずく。

昔、大量の奴隷を使って冒険者ランクを上げた人が結構いたらしい。

実績がなくても役職に就ける可能性がある、というのを重くみた様々な偉い人達が策を講じ、今では不正が限りなく少ない運営ができているそうだ。



「職業訓練として『大工』はあると思うけど、私は職人さんの所で学んでほしいと思ってる。お金渡してでもいいから、良い人がいないか聞いてみるね。あとは、楽師だけど、こっちサッパリ見当がつかないんだよね。酒場で聞いてみようかなーって思ってるけど」


「何で酒場なんだよ」


「呑みながら歌を聴くって、騎士の人が言ってたからだね。夜に歌を歌ったりする人たちが商店街とかに出てくるって話はちらっと聞いたことあるけど、そういう人って教えてはくれなさそうだし」



 稼ぐだけ稼いだり、その場所を堪能したら次の場所に移ることが多いとも聞いたことがあった。楽師についてはさっぱり知らないけど、色々なタイプの人がいるってことは覚えている。

 漠然とこういう風にしてほしいって要望はあるんだけど、それができるかどうかは別の話なんだ。



「あー…なるほどな。そういうところで営業してるのは、流れの楽師っつーか、金を稼ぎながら各地を旅するって感じだからな。俺は『根付き楽師』になることを求められてるっつーことで、いいんだな?」



 聞き覚えのない単語に首をかしげると、『根付き楽師』について説明をしてくれた。

どうやら、一か所に留まって音を奏でる楽師を指すそうだ。

反対に定住せず旅をしながら音を奏でる人は流れの楽師、もしくは『吟遊詩人』と呼ぶんだって。

 貴族が館に招くのは、楽器や集団劇歌などは『家付き楽師』や『お抱え楽師』と呼ばれる人たち、各地の歌などが聞きたければ気に入った『吟遊詩人』にお金を払って屋敷で演奏をしてもらうそうだ。



「私がトーネに求めているのは『根付き楽師』兼『素材調達冒険者』なんだよね。でも、楽師の仕事については、『場所』…―――とりあえず、シシクとかみんなが集まれるような大きい建物を作らなきゃいけないから、大工の才能がある人を集めなくちゃいけないとは思う。そっちはシシクと話すとして……トーネってやっぱり歌う時に楽器がいるよね? 手作りの、こういう形の笛を吹いてる人は見たことあるんだけど」


「ああ、そりゃオカリナっつー楽器だな。比較的才能がある奴なら作りやすい楽器の一つだ。俺も音なしで歌えっていわれりゃ歌えねぇこともないんだが、音がある方が歌いやすいし、楽器を使えるやつが一人は欲しい所だな。ただ、そう上手くはいかねぇだろ。俺との相性もあるし、楽器もある程度……そうだな、ギタレやライゼ・ギタレあたりがあると助かるが、あれは高い。暫くは声や手拍子、足を使って音を鳴らしてリズムをとるさ」



 後は、曲やらなんやらだな、なんて呟いてトーネから『音楽ギルド』というギルドがあることを聞いた。ここは、音楽全般集め、普及し、そして楽師を育成もしくは登録管理する場所だという。


 奴隷でも登録ができる事と、簡単な楽器の使用方法や練習部屋が格安で借りられるという。



「練習部屋?」


「ああ。音楽っつーのは文字通り『音』がでる。場所によっては静かにしなきゃならねぇ場所もあるだろ。住宅街とかは特にだ。そういう奴らが練習できるように部屋を格安で貸し出してるのさ。一時間銅貨三枚だったか……? あと、新しい楽器を買う場合は一つ目は割引が効くぜ。初回登録料が銀貨十五枚だから他のギルドと比べると格段に高いが」



 初めて聞いたギルドだったので詳しく聞いてみると、トーネも冒険者時代に何度か足を運んだことがあるらしい。

登録はしなかったが、と言いつつある程度の疑問には答えてくれた。

 楽器の修理なんかも年三回までなら無料でやってくれるらしい。



「わかった。じゃあ、トーネは音楽ギルドに登録もしないとね」



 音楽の奏で方を書いた『楽譜』とかいうものも扱っているそうなので、トーネの方はそこで様子を見ることに。歌い方とかってたぶん、人によって違うだろうし。

ガタゴトと揺れる馬車の中、熱い麦茶を飲み終わった私達は思った以上に寒いことに驚きつつ、腕をさする。


 馬車の中で火を焚くわけにもいかないので、苦肉の策で私たちは三人集まった。

私を真ん中にして、トーネとシシクが左右にいて少し狭い。

 大きな毛布を一つ出し、三人まとめてくるまった。これでちょっと温かいだろう。

ふぅ、と息を吐いて今度は手袋をつけた。

二人には追加で一枚ずつ毛布を出して、膝に。



「ライム。次はこっちの話だが『大工ギルド』に入りてェんだが、いいか? 銀貨五枚の金は稼いで絶対に返す」


「あ、それなんだけど銀貨五枚は返さなくていいから道具を買うお金として貯めてくれないかな。道具ってメンテナンスにもお金がかかるでしょ? それに、消耗品だってあるし、練習するなら材料も買わなきゃいけないもん」


「……本気で、いいのか?」



 びっくりしたようにいうシシクに眉をひそめた。

職人見習いみたいな状態って、私達みたいな工房生と似てると思ってるんだよね。

上手くなるには練習が必要で、自分で用意すると時間がかかるから既製品を上手く使いながら努力するのも大事だと思ってる。


 素材を加工できるようになるために、木を切ったりとかそういうのもしなきゃだろうけど、その段階ってある程度下地ができてないと難しいと思うんだよね。

 道具の使い方ひとつで色々品質も変わるだろうし。



「経験を積むには時間もお金もいるってことくらい知ってるよ。私だって錬金術師見習いだしね。そのうち、切り倒した木を板に加工することができるようになってくれれば助かるなーとは思ってるけど、それがゴールってわけでもないし、錬金術と一緒で大工も楽師も、ほかの仕事も勉強することは盛沢山でしょ? 全部自分でなんて大変だし、上達が遅くなるもん」



 ダメダメ、と笑えばシシクもトーネも無言で私の頭をなで始める。

なんで?!と思わず驚くと、しみじみとシシクが息を吐いて、ふっと口元を緩める。

絶え間なく揺れる魔石ランプの光に照らされたその顔は、今まで見た中で一番柔らかい笑顔だった。



「御主人サマが満足できる仕事ができるように、頑張るからよ。暫く、世話をかける」


「シシクの言う通り、俺らは『恩人』で『飼い主』のライムの意向を最大限かなえられるよう働くさ。最初はライムにも色々迷惑をかけるかもしれねぇが、絶対に『ライムの奴隷』だからここまでできるんだろうって周りに一目置かれるような存在になってやるから、楽しみにしてろ」


「あはは。ありがとう。私も奴隷の人たちはすごいのに……って言われないように頑張らなきゃだね」



 家を建てるにも、楽師を育てるにも、そもそも沢山の奴隷の人たちを養うのにもお金がいるし、実力もいるし、色々と見られるのはわかっているからこそ頑張らなくちゃ、と穏やかに話して、そして一つ目の廃採石場を抜けた。


 止まった馬車から降りた私たちはうっすら地面に積もったソレを見て、しばらく空を見上げた。重い鈍色の空からは、チラチラと大小さまざまな白く軽そうな雪が舞い落ちてきている。



「雪……どうりで寒いわけだよね」



 やっと出た言葉は思っていた以上に抑揚がなくて、苦笑する。

雪は、あまり好きじゃない。

冬は死が色濃くなる季節だったから。




 

ちょっと今回はばたばただったのでぎりぎり。

今回で到着の予定だったのになー…(遠い目

予定は未定。


=新しいものについて=

【ギタレとライゼ・ギタレ】

 現代でいうギターをギタレという。こちらのギタレは、かなり頑丈で、魔石を加工した弦を使用する。

また、ライゼ・ギタレは『ギタレ』を二回りほど小さくしたもので、効果範囲はギタレより狭くなるが、音自体はほぼ変わらない。

現代でいうミニギターと同じ。小さいので旅をしながら音を奏でる吟遊詩人が好んで戦闘で使用する。

主要生産国はスピネル王国。他にも様々な楽器が青の大国で作られるが、材料のほとんどは緑の大国から仕入れている。


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ニホン人の感覚として、奴隷を持つことが嫌だったのかも知れないけれど、ライムに相続できる奴隷の一人もいたら、客人の相手やライムの、相手がさせられて、農作業や採取も一緒にできたから、幼い子が、1人で山頂で…
[良い点] 奴隷を所有物としてではなく仲間や共同体として見ているのはやっぱりライムらしくてホッとします。 そんなライムだから皆んなが呆れながらも過保護になってしまうんでしょうね〜 [一言] お忙しい中…
[良い点] クギ、変態貴族と変態商人のへんたいコンビにロックオンされそう。 気候の違いにからだが慣れるのはなかなかですよね。 私は中学生まで父の転勤で数年ごとに日本中を引っ越しましたが、日本の中ですら…
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