188話 水蜂の女王からのお礼
一週間更新!何とか間に合いました!!
蜂さんの回です。女王蜂をドーーーんっと出す予定だったのですが変更。
普通、出しませんよね。大事な女王蜂だもん。厳戒態勢だわ……と考えが変わったのでこのような形になりました。
『青い蜂を見つけたら、幸運の欠片を掴んだようなものだ』
という言葉があるそうだ。
(まぁ、それだけ青い蜂が作る【ジェムニー】って呼ばれるハチミツが高級でおいしいってことなんだろうけど)
ベルに手を引かれて歩きながら、ぼんやりとそんなことを思う。
暗闇の中で揺れる人数分の魔石ランプ。
踏み込むと沈む、不思議な感覚は地面がほぼ砂だからだろう。
「まだ進むのかしら。かなり歩いて来てるけれど」
ちらっと振り返ったベルは後ろに続いている光る道を確認して息を吐いた。
サクッという軽い音を立てて何かが地面に落ちる。
それは先頭を歩いているカルンさんが淡く黄緑色に発光する石を落とす音だ。
周囲には真っ暗で自然光が全くない。
この石自体は数時間で光らなくなるので全く害はないそうだ。
「あと少しですね。その内、うっすらと青い光が見えてくると思います。光が見えたら足を止めて下さい」
「水蜂って光るんですか?」
「ずっと光っているわけではないですが、光りますよ。通常は匂いや羽音などで仲間の区別をしています。今回は私達がいますから、初めから体を光らせて飛んでくるはずです。女王蜂は既に待機している蜂や、ライムさんが助けた蜂によって私たちの存在を知っていますから」
水蜂は何かが巣の近くに来ると魔力探知で分かるらしい。
体を光らせずに偵察部隊と呼ばれる蜂があちらこちらにいるらしく、その情報は直ぐに女王蜂へと伝えられるんだとか。
光る、ということは外敵から見つかりやすくなることと同じだ。
それをあえてしてくれるのだ。
蜂、凄い。
「蜂って凄いですね」
「一流の騎士団のようなものですからね。女王を護る為に、彼らなりに進化してこうして生き残っています。数が希少なのは乱獲や住める環境が減ったから……ではあるのですが、強欲な人間を蜂たちが見放した、もしくは見切りをつけたんじゃないかと考える学者もいるそうですよ」
興味深いですし、あながち間違いではなさそうです。
そう、静かに話すカルンさんの言葉に私とベルは顔を見合わせる。
「あなた達なら大丈夫です。なにせ、ライムさんが保護したあの蜂は『貴女を置いて』女王の元へ向かったのですから」
カルンさんの諭すような穏やかな声に首を傾げるとムッツリとしたセンカさんの声が代わりに響いた。
「青い蜂は、アンタを『無害』だと思ったから監視をしていないのさ。普通なら、女王の巣に近づけてもいいのかどうかすぐ傍で監視をし、何か不審な行動を起こすと警告音を鳴らして仲間を呼ぶ。そうしなかったのは、それだけの何かがあったんだろうね。生憎、あたしゃ、蜂じゃあないからわからんが」
何か特別なことをしたのか、と言われて思い当たる節が微塵もないので首を横に振ったんだけど、思い当たる節は一つだけ。
(私がしたことって言えば、青色魔石を上げたくら……あ。餌付けか)
出会った経緯を話しながら真っ暗な空間を進む。
最終的に結論は「餌付け」で落ち着いた。
「餌付けだとしても、恐らく水蜂はライムさんの魔力に反応したのでしょうね。青色魔石と相性がいいのは青の魔力色ですが、源色で試したことはないので、何かが違うのかもしれません。もし、卒業後に魔力色の研究などをしたいと思ったら私の所まで来てください。部屋もありますし、収穫もし放題ですよ」
希少な植物や素材もあります、と冗談めかしてカルンさんが笑う。
考えておきます、と返事すると凄い顔でディルが私を見ていた。
「……その時は俺も行く。絶対に」
「ディルもまだ修行するの? 偉いねー」
「………そうだな。ずっと修行するのも悪くない。飯は作ってくれるんだろ? そうだ、どうせなら家を建てるか!!」
「待ちなさい暴走貴族。とりあえず、ライム、アンタこのヤバいのから離れてなさい。悪いことは言わないから」
バシンッと痛そうな音が聞こえると同時にディルが呻いて、私を追い越していく。
ベルと繋いでいた手が空いてしまったので、すこし、落ち着かない。
(並んで歩いている時は、照らされる範囲がほんの少し広くなってよかったのにな)
いないものは仕方ない、と魔石ランプを手に取って光量を調整しようとした時だ。
カルンさんが全員に呼び掛けた。
「そろそろ、蜂の姿が見えてもおかしくはないのでランプを切ってください。識別液を飲んでいるのでボンヤリと居場所は分かる筈ですから」
「カルンと俺が先頭を歩く。蜂の光が視えたら『とまれ』と声をかけるから、従ってくれ。蜂が視えたら、まずは止まって様子を見る。カルンが魔石ランプで蜂に合図を送る」
ケイパーさんの声に、わかりましたと返事を返したものの、実際に明かりを落とすと一気に暗くなる。
識別液はしっかり作用していて、何となく光って見えるので『いる』ことは分かるけれど誰が誰なのかは少々分かりにくい。
体格のいいケイパーさんと腰が少し曲がっているセンカさん位だ、識別できるのは。
(身長で分からないかな、って思ったけどうせぼんやり分かるのって胃とかがある位置なんだよね……ディルとミルルクさんなんて全く区別つかなそう)
そんなことを思いながら「ハチミツのために」と自分に言い聞かせて足を動かす。
アンデッドが居たらひとたまりもないよな、なんて思いつつ歩いていると誰かに手を握られた。
驚きはしたけれど、暗闇で誰かが手を繋いで近くにいてくれているのは有難い。
ぎゅっと握り返し、遅くなっていた足を進める。
これで迷子になっても独りぼっちじゃなくなるな、と思いながら慎重に進んだ。
時々、ケイパーさんが全員の名前を呼んで、はぐれていないか確認してくれるのが凄く待ち遠しい。
(無音で人数分の足音だけ聞こえるって、凄く恐い。真っ暗だし。見事に真っ暗だし)
そわそわしながら進んで、どのくらい経ったのか考えるのも嫌になった頃だ。
『とまれ』という声が闇を震わせた。
静かな声だったけれど足音しか聞こえない真っ暗闇ではしっかりと聞き取れる。
ピタッと歩みを止めるとカルンさんがランプを操作していた。
パッパッと短く不思議な間隔を空けてライトを点滅し、合図を送っているようだ。
(何してるのかさっぱり分からないや……歩いてるうちに後ろの方になったのが痛いなぁ。カルンさんの後ろを歩いていればよかったかも)
「どうやら、女王蜂の所まで連れて行ってくれるようです。水蜂の光を頼りに進みますので、このまま付いてきてください。はぐれていないかどうか時折、名前を呼びますので返事をしてくださいね。何かトラブルなどがあった場合は遠慮なく教えてください」
進みます、という声と共に歩く速度がグンッと早くなった。
どうやら先導をしてくれる蜂はコチラの歩く速度をあまり考慮してくれないタイプらしい。
いや、蜂にタイプとかあるのかどうかわかんないけど。
手を繋いでくれている人が走りにくいんじゃないかと思って手を放そうと力を緩めると、反対にギュッときつく手を握られたので手を離すのを諦めた。
小走り程度の速さではあったけれど、ゴールが分からないまま真っ暗な道を進むのは結構怖いし、なにより疲れるから、手を繋いでいてくれるのは正直助かったし。
時間の感覚が既になくて、今までどのくらい走ったのかも分からない。
でも、終わりは唐突で、そして一目瞭然だった。
「―――……あの光が見えますか? あの場所までいくと、光をつけても大丈夫なので頑張ってください」
真っ暗闇の中、突然ぽっかりと人一人がようやく通れるような穴があった。
不思議なんだけど、光がない筈なのにそこは妙に明るく見える。
色は、薄紫と青が混じったような色。
岩をくりぬいた、ちょっと不格好なそこを目指して走る。
いつの間にかつないでいた手はそっと離されていた。
少し名残惜しかったけど終着点の淡い光の元へ足を動かす。
◆◆◇
穴の向こうには、凄い光景が広がっていた。
濡れたように表面がてらてらと光る、薄紫や濃度の違う青色の壁。
どうやら所々に落ちている魔石の光を受けて輝いているらしい。
空間自体はかなり大きいようだ。
「うっわぁ、すごーい! 素材にはならなそうだけど綺麗ですね」
「透過壁と言います。一見鍾乳洞のようにも見えるでしょう? でも、透過石は魔石の成分が長い年月をかけて滲み、土に含まれていた水晶石などと結合してできた特殊な壁を指します。見た目も鍾乳洞とは違って透明感が強いのです」
「言われてみると確かに。質感とかは鍾乳洞にある石とか壁に似てるかも」
家の周囲にある山に鍾乳洞もあったから、鍾乳洞については多少知ってる。
へー、と感心しながら近くにあった壁を撫でてみる。
ひんやりとしていて、少し水気がありしっとりと指先が濡れた。
「滑りそうですね、ここ」
「はい。滑りやすいので気を付けて下さい。ここの魔石は青色魔石が多いので、壁全体に青が強く表れているでしょう? 濃い青色の所は特に魔石の成分が濃く出ている所ですね」
カルンさんの解説を聞きながら後を追う。
地面はつるつるしていて、所々にポコポコとした石のこぶのような物が生えているのでちょっと歩きにくい。
気をつけながら進むと、カルンさんは洞窟の奥で足を止める。
其処には、水溜まりのような穴があった。
「――……ここが水蜂たちの巣へ続く通り道です。少し下がっていてくださいね。人数は伝えたので一匹ずつ水蜂が出てきますから」
カルンさんは懐から金属の棒を二本取り出し、ポーンと鳴らす。
一歩、その水溜まりから足を引いた所で水の張った穴から水蜂が飛び出してきた。
次々に姿を現した水蜂は暫くその場でとどまっていたけれど、その中に一匹。
小さな水蜂がいた。
「あ、青っこいのだ」
思わず声を出すとそれに反応するようにこちらへ向かって飛んでくる。
目の前で小さく八の字を描いて飛ぶ水蜂に苦笑して、女王蜂に渡す予定ではない小さな青色魔石を渡す。
かなり小さい魔石だけど、魔力は結構注いである。
蜂は嬉しそうに激しく私の周りを飛び回り、頭に乗り、八の字を描き続ける。
「青っこいの、嬉しそうなところ悪いんだけどコレを女王蜂の所に届けてくれるかな」
ぶぅん、と頷くように上下に動く蜂。
蜂に魔石を渡そうとしたタイミングでカルンさんが声を上げた。
「魔石を渡す前に、ハチミツを入れる容器を“ホルダーごと”渡してください。その方が運びやすいようですから。渡したら、青色魔石を渡す様に」
カルンさんの指示に従ってそれぞれがホルスターを目の前にいる蜂に渡す。
その後、大きな魔石を渡すと我先に、と蜂たちは水で満たされた穴の中へ飛び込んでいった。
「――……いっちゃった。カルンさん、もしかしてこの下にあるのって」
「ええ、地底湖です。戻ってくるまで少しかかるでしょうから、皆さん休んでくださいね。帰りも同じ道を通りますから」
はーい、とそれぞれの返事。
少し探索をしてもいいと言われたけれど、全員分のカップと飲み物は持ってきていたのでポーチから木製のティーカップを取り出す。
チョット肌寒いので温かい飲み物は喜ばれるはずだ。
「ミント入りのホットレシエードだよ。ハチミツはセンカさんがくれたんだ。ミントは庭から摘んできたやつね。ちょっと甘めにしてあるから、しょっぱい一口チーズパイと食べて」
お替りはないでーす、といいつつ近くにいた人からカップと一口チーズパイを二つお皿に入れて渡す。
焼き上がったチーズパイは熱い状態でポーチに入れたからホカホカと温かいしサクサクだ。
「ああ、これはいいねぇ。ミントのお陰で後味もいいしさっぱりしていて飲みやすい。チーズパイには塩漬け肉も入ってるようだけど、小さく刻んであるからか食べやすい」
「半端なのがあったから刻んで包んでみたんだけど、美味しいならよかったです。パンを焼く前にパパッと作って置いてよかった」
ちなみにパイ生地は、例の如く調合釜で作った。
クッキーはぷかぁって一つずつ浮いてくるけど、パイ生地は生地になって浮いてくるから面白い。大体五枚分の分量で作って正解だった。
さっさと食べ終わった私は早速、と色の濃い透過壁の傍へ。
(キノコもないし、虫もいない。生き物の気配が全くないって凄いな)
蜂しか生息していないんじゃないかと思うような環境に感心しつつ、透過壁を少しだけ削ってみる。勿論カルンさん達の許可は貰った。
「―――……どうっスか? なんかに使えそうならオレっちもちょっと欲しいんスけど」
「うーん、駄目みたい。見て。削ったら普通の岩石になっちゃった。魔力を注いでみたけど、変化なし。素材としては使えなさそう。あとは、あの水だけど……ちょっとだけなら持って帰ってもいいかな?」
ちらっと地底湖の水が湧いている、蜂たちの出入り口へ目を向けた。
あっちは使えそうなんだよね。
水って品質が良くても悪くても使えるし。
「入れ物はどのくらいあるんスか? オレっちも少しは持ってるッスよ」
「じゃあ、カルンさんがいいよーって言ったら持って帰ろう。もしかしたら何かに使えるかも知れないし……――― カルンさーん! 地底湖の水って持って帰ってもいいですかー?」
おーい、と声をかけると許可は貰えたけれど、蜂の出入り口の水は駄目だとの事だったのでラクサと二人で水を汲めそうな穴を探す。
カルンさん曰く、他にも数カ所あるらしい。
ぐるりと壁伝いに見て回ると、丁度大きな岩に隠れるように直径三十センチくらいの穴があった。
「やった! ここで汲んでいこうよ」
「そうっスね。これ、直接手を入れてもいいと思うッスか?」
道具ですくうか、とも考えたけど、手を綺麗に洗ってからそのまま汲むことに。
手持ちの瓶いっぱいに水を汲んでいると、食べ終わったベルやリアン、ディルも加わって全員で水を採取する。
飲み水にもなる、と鑑定結果が出たので試しに飲んでみるととても美味しかった。
「これで紅茶入れたらおいしいかな?」
「ソレはいいかもしれないわね。ちょっと、センカさんに瓶がないか聞いてみるわ」
言うや否やベルが目の色を変えてセンカさんの元へ。
無事、センカさんも合流してたっぷり水を汲むことができた。
気に入ったら時々送ってくれるそうだ。
水が入った瓶たちをポーチへ収納し終わった所で、瓶入りのホルスターを抱えた蜂たちが一匹、また一匹と飛び出してくる。
どうやら、水蜂のハチミツ【ジェムニー】を入れて戻ってきたようだ。
蜂たちが持って帰ってきた瓶にはたっぷりと中身が入っていて、時々キラキラと虹色に輝いている。
「……これは、凄いのぅ。随分と弾んでくれたようだ」
感心したように呟くミルルクさん。
初めて見るハチミツなので、どう凄いのかが私には分からない。
ミルルクさんだけじゃなく、カルンさんやケイパーさん、センカさんまで感心したように瓶を見つめていた。
「恐らく、ですがミルミギノソスとギフトートバードを駆除した報酬なんでしょうね。どちらも水蜂にとっては敵ですから」
「なるほどなぁ。地上に出ることは少ないとはいえ、ミルミギノソスが居着いてしまえば、土を掘ってここまでくるやもしれん。そうなると巣や女王蜂が危険にさらされる……それを防いだ報酬という所か」
駄賃だ、とミルルクさんがその場にいる水蜂たちに中くらいの大きさの青色魔石を配る。
んだけど、最後の一匹である小さな青い蜂はそれを受け取ることなく私の前で動きを止める。
「……やれやれ。ライムちゃん、この魔石に魔力を込めてその蜂に渡してやるといい」
ホレ、と渡された魔石に魔力を込め、差し出せば蜂は嬉しそうに受け取った。
暫く私の周りを飛んで、そして頭の上に止まる。
戻らないのか、と聞いても動かない。
それを眺めていたカルンさんが苦笑して、帰りましょうかと一言。
「同じ道を通る、と言いましたが少し違う道から行こうと思います」
わかりました、と返事をしてぽっかりと空いた暗闇の中へ体を滑り込ませる。
明るい所に入るってわかってる時はあんなに嬉しかったのに、真っ暗な場所を歩くと分かった瞬間げんなりするのはなんでだろう。
(普通に採取がいっぱいできる所だったら、もうちょっとこう、気分も上がるんだけどなぁ)
やれやれ、と息を吐いた私に気付いたらしい青い蜂が、頭から肩へと移動した。
大人しく留まって感情が一切伝わってこない虫独特の大きな目に見つめられると何とも言えない気持ちになってくる。
大丈夫、と話しながら指先を寄せると蜂は、当然のように近づいて体をこすりつけて来た。
「そういや、お前は一体どこまでついてくるの?」
聞いた所で蜂は答えず、クルクルと体勢を変えながら真っ暗闇を眺めている。
帰りも合図があるまで灯りは灯さないように、と言われたので頷く。
向かう先が分からないのは同じだけれど、肩にいる蜂が淡く発光してくれているお陰でかなりマシだ。
蜂のいない方の手を、ベルが繋いでくれて私と一緒に
「その蜂っていったい何なのかしらね」と呟いている。
ザッザッと来る時と変わらない足音に交じって時折聞こえる、水蜂の羽音は何だかとても心地よく聞こえてベルの手をギュッと握り返す。
「カルンさん、この後行く場所ってどういう所ですか?」
「その場所には『月恵み』という名前がついています。いくつかの条件を満たすと魔力を大量に使う職種にとって嬉しい特典があるので是非案内したいと思っていたのですよ。残念ながら、まだ時期が来ていないので今日は使用はできないのですが……三日後の夜にまたその場所で会いましょうか」
きっと気に入る筈です、そう、どこか楽しそうなカルンさんの声が暗闇に響いた。
やがて、私たちは暗い地下から雨降る空の下へ。
カルンさんの言う『月恵み』という名前がつく場所に思いを馳せながら、たっぷり雨水を吸い込んだ土を踏みしめる。
洞窟はいいけど、真っ暗なのは少し勘弁してほしいなぁと改めて思う。
何が怖いって、アンデッドが怖い。暗い所にいるって聞くしさ。
ここまで読んでくれてありがとうございます。
書き方など、長く連載するうちに変わっていたり、新しい場所は説明が多くなりがちなので、愉しめて頂けているか少々心配ではありますが……。
次回は、この度で一番書きたかった所をちょっとだけ。
いつも誤字報告・感想や疑問など、教えて下さって有難うございます。評価は元より、ブックマークしてもらえるとテンション上がりますし、そもそもアクセスして読んで下さっただけでとても嬉しいです! だらだらと、楽しく書き続けていますが今後も続けるつもりなのでお付き合いいただけると嬉しいなーと思います!
=素材=
【ジェムニー】
別名【ジェムニー・ブルー】とも呼ばれるハチミツ。
高い魔力回復効果をもつ。魔力含有量が高く回復効果が高いものは時折虹色に輝くという。
品質のいいものほど無色透明に近い。品質が落ちるごとに薄黄色を帯びる。
【ホットレシエード】
現代で言うホットレモネード。
ミント(現代のものと変わりません)を入れて後味サッパリ。
【チーズパイ】
文字通りチーズを包んだホットパイのようなもの。作者のイメージでは三角形。
塩漬け肉を入れてちょっとだけ豪華な感じに。
チーズもこの世界では高いですが、食欲特化がいっぱいいるのでウッカリ購入している模様。