223話 いざ尋常に……あれこれ調合!【1】
か、かけた……orz
見直したりして、マズそうなところはその内修正したい。
とりあえず、もう思いつくのを忘れないように只管かいてます(苦笑
モー忙しいというか、あっちこっちに頭を切り替えるのが難しいことになってきてます。
いいことなんですけどね。うん。
予定が決まった後、私たちは早速調合することになった。
レシピ帳を確認しながら、必要な道具を作業台に載せていく。
今回はレシピ通りの【センベイ(ショウユ)】だ。
でもそれだけだと飽きそうだから二種類【センベイ(シオ)】と【センベイ(激辛)】もつくる予定。
最後の激辛味は何であるのか分からないけど、間違いなくベル専用になると思う。
(おばーちゃんの知り合いとかで激辛好きがいたんだろうな、きっと)
ってことで、材料はほぼ一緒。
味付けに当たる部分が違うだけ。
【センベイ(ショウユ)】粉末コメ+水素材(高品質)×2+ショウユ
材料を入れて程よく味をつければ美味しいセンベイの出来上がり!味付けの加減で美味いかマズいか大きく違う。プカッと浮かんだものを焼いて香ばしくしても美味しい。
《手順》
①蒸し板を敷いて、水素材を入れてから粉末コメを満遍なく敷き詰める
②温度を上げて、蒸す。蓋から湯気が漏れ始めて五分経ったら、蓋を取り練り混ぜる
③ひとかたまりになったら、叩き棒(先端が平らな円になった棒)でペタペタと叩き搗く
④均一になったら、水素材とショウユを加え温度を上げ、魔力を注ぐ
⑤最後の水は魔力を通す役割。強火で煮立たせながら一気に魔力を浸透させることでカラッカラのセンベイに。ゆっくり浸透させると【ぬれせんべい】になる
【センベイ(シオ)】粉末コメ+水素材(高品質)×2+塩
材料の入れ方次第で何だか妙に癖になる味に。魔力色の味が付きやすい。
焼くよりカラッカラに乾燥させる為に魔力は惜しみなく入れると◎!
道具:蒸し板、調合釜の蓋、叩き棒
《手順》
①蒸し板を敷いて、水素材を入れてから粉末コメを満遍なく敷き詰める
②温度を上げて、蒸す。蓋から湯気が漏れ始めて五分経ったら、蓋を取り練り混ぜる
③ひとかたまりになったら、叩き棒(先端が平らな円になった棒)でペタペタと叩き搗く
④均一になったら、水素材と塩を加え温度を上げ、魔力を注ぐ
⑤最後の水は魔力を通す役割。強火で煮立たせながら一気に魔力を浸透させる
魔力量が足りない・魔力を注ぐ速度が遅いと【湿気ったセンベイ】になり、品質が落ちるので注意
【センベイ(激辛)】粉末コメ+水素材(高品質)×2+調味液(ショウユ・砂糖・香辛料)
最後に入れる香辛料はドバっと!思い切りよく!ケチると【センベイ(辛口)】になります。あと、辛いの駄目なら顔を何かで覆って作業すること。辛い。痛い。辛い。
《手順》
①蒸し板を敷いて、水素材を入れてから粉末コメを満遍なく敷き詰める
②温度を上げて、蒸す。蓋から湯気が漏れ始めて五分経ったら、蓋を取り練り混ぜる
③ひとかたまりになったら、叩き棒(先端が平らな円になった棒)でペタペタと叩き搗く
④均一になったら、水素材と調味液を加え温度を上げ、魔力を注ぐ
⑤最後の水は魔力を通す役割。強火で煮立たせながら一気に魔力を浸透させる
魔力量が足りない・魔力を注ぐ速度が遅いと【湿気ったセンベイ】になり、品質が落ちるので注意
最後の【センベイ(激辛)】の調合は、口布と目を保護するための布(透ける特殊な布)を巻くことに決めた。痛いのも辛いのも嫌だ。
「蒸し板と叩き棒、か。蓋は結構使うけど、蒸し板は初めて使うかも」
初めて使う道具と初めての調合という初めて尽くしの調合はワクワクするけど、緊張もする。
きちんと真っ直ぐ設置されたか気を付けつつ調合釜にセット。
手順を確認して、水素材を入れ、粉末状にした米を敷き詰める。
分厚い所がないように均一になるよう気を付けながら作業をして、暇な時にもう少しコメの粉末を作っておくべきだなと、小さくメモだけしておく。
(ええと、センベイの最大調合量は全部で30枚分。売り出すとしたら、10枚ずつかな)
均一になったのを確認してから蓋をして強火に。
しゃがんだまま調合釜の中の音に耳を澄ませる。
燃えている火を見ながら音の変化を聞いていると少しずつ水が沸く時の音が聞こえてきた。
立ち上がって蓋の間から湯気が出ているか眺めながら、五分を計れる砂時計をひっくり返す準備。沸騰してから湯気が出るまでは早いので注意深く見ていると白い一筋の湯気。
素早く砂時計をひっくり返して、砂が落ちる音に気を付けながら蓋を開けて練り混ぜる為の杖を出しておく。
武器としても使う杖は、調合前にはきちんと洗って拭いているから綺麗だとは思う。
泡立て器型の先端のお陰で混ぜる速度というか効率は結構いい、筈。きっと。たぶん。
「練り混ぜて、かたまりになったら……叩きながら搗く。うーん……腕疲れそうだな」
最近こんなのが多いと思いつつ、あと数秒で終わりそうな砂時計を横目に蓋に手をかける。
最後の砂が落ち切った所で蓋を開け、必死にもったりしたコメの粉だったモノを混ぜていく。
「おっっも!!! 過去イチで重いッ!!!」
歯を食いしばって体全体を使って混ぜながら、ひとまとまりを目指す。
真っ白だったコメ粉が白から乳白色に変化していたんだけど、混ぜていくと微かに残っていた粉っぽい所が無くなっていくのに気付いてからちょっと混ぜるのが楽しくなってきている。
腕は疲れるけどね!
10分程度混ぜていると粘りが強くなってモチモチとしたものが釜の中でコロコロ転がるようになったので、杖を叩き棒に持ち替えて潰す様に上下に動かして平らにしていく。
何度か搗くと平らになっちゃうので、よいしょ、とひっくり返して再びペタペタと平らにしていく。
これ、どこまでやったらいいんだろうなと思いつつ、様子を見ていると、艶が出てきているのに気づいた。
(全体的に艶が出てきたら次の工程に移ろうかな……固くなったり焦げても嫌だし)
暫くペッタンペッタンして、調味液であるショウユを入れてみる。
ほんの少し……気まぐれで砂糖を入れたのが吉と出るか凶と出るか。
「味見した時は変な味じゃなかったし大丈夫だとは思うんだけど」
ショウユを入れて、水素材を投入。
温度は限界まで上げ、水を入れた段階で素早く魔力を注ぎながらグルグル調合釜の中を混ぜていく。
結構水の量が多いなと思ったんだけど、魔力を全体的に行き渡らせる為だけに入れたことが良く分かる。
今回使ったのは、リンカの森で取れるエンリの泉水。
品質がいいし無くなっても比較的手に入れやすいから、って言うのが理由。
井戸水から高品質の水を作ることも出来るんだろうけど、作るものだらけだから少しでも調合は減らしたいんだよね。
いずれ、高品質の水を作る実験はするけど。
「っあ……!浮かんできた! ごめん、サフル、例のやつお願い!」
「はい、かしこまりましたっ」
声をかけると直ぐに帰ってきた嬉しそうな声。
サフルには【センベイ】を炙る準備を頼んでいたんだよね。
勿論、工房内でやる訳にはいかないから外で、だ。
一回分だからそれほど時間はかからないだろうと、前に外でご飯を食べた時のような感じで火を焚いて、網を乗せて大量に焼けるように頼んでおいた。
火力は強火。サッと炙って完成させるつもり。
浮かんできた【センベイ】は即座に掬い上げて、バットに載せていく。
放置しておくと折角乾燥したのに水を吸っちゃうから。
後半は魔力を片手で注いでグルグル混ぜながら、もう片方で落とさないように回収することに。凄く、忙しかった。
最後の一枚が浮かんできた所で火を中火に落とす。
まだ二種類の【センベイ】を調合しなくちゃいけないからね。
「サフル、今出来上がったから移動するよー! 準備大丈夫ー?」
大きなバットを抱えて、裏庭へ向かえば丁度いい具合になった焚火が出来上がっていた。
網もきちんと敷かれているし、焼いたセンベイを乗せるトレイもある。
トングもある辺り、流石サフルだ。
「トングとか入れ物用意してくれてありがとう。すっかり忘れてたよ」
「いいえっ、お役に立てたなら嬉しいです」
そう言ってくれた彼の前に座って出来立てのセンベイを網に載せる。
焦げたら困るのでかなり頻繁にひっくり返す。量は目が行き届く三枚ずつ。
香ばしい香りがしたら直ぐに引き上げ、着実に量を作っていく。
半分の15枚作った所で焼くのを止めた。
「もう宜しいのですか」
「うーん……とりあえず、味見してみない? コレ。焼いた方が明らかに美味しいなら焼いちゃおう」
はい、と焼く前の【センベイ】を渡す。
軽くて固い、しっかりとしたそれは厚さ1センチくらい。
ふわっと甘じょっぱい香りがして我慢できずに齧りつくとパリッともカリっとも言えない軽く軽快な音が鳴った。
そのまま咀嚼するとボリボリという程よい歯ごたえとショウユと砂糖の甘じょっぱい何とも言えない味が広がって、思わず目尻が下がる。
「おいひぃ……!」
私の様子を見ていたサフルがごくり、と喉を鳴らし我慢できないというように齧りついた。
小気味良い咀嚼音が響いていくごとにサフルの顔がキラキラと輝く。
気付けばもうなくなっていて、二枚だけ新しく焼いて食べてみることに。
焼き立ては熱かったけれど香ばしさというか香りとザクっとした噛み心地は明らかに焼いた方が良かったので、全部焼いてしまうことに。
「美味しかったね。たくさん作っておこうか! オヤツの時とかに良さそう」
「はい、とても美味しかったです。噛み応えも良く、味も……こんなに美味しいものを作れるライム様は本当に凄いです」
「あはは。ありがとう。まぁ、全部おばーちゃんのおかげなんだけどね。私が考えたレシピじゃないしさ」
「だとしても、きちんとアイテムを作ることができるのは私の様に錬金術を使えないモノからするととても素晴らしく凄い事に見えます」
キラキラと目を輝かせるサフルに苦笑して残っているセンベイも焼いていく。
香ばしい匂いに釣られてか、ルヴやロボスがウロウロしている。
ちょっと考えて、一欠けらだけあげてみることにした。
(食べちゃ駄目な食材は入ってないからね。ま、味が結構しっかりしてるから沢山はあげられないけど)
はい、とカケラをあげると嬉しそうに食べてしまったので、その内ルヴ達用に味を控えたものを考える必要があるかもしれない。【センベイ(シオ)】の塩を減らせば大丈夫そうだ。
「美味しいもの、たくさん作ってあげるから大きく強くなるんだよー」
声をかけると二頭は尻尾をブンブン振り回しながら元気よく返事をした。
無事に全てのセンベイを焼き終わったんだけど折角火を熾してもらったから、そのまま消してしまうのも申し訳なくて、お肉を焼いてもらうことにした。
「サフル、コレ、弱火で焼いてもらっていいかな。大体一時間で火が通ると思うから、時間が来たら台所に運んでほしいんだけど」
「はい!任せて下さい。あの、随分大きいですね」
「これ、あの場所で奥さんたちが私にくれたの。時々獲れるからって」
「……子供くらいある大きさの肉をですか」
「なんか【ボア鳥】って言うんだって。ボア一頭分もある大きな鳥だから【ボア鳥】っていうみたい。凄くたくさん食べる害獣だから増え過ぎないように時々狩ってるって言ってたなぁ」
「そ、そうなんですね。私はまだ、この鳥に勝てる気がしません」
「私は生涯勝てないと思う」
無言で網の上に、耐火効果を持つ大きな葉っぱでグルグル巻きにした鳥を乗せる。
内臓を抜いて、中に香草やゴロ芋、マタネギなどの野菜を入れてあるからそれも美味しく食べられるはずだ。
サフルにあとを任せて私は沢山焼けたセンベイを持って戻る。
食品を入れる為の綺麗な袋に移して、一度地下へ。
そのまま塩味と激辛味の調合を立て続けに行った。
この二種類は焼かなくていいから時間は少し短め。
まだ時間があったし、コメ粉もあったから、ショウユだけの【センベイ】も作っておく。
多分、これみんな好きだと思うんだよね。
「にしても、ライムは凄いッスよね。ライムというかリアン達もなんスけど」
後片付けをしている私を見ていたラクサがポツリと言った。
ラクサはやりたいことがあると言っていたので【センベイ(シオ)】から見学していたんだけど、そんなことをしみじみ言うので少し驚く。
「え、凄いかな? 錬金術師ならできることだと思うけど」
「そうかも知れないんスけど、オレっちが知ってるのはライム達だけなんスよ。普通、こうやって調合風景を見る事もないだろうし、見てても『基礎』がしっかりしてるの分かるんス。基礎って学ぼうと思えば学べるッスよ? けど、当たり前に、自然に出来るように身につくまでには結構時間がかかるンで。ライムなんか特に年季入ってるっつーか、あー……慣れてる感じが凄いんス。安定して見てられるっていうか、迷いがない」
おやっさんの手仕事を見ているみたいだった、とラクサは真顔で話していて返事に困った。
流石に、というかあの集落にいた凄い人たちと比べられると申し訳なくなってくる。
「あの人たちの領域までは全然いかないよ。センカさんの調合は本当に凄かったし。私、おばーちゃんの調合しか知らなかったけど調合方法、っていうか………うーん、なんか色々と違ったし、学院に通っていれば先生の調合とかで気付くこともあるんだろうけどね。正直私のやり方が正しいかどうかはサッパリ分からないんだ。でも、私にはこの方法でしかできそうにないからやってるだけ」
学校に行った方がいいのかなぁって思ったことがない訳ではない。
一から教えてもらうと失敗は少ないだろうし、とも思ったけど、やっぱり自分で好きなように調合する感じになりそうで早々に考えるのを止めた。
「もっと迷ったり考えたりすればいいのかもって思うんだけど、考えた所で同じことになるなら別にいいかなぁって思ってたりして」
「ライムらしいッスね。たぶん、そういうのも含めてオレっちはライムの調合、好きっすよ。見てて気持ちいいンで。調合してる時の顔、すっげー生き生きしてるって気づいてるッスか? 本気で『錬金術』が好きなんだなって伝わってくるんで、出来ればずっと見てたいっすねー。俺も創作意欲湧きそうだし」
「あはは。リアンに怒られそうだよそれ」
「そうっスよねー……錬金術は金になるし、レシピを盗まれたりしたら大損っスもん。今回みたいに時々でいいから契約結ぶんで見せて欲しいッス。行き詰まった時とか」
「許可が出たらいいんじゃないかな。私もラクサの細工してる所見るの楽しいし」
「モノづくりしてる所ってなんか、こう、無心で魅入るッスよね」
うんうん、と話をしながらもラクサは私が洗った道具を綺麗に拭いて片づけを手伝ってくれた。
チラッと見るとリアンもベルも真剣な顔でそれぞれの調合中。
まだ時間がかかりそうだったから、私はコメ粉をたくさん作ることに。
ラクサも手伝うって言ってくれたので、粉挽き用の道具を二つ用意した。
こっちは、リアンが安く売られているのを見つけて予備を兼ねて一つ追加購入したんだよね。正直、あってよかった。
たくさんの米を粉にしながらラクサとあれこれ話して、お金を払うからセンベイを買わせて欲しいと頼まれたので甘じょっぱいセンベイを30枚作ることが決まった。
値段はリアン次第だけどね。
「分かっちゃいるんスけど、この工房に長く居て『毎日食う飯が美味い』ことに慣れると食費が今後嵩みそうで怖いッス」
あっという間に使い果たしそうなんで、新しいアイテムを作るから見てみないかと誘われた。
どうやら、私の作業テーブルでもできるらしい。
「見たい! 見たいけど、いいの?」
「いいッスよ。これ結構前に話した【クレシオンアンバー】って覚えてるッスか?」
「覚えてるよ。生花を綺麗なまま保存できるって言ってたよね」
今でも大事に持っている小さな女の子がくれた一輪の花。
それを思い出しているとラクサが持ってきた箱から何かを取り出した。
たくさんの黒くて光沢のある型なんだけど……金属ではない。
「これ、木だよね?」
「分かるんスか? 普通は金属だと思うんすけど……これは集落でおやっさんに教えてもらって作った【クレシオンアンバー】専用の木型ッス」
大きさも形も様々な木型はかなりの量だ。
こんなにいるのかな、と思いつつ素直に聞くとどうやらこの型に材料を入れて魔力を流すことでアイテムが出来上がるらしい。
「前にも話したと思うんすけど、人工的に琥珀を作る感じなんスよ。使用する樹脂は特殊樹脂で錬金術師にしか作れないんスけど……これでちょっと作ってみないっスか? おやっさんに色々譲ってもらったんス。ライムの魔力は色がないらしいから、色粉やら色液を入れた方がいいかもしれないっスね~。魔力の色を帯びやすいんで、ライムが作るものはかなりの透明度になりそうな」
試しに、といくつかの型と素材を渡されたので、一つ小さいものを作った後に『大事な花』を使ってみることにした。
「中に入れるのは何でもありッス。生き物以外になるんスけどね」
時々ラクサのアドバイスを受けながら作ってみるんだけど、これが面白い。
私が持っていた魔石粉やラクサが削った宝石の粉末なんかを混ぜてキラキラした一つの球体が完成。
「おおー!!」
「中々いい出来っすね。綺麗だし、これ、多分なんかの効果があるッスよ」
調べてみることになって、測定器に乗せたんだけどちょっと意外な効果が表示された。
『身代わり』と書かれたのを見て、私もラクサも無言で出来上がったものを眺める。
「……どうしよっか」
「……さぁ」
「………ラクサにあげるよ。材料ほぼラクサの持ち出しだもん」
「え。良いんスか?」
チラッと二人でリアンの方を見る。
これ、バレたら量産しろって言われそうなんだよね。
お互い同じようなことを考えたらしくラクサも小声で「有難く貰っておくッス」と懐にそれをしまった。
結局ベルやリアンが作り終わるまで、私たちは【クレシオンアンバー】で遊んだ。
調子に乗ってラクサと一緒に魔力を流したんだけど、これがいい色合いになったんだよね。
ラクサが宝石加工用にする!って目の色変えていたのにはちょっと笑ってしまった。
いや、気持ちはわかるけどね。宝石、ルースでも高いもん。
ここまで読んで下さって有難うございます!
まずは、センベイ。
これ、一応調べて、色々ファンタジー変換入れてます。
食べたかったんです、ぽたぽた焼き。食べたかったんです、ほんと。後悔はない。
あと、クレシオンアンバーについて、最初の方で書いたのは覚えていたんですけどその後どうなったっけ?とここらで入れてみました。
ちなみにこれ、レジンみたいなもんです。
UVレジンの魔力で固まるバージョン。どういうはなししてたっけ?と少しだけ読み返して最初の所だけで書き始めたので後で何かかいてあったら矛盾が出てきそう荼なぁって思ってます(苦笑
次は金属調合。これは時間かかりそうだぞ……。
いつも読んで下さる方、ブック評価などしてくださる方、誤字報告して下さる方、感想をくれる方、沢山の人に読んで頂けているお陰で楽しく創作活動が出来ています!本当に感謝しかない…。
今後ともよろしくお願いいたします!!
=色々新しいもの=
【クレシオンアンバー】
人工的に琥珀を作りだし中に植物・昆虫・様々な素材を閉じ込め宝石の様に加工・保存する技術。
青の国では一般的な加工方法。
専門の細工師は『琥珀師』『樹脂細工師』
使用する樹脂は粘度の高い液体で色も様々。
魔力を通すことで宝石のような高度になるらしく、細工師の宝石細工の練習にも用いられている。




