197話 他人の気持ちはわからないから
ギリギリ間に合いました!!!!(瀕死
語りが多いので注意です。
取り合えず、短編にディルの話がありますが……まぁ、そのうち。
だいたいあんな感じです。はい。
ちゃぷん と音が響く。
全員の目がリアンに向いて、リアンは小さく溜め息を吐いてからベルの名前を呼ぶ。
ほんの少し緊張した面持ちでベルは口を開いた。
皆、知りたいことは一つだけだ。
「私の才能は増えたかしら」
「ベルは―――……『属性付加・火』が増えているな。魔力を武器等に流す際に火属性の力が宿るようだ。ベルの魔力は赤。効率的には良さそうだ。魔力に関しても恐らく、温泉を飲む前の僕くらいまでだろう」
「実感はないけれど、リアンが鑑定したなら間違いはないのね……ふぅん? ってことは、魔力をうまく扱えるようになれば戦闘の効率も上がる。水系モンスターとは相性が悪いだろうけど切り替えればいいだけでしょうし、中々いい才能が増えたわ」
鼻歌を歌って機嫌良さそうなベルは温泉を掬ってじっと観察している。
宝石を溶かしたみたいなお湯がベルの華奢で女性らしい指から零れていく。
「次にサフルだが、『自己補修』という才能が増えている。怪我の治り、病気などの回復力が上がるようだ。魔力は、少し増えた程度だな。才能自体は魔力を使用しない」
「無理が効く体になったという事でしょうか……? ならば、もっとお役に立てますね」
「いやいや。自分大事にしてよ、サフル」
任せて下さいと拳を作ったサフルに声をかけると私を見て嬉しそうに微笑む。
輝く笑顔を浮かべたと思うと直ぐにベルの方へ頭を下げた。
「ベル様、戦闘訓練を宜しくお願い致します。怪我を気にせず励めば上達も早いはず」
「よく言ったわサフル! 対人訓練したかったから丁度いいわね!」
「………リアン、どうしよう……サフルが死んじゃう予感しかない」
「………回復薬を多めに作るぞ」
キャッキャと楽しそうに訓練内容を話し始めたサフルとベルを見なかったことにして、リアンが小さく咳払いをする。
リアンが視線を向けたのはディルだった。
「ディルは『魔術』の才能が増えている。魔力も増えているが自覚は?」
「魔力が増えたのは自覚済みだな。召喚術師は自身の魔力を把握しておかないと詰む。魔術の才能があれば効率が上がるから便利ではある」
「やっぱり才能があるとないのとじゃ違うの?」
「分かりやすく言えば、消費魔力は半分になるんだ。熟練度が上がれば更に減らせるから効率が非常にいい。元々、魔術は才能がなくとも理解と正確な詠唱、魔力操作ができれば半数が成功させることができる程度のものだ」
割と難しい前提条件じゃないのそれ、と思ったけど頷いておいた。
少なくとも私は魔術を扱えるようになる気がしない。
何だかな、と思いつつ視線をラクサに向ける。
「ラクサは『魔術陣』というのが増えた。魔力もベルと同じように元の二倍になっているが、ギリギリ錬金術科に受かるかどうかという量だ。細工師としては十分かもしれないが」
「魔力は正直あればあるほどいいんスけど、増えたのは有難いっすね。二倍となるとかなり幅が広がるッス―――魔術陣に関してはケイパーのおやっさんと、ミルルク爺さんに聞いてみるンで。正直、才能が増えるなんて思いもしてなかったんで儲けものっすね」
「その程度に考えておいた方が良いだろう。ライムだが……魔力は倍に増えている。才能は『発見』というものらしい」
発見、と繰り返してお互いの顔を見合わせる。
あまり聞かない才能だよね、といえばリアンが補足説明してくれた。
どうやら言葉の通り『見つける』ことに特化した才能らしい。
「何か見つけられる可能性が高くなるってことなら、まぁ、役に立つのかな」
「かもしれないわね。リアンは教会で鑑定かしら?」
「いや、スールスの街にある『鑑定商』を使う予定だ。ウォード商会と提携している店があるからな」
スールスは『宝石の街』と呼ばれるほど、宝石が多く取り扱われていることもあって『鑑定商』がとても多いらしい。
中には無許可の『鑑定屋』という許可も免許も持たない人もいるんだとか。
「鑑定屋の方が値段は安い。が、信用できるかどうかは別の話だ―――……ん? っ……花を見ろ。温宝花が咲くぞ」
その声にパッと振り返って自分の傍にある花を見た。
よく見ると月明かりが徐々に照らす範囲を広げていて、宝化が始まる予兆が目に飛び込んできて、思わず身を乗り出す。
固く閉ざされていた花弁が一枚開き始めているのだ。
円形の温泉の外に体を向け、じっと自分に一番近い所にある花を観察することにした。
温宝花の蕾は炎のような明るい橙色とも赤ともいえない色。
月明かりを受けて光が灯ったように発光しているのを見ると焚火の炎を見ているような気持になる。
暫く見ていると、少しずつ他の花びらも開いていってほころび始めた。
一番初めに離れた花弁が開き切ったと思ったら、先端からまるで凍っていくように少しずつ、少しずつ透き通って、あっという間に宝化。
手を伸ばして指先が触れる直前、自分がまだ温泉に入っていることを思い出し慌てて、温泉から上がる。
ザパンッと勢いのいい水音の後、リアンの慌てたような声。
「ライムッ! 上がるなら上がると言えっ」
「あ、ごめんごめん。採取したいから上がるね」
「いや、それ上がってから言っても意味ないッス」
乾いたラクサの笑い声の後、ベルも上がると口にしたので私は一足先に脱衣所へ。
全員裸で入らなきゃいけないから、上がる時は声をかけるって言われてたことを後で思い出した。
置いてあったバスタオルを巻いて桶なんかを回収。
宝化中の花を踏まないよう、極力気を付けて素早く服を身に着ける。
危険がないってことだったから着るのはビトニーさんが作ってくれた部屋着だ。
ベルのは綺麗な感じで、私のは可愛い感じで作ったの! とのこと。
「ベル、私採取してるね」
「ええ。リアン達には一か所に固まるように言ってあるからその反対側から採取しなさい。私も着替えたら行くわ」
腰に瓶を持ち歩くためのホルスターをつけて出発。
リアン達が固まっている方とは逆の花から採取すべく、移動した。
「今から採取するねー」
それからは、ひたすら、出来る限りの速度で宝化した花弁を回収した。
無心で回収し続けていたんだけど、瓶はもう一杯だ。
ちょっと疲れたなーと大きく伸びをした所で、周囲が暗いことに気付く。
見ると、月は雲で隠れていく途中だった。
「―――……みんな、そろそろ戻ろう! 雨、降り始めるかも」
手持ちの瓶はいっぱいになった。
周りを見ると皆私の声で顔を上げ、空を見上げている。
全員で脱衣所に集まって荷物を回収してから、ドアをくぐる。
最後にドアを閉めた時、ぽつっと窓ガラスに雨粒が叩きつけられる音が聞こえた。
ギリギリ間に合ったなぁと息を吐くとベルが深く息を吐いている。
「濡れなくて済んだわ。ありがと」
「ううん。丁度、最後の瓶がいっぱいになった所だったから気づけただけだよ。温泉で温まったのに冷えたら意味ないもんね」
「そうっスね。あ、オレっちもう寝るッス」
ヒラヒラと手を振って割り当てた部屋へ向かうラクサを見送る。
大きな欠伸をしている所を見ると本当に眠いらしい。
それを見ていたリアンやベルも「疲れたから休む」といって部屋へ上がっていく。
「サフルも休んだ方が良いと思うな。疲れてるでしょ? 明日も早くからカルンさんの所で勉強みたいだし」
無理をすると保たないよ、といえばサフルは少し迷ってから深く腰を折った。
丁寧にお辞儀をして二階に上がっていったので、残っているのは私とディルだけだ。
カルンさんは温宝花を収穫している時に出てきてリアンと少し会話した後、部屋に戻ったみたい。
私達は静かになったリビングでお互い顔を見合わせ、とりあえず飲み物を用意してから話すことにした。
―――……今だから話せることもある、とおもうから。
◆◆◇
手の中にあるのは、よく飲んでいたニガ草のお茶。
淡い緑色のお茶を一口飲む。
微かな苦みとニガ草茶にしかない独特の甘み。
テーブルの上には相手の顔と手元が見えるくらいの明るさに調整した魔石ランプが置いてあるだけだ。
「――……その、オランジェ様から何か預かってないか?」
言いにくそうに口を開いたディルの聞きたいことが何なのかわかってホッと肩の力が抜けた。
ちょっと待って、と一言断ってポーチの中を探る。
「おばーちゃんがいなくなってから、部屋を片付けたんだけど大きな箱があって……そこに渡して欲しいって手紙とかアイテムが適当に入れられてたんだ。一応、宛名と品物の名前を紙に書いてるから、確かめてみるね」
何処にやったかな、とポーチの中を探ると真新しい魔法紙を見つける。
文字は、小さい時の自分の字だ。
それをテーブルに出して、ディルの名前を探すとしっかりと書いてあった。
手紙と、小箱。
「もっと早く気づけばよかった……ごめん」
「いや、いいんだ。俺ももっと早く聞けばよかった」
悪いのはどう考えても私なので、もう一度謝って目的のものを取り出して渡す。
ここで読んでもいいか、と聞かれたので頷く。
チビチビとお茶を飲みながらぼうっとランプを眺める。
蝋燭ではない魔石から生まれる暖かな灯。
(蝋燭しか、なかったからなぁ……魔石は使い終わったのが沢山あったけど、それもいつなくなるんだろうって心配しながら使ってたっけ)
ふっと息を吐いて目を閉じた。
温泉で温まった体と採取による程よい疲れで少し眠たいなーなんて思っているとディルが私の名前を呼んだ。
「ライム、ばーちゃんから……これを貰ったんだが」
「指輪?」
そこにあったのは男性物の指輪だった。
紫色の石がはまっている。
ディルの目の色に少し似た色だった。
「悪いが、これにライムの魔力を注いでくれないか。そうしないと完成しない」
手紙に書いてあったんだ、と言われたので指輪を受け取って魔力を注ぐと凄い勢いで魔力が吸われていく。
増えた、と言われている魔力が足りるかどうかわからなくてポーチの中を探り中級魔力ポーションを取り出す。
取り出して飲んだ傍から魔力を吸収されるので追加でもう一本。
(魔力の量が増えた後で良かった。これ結構きつい)
中級魔力ポーションを4本飲んだところで漸く宝石の魔力吸収が終わる。
ホッと息を吐いて指輪に目を向けると暗い紫色だった宝石はキラキラと輝いていて、ディルの目の色そっくりになった。
「この石、ディルの目の色そっくりだね」
ディルに指輪を渡すとそれを受け取って、左手の薬指に嵌める。
一瞬強く光った気がしたんだけど本人は気にした風もなく、じっと私を見つめていた。
明るいランプに照らされた銀色の髪と紫色の目は確かにディルなのに妙に落ち着かなくて、私は視線を外す。
「ライム。『砦』では話せなかったことを話してもいいか」
「う、うん」
何を話すつもりなのか見当はつかないけど、これだけ改まっているってことは大事なことなんだろう。
姿勢を正した所、私を見たディルが覚悟を決めたように薄い唇を開いた。
「―――……俺は、オランジェばーちゃんが死ぬことを知っていた」
重々しく告げられた言葉を理解するのに、少し時間がかかった。
自分の口から「え」という短く、掠れた声が落ちる。
ディルは痛みをこらえるように眉を寄せて拳を握り、私から視線を外した。
「知っていたんだ。俺が離れればライム一人でばーちゃんを弔うことになることも。ばーちゃんの意志を継いであの家に一人で残ることも」
驚く私を余所にディルは続ける。
思い浮かんだのはいなくなる少し前、夜中におばーちゃんと何か話していたこと。
眠たかったし真剣な顔をしていたから邪魔しちゃいけないと思って部屋に帰ったけれど、その時に聞いたのかもしれない。
「知っていたんだ。全部。俺が、ライム達の家に行かなければ―――……オランジェ様の残した蓄えでライムは苦しい生活をしなくてすんだ。俺が、召喚師になることを決めた夜にオランジェ様はミーノット家当主に連絡をつけた。ライムが俺を見送りに来られない様にして欲しいと頼んだのも、俺だ。俺は……あの時、確かにライムを守る力が欲しいと思った。でも、同時に『召喚師になれば二度と飢えなくて済む』と思った」
血を吐く様な声に私は絶句する。
勿論何を言っているのかは分かってる。
何を、言われているのかもわかっているんだけど、まだ私が口を挟んでいいような状況じゃないことも確かで。
「俺は、ライムとばーちゃんに会って『飢え』も『寒さ』も『不安』もない、生活を知った。知って、しまったから俺は選んだ。貴族は憎しみと嫉妬の対象だったのにな……保身に走ったんだ」
ディルの口から語られたのは、想像もしていなかった壮絶な生活環境。
孤児だっていうのは知っていた。
一緒に生活するようになって、ポツポツと自分の話をしてくれたから。
(でも友達や仲間が飢えや病気で死んでいくのをただ見ることしかできない環境にいたとは想像もしなかったし、出来なかった)
年の近い子供が、おばーちゃんではなく私を最初に見てくれた子が来てくれたことに浮かれて。嬉しくて、楽しくて。
「偉そうに、護るって誓いを立てながらオランジェばーちゃんの殆どの蓄えを使ってミーノット家の養子になった。色々覚えたさ。ライムには言いたくないことも、たくさんしてきた。でも、でもな………ずっと、会いたかった。それだけを支えに生きてたんだ。自分で選んだのに苦しくて、辛くてさ。馬鹿だよな、俺。あのまま、ライムと一緒にあの家で『槍』の才能を磨いて生きてりゃよかったのに」
欲に目がくらんだんだ、とディルは吐き捨てた。
「――― だから、砦で謝ったの?」
声もなく、頷く姿はまるで責められるのを待っているみたいに見えて困る。
どうやって、何を話そうと傷つけない言い回しを考えようとするけど、言葉はまとまらなくて、諦めた。
「あのね。ディル」
「―――…ああ」
グッと歯を噛み締めて私を見るディルの目に困った顔をした私が映っている。
ここまで来たら思っていることをそのままディルに伝える方が大事だと思ったから、小さく震えるディルの手をギュッと握って、綺麗な紫色を見た。
「ディル。私は、おばーちゃんにね『ディルは立派な貴族の召喚師になる。会いたいなら、錬金術師としての実力を身につけなさい』って言われたの」
「………は……?」
考えていた言葉とは違ったんだろう。
ぽかん、と口を開けてディルが珍しい表情で私を見ている。
「だから学園で初めてディルを見た時に偽物だと思った。偉い貴族になったって知ってたから、仕方ないんだけどさ。それで、まぁ一緒に旅をすることになって―――……ディルが、沢山たくさん努力したってわかったんだ。凄く強くて、外の事を知ってて、召喚術だか魔術だか分からないけど凄い術も使えてさ」
まとまりのない言葉をディルは急かさない。
ずっとそうだった。
「私なんて全然『一流』どころか『一人前』にも届かない錬金術の腕前なのに、また会えなくなるんじゃないかってずっと怖くて、情けなくて……羨ましくて、ちょっと辛くて。もっとたくさん努力して、どうにかして知識を身に付けるとか、失敗する原因を徹底的に調べるとか、すればよかったって何度も思ったんだ。リアンもベルも凄いしさ、私だけ―――…ずっと変わらなくて。戦えないし、街での暮らし方も、皆が知ってることも知らなくて。お金だっていくらあっても足りないのは知ってるから、どう使っていいのかわからなくってさ」
私の手をディルの手が包む。
知ってる筈の男の子の手じゃなくて、男の人の手だなぁとなんとなく思う。
「だから、お互い様だと思う」
「おたがい、さまって……何を」
「おばーちゃんが私に死ぬ時期を言わなかったのは、ディルが悪いんじゃないよ。おばーちゃんが何を考えていたのかは分からないけど、多分何か意味があったか、言いにくかったかのどっちかでしょ? ディル、言うなって口止めされてただろうしね」
図星だったのか彼は黙って目を泳がせた。
意外とディルって顔に出やすいんだよね。
「だから、手紙を置いて行ってくれただけでも嬉しかった―――……今の話を聞いてさ。ディルは貴族の家の子になったから、ご飯ちゃんと食べられて、寒い思いもしなかったんだよね? 私、それなら『召喚師』になるってことを決めてくれてよかったって思う」
お腹が空くのは辛い。
誰かが、近くにいた人が死ぬのも辛い。
「家族だって思ってる。血は繋がってないし、ちょっとしか一緒にいられなかったけど、それでも――― ディルが死んじゃったり苦しかったりするのは嫌だって思うんだよね。お互い様でしょ、聞いてるとさ」
「ッ……違うだろ?! 俺と会ってなかったら、今頃は」
「一流を目指してなかった」
ディルが息を飲む。
まだ聞く姿勢でいてくれるから、もう好き勝手伝えてちゃおう! と息を吸う。
「私は、ディルに会えてよかったよ」
「……ッ」
「一人じゃなくて誰かと『何か』をするのが愉しいって知ったのはディルがいたから。同じ年の子供が私を『オマケ』でも『珍しい髪の子』としてみないのも嬉しかった。一緒に探検して、一人じゃできない遊びもして、一緒に寝たり、おばーちゃんの目を盗んで盗み食いしたりも凄く楽しかった」
紫色の目から雫が一つ、零れ落ちた。
私の言葉がちゃんと届いているのが嬉しくて、だらしなく顔が緩む。
「こうやって気持ちを話すことの大事さも、楽しさも、ディルが教えてくれたんだよ。今の私はディルに会わなかったら、きっといない」
だから、と俯いて震えるディルの頬を両手で挟んで、グッと持ち上げ無理やり目を合わせる。伝わればいい。全部。
「だから、ありがとう」
私の言葉を聞いたディルの動きが留まった。
ゆらゆら揺れる瞳が宝石みたいにキラキラしているのが見えて、なんだかそれが懐かしくて、嬉しくて昔みたいにディルの頭をグシャグシャに撫で回して、ギュッと頭を抱え込むように抱きしめる。
テーブルの上に乗っちゃって行儀は悪いかもしれないけど、今ならおばーちゃんも多分許してくれると思うんだ。
この話はずっと考えていたので、書けて良かったです。
誤字脱字変換ミスなどありましたら誤字報告やコメントなどで教えて頂けると嬉しいです。
多分、これでライムやディルの話はひと段落。
ふっきれ……そうだな、ディルは…。
評価、ブック、感想はとても嬉しいです!当然!
ですが、アクセスして毎回読んで下さっている方にも感謝しております。
少しでも楽しんで頂ければ嬉しいなーなんて。
あともうちょっとで200話です!