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10話 初めての戦闘と帰還

 今回は採取のまとめとやっぱりまだ入学前なので説明回。

タイトルには戦闘とありますが、本格的な戦闘というよりも作業に近いです。

すいません。


 今の私たちが『エンリの泉』で採取できる素材は思ったよりも多かった。


まず、目的だった品質の高い【アルミス草】は思っていたよりも多く生えていた。

このアルミス草っていうのは生活の中でもよく使われるんだけど、初心者でも作れる調合茶―――【アルミスティー】の材料になる。

エルとイオの二人が『アルミス草の採取』を引き受けたからその分も見越して少し多めに調達した。


 次の目玉は【エンリの泉水】という、リンカの森にある泉で採取できる順度の高い湧水。

街の中に井戸があるみたいだけど、そこよりも確実に品質は高い。

リンカの森に来るには時間がかかるから普段は井戸水を使って生活してるみたい。

井戸の使い方も教えてもらわないとね。

まぁ、学校に井戸があるかどうかわからないけど。


 他に採取したのは【苦草(センマイ草)】と【アオ草(ソウエン草)】だ。

これは両方共雑草って言われる一見なんの価値もない草に見える。

でも、センマイ草は三種類の茶葉になるしアオ草は一番難易度の低い回復薬の材料として使われる。

 入学して早い段階で調合するのはレベルが低くて、それでいて需要があるアイテムのはず。

となると、冒険者や騎士から広く需要のある回復薬系統を作るのは間違いない。



「これだけ材料があれば、ストックも結構作れるかな?品質もいいし、授業で使うのよりも品質よかったりして」


「品質?あー…そうかもな。授業で使うのって大体学校側が用意するらしいから基礎で必要なものに金はあんまかけてないって聞いたことがある。あれだろ、錬金術って珍しいのも使うんだろ?そっちに金かけてるんじゃねぇか」


「騎士科も農民や庶民のクラスとお金のある商家や技術職、貴族に分かれてるみたいだけど内装や備品も違うみたいだから…ライムさんの入る錬金科の造りは全部豪華だと思うよ。貴族と金持ちの割合がかなり多いしクラスを分けるほどの人数がいないことの方が多いみたいだし」


「そーいや、今年は結構人数いるみたいだな。俺らにしてみると入学できる確率が下がるから少ない方が助かるんだけど」


「入学希望者って、やっぱり男の子が多いの?」



 もう一刻もすれば陽が傾き始めるといった空の下を私たちは歩いていた。

ファウングが引く荷台には【エンリの泉水】の入った樽が五つ、乾燥させてもいい薬草は籠にまとめてある。鮮度が影響するものはおばーちゃんのトランクから見つけた保存瓶の中に入れた。今日の収穫は後で品質ごとに選別するつもり。



「まぁ、そうだな。ただ、女子も結構いるぜ。女性騎士ってのも一定数必要だからな」


「女の冒険者なら通りでみたし、お母さんがそうだったから馴染み深いけど、女性騎士には会った事ないかも」


「女性騎士は王妃の護衛として城にいることが多いんですよ。あとは、他国からの王妃や姫君の護衛としてつくことが殆どです。それ以外だと特殊な部隊に所属していたり、大きな領地へ派遣されたり……まぁ、あまり首都の街中では見られないかと」


「そっか……色々あるんだ。だけどさ、そんなにいっぱい騎士とか錬金術師がいたら仕事なくなっちゃわない?」


ふと思ったことを口にする。

 いや、実際問題そうだと思うんだよね。

毎年じゃないにしても十人ずつとか増えていけばいずれ錬金術師が余るんじゃないだろうか。

 騎士は、階級分けされてるから仕事がないってことはあんまりないと思う。

魔物だっているし見回りとか盗賊退治とか人では沢山あっても困らない。

召喚師はすーっごく少ないって聞くし、何をしている人なのかさっぱりわかんないけど。



「そういやそうだよな。いっくら少ないったって…イオは何か知ってるか?俺、実は殆ど錬金科と召喚科のことは知らねぇんだよな。先輩たちでもあんま錬金術師と仲いい人っていねーじゃん?」


「う~ん。僕はホップさんに聞いたくらいだけど、人数が多かろうと少なかろうと錬金科の試験―――特に卒業試験はすっごく難しいみたいなんだ。それに受からないと卒業できないから結果的に人数はあんまり増えないんだって。あと、卒業してからお店持っても、経営が上手くなかったり女性が多いから結婚する時にやめる人が多いってボヤいてたよ。国に勤めてる国家錬金術師もいるけどそういう人たちは街には降りてこないし」


「へー。俺らの卒業試験はトーナメント式だもんな」



 二人の話を聞きながら、私は本当に幸運だったんだなと気づかされた。

普通は田舎からポッと出てきた何も知らない人間にここまでいろんなことを教えてはくれないだろう。おばーちゃんやお母さんの知り合いがいても同じ年の子と知り合えたかどうか怪しい。


 いろんな情報を持っている二人の話をまとめると私が通うことになる錬金科は今年三クラスあって大体六十人程度が通うことになること。

そして卒業試験があってものすっごく難しいらしいこと。

騎士科も騎士科で人数が多い所為か規律がすっごく厳しいんだとか。

他にも実地訓練で死者が出ることがあると聞いた。



「話してるとあっという間だなー…あと半刻も歩けばモルダスにつくぜ。そういや、この荷物はどこに運ぶ?まだ部屋は割り当てられてないんだろ?」


「あ!そ、そうだった…えーと、じゃあ宿まで運ぶの手伝ってもらっていい?流石に水入りの樽両手に抱えるのはキツいし」


「両手で持つつもりだったんですか?!樽は僕とエルで持ちますからっ!」


「いいや、やっぱり悪いから私も持つよ。一個しか持てないと思うけど」


「一個持ってくれれば一回で運び終わるから助かるぜ。二往復すれば全部運び終わるな」


「だね。じゃあ、その後ご飯食べに行こうよ!晩ご飯はやっぱりホップさんのお店がいいな!あそこのご飯美味しかったし」



街道を歩いて遠くに大きな城と門が見え始めたとき、それは突然草むらから飛び出してきた。


 立ち上がれば膝くらいまである大きさで毛のない細長い尻尾とリスのような耳、黒く大きな黒い眼と可愛らしい顔。手には大きなクミルの実。

 クミルの実っていうのは、秋に収穫して冬に食べたりする年中食べられる庶民のオヤツだ。

よく庭とかに植えてる人もいるくらい親しまれている木の実なんだけど、目の前にいる野良ネズミリスの持っているクミルの方が何故か美味しい。

多分魔力が篭ってるからだと思うんだけどね。



「野良ネズミリスだな。イオ、ライムいくぞ!俺は左の二匹、イオは右の二匹。ライムはどうする?」


「取り敢えず杖で叩いてみる!魔力込めて思いっきりぶん殴ればいいんだよね?」



 エルが頷いたのを確認してから、いよっしゃっと杖に魔力を込める。

どのくらい魔力を入れたらいいのかわからなくて、ほんの少し…調合釜を混ぜる時と同じくらいの魔力を流してみた。


すると、泡立て器に似た先端の中に入れられている子供の握り拳大の魔石がうっすらと光り始める。


魔力を込めると光るのは調合でも似たような状態が起こるし、石や結晶に魔力を込めると光るのは割とよくある現象だから驚きはしなかったんだけど…杖を試しに振ってみて驚いた。

 風を切る音は聞こえるのに、抵抗力って言うのかな?重みとかもほとんど感じない。



「大丈夫そうだな。弱いとは言え、噛まれれば痛ぇから気をつけろよ!野良ネズミリスは思いっきりぶつかってくるか、手に持ってるクミルをぶん投げてくるか、噛み付くかの三パターンだ。クミル投げてくる時は動作でわかるからキャッチするか投げられる前に叩け」


「了解! 攻撃されそうになったら避けて叩き潰せばいいんだよね?」


「た、叩き潰すって……無茶はしないでくださいね、お願いですから!」


「うん。気をつけるけど、多分平気! この位のネズミなら時々物置とかで見たし、退治もしてたからっ。まぁ、普通のネズミだったからこの野良ネズミリスって言うのは初めて見たけど、似てるし平気だよっ」



剣を構えて私の正面にいる野良ネズミリス以外の魔物を引きつけてくれる二人に感謝しつつ、初めて戦う魔物を睨みつける。


 可愛い顔はしてるけど、外見に騙されると痛い目見ることになりそうだ。

噛み付かれるのも嫌だし持っている木の実をぶん投げられて痛い思いするのも勘弁願いたい。

すばしっこいから上手く当たるかどうか心配だけど取り敢えず思いっきり殴ってみよう!


 ふり下ろせば野良ネズミリスに杖の先端が当たる位置にいるのを確認して思いっきり杖を振りかぶって体重と魔力を込め、振り下ろす。



「えいやっ!」



ブンっと空を切る音と共に何か適度に柔らかくて、でも硬さがある、何とも言えない変な感触に少し眉をしかめつつ目標に視線を移す。



「………そんなに魔力と力込めたっけ?」



 おっかしいな、と思わず首をかしげる。

何度か殴りつけないと倒せないと思ってたのに、一撃だった。


(身を守れるっていうのはいいのかも知れないけど、錬金術師としてどーなんだろ?いや、いいんだけども)


潰れてた野良ネズミリスが動かないことを確認しつつ、周りに視線を移す。

エルもイオも二体目をちょうど退治した後で野良ネズミリスの解体をはじめていた。



「野良ネズミリスの討伐部位ってどこ?」


「ん?早いな、すっげーじゃん!コイツの討伐部位は尻尾か耳。尻尾なら一つの方が楽だから、これに尻尾入れてくれ」



 ポイッと遠くから放られた革袋を受け取る。

 討伐部位を入れる袋は基本的に丈夫で防腐効果のあるものを使う。

袋の口を開けて、オマケで貰った短剣を取り出し尻尾を切った。



「そういえば、このお肉って食べられるんだっけ?」


「料理するんですね、ライムさん」


「おばーちゃんがいなくなってからずっと一人だったしね。地味に美食家だったおばーちゃんに料理は仕込まれたから結構出来ると思うよ。パンを買いに行くより作ったほうが安いし早かったんだもん」


「へぇ…ちなみに買いに行くとどのくらいかかるんだ?」


「普通に半日はかかるよ。朝に出て、昼に必要なものを全部買って、家に戻ったらすぐ晩ご飯作る時間になってたし」



おばーちゃんが生きている頃は行商の人が来てくれてたけど、亡くなって薬とかアイテムの取引がなくなると皆来なくなった。

 一番親しくしていた行商さんはなくなってからも来てくれていたけど、申し訳ないので断ったんだよね。


 実は首都に本店があるって言ってたから学校が始まる前に挨拶しに行こう。

顔は忘れてないし。

…いざってときのツテは多いに限るもんね。

特にお店関係だと仲良くなっておけば色々教えてもらえるかもだし。



「今回は、使うかどうか分からないし、血抜きもちょっと面倒だから今回はお肉持って帰らないでおこうかな」



 埋めるとか焼くとか処理した方が良いか、と聞くとエルは首を横に振った。

必要な肉以外の部分はそのまま放っておいても別の動物や魔物が片付けてくれるので問題ないみたい。

気になるなら埋めてもいいけど、野生動物もいるからそのまま放っておいても大丈夫だそうだ。



「森の奥なら肉やら血の匂いに釣られて強い魔物やら肉食系の動物が寄ってくる可能性があるから焼いたり、埋めたりすることが多いんだけどな。ここは入り口だし、強い魔物はここまで来ないんだよ。いても野生のウルフとかそういうのだしさ。あいつら、腹いっぱいだと人を襲うことも少ないから、出来るならそのままにしておいてくれ」


「なるほどね、そういう考え方もあるのか」



 基本的に必要な分だけ貰って後は森や川、その場所に住む動物や生き物たちに還すのが常識だった。

それに、素材や食材を根絶やしにしないように必要な数だけ採るのは採取の常識であり狩りの常識だっておしえられてきたから、状況や場所によって処理の方法も考えなきゃいけないとは思わなかった。




「…じゃ、そろそろいくか。次のが出てきたらまた時間喰うし、俺らの依頼分も確保できたもんな」


「うん。これ以上遅くなると夜になるからその前に戻ろう。この時期は冒険者が多いから日暮れ直後が一番混雑する時間帯だし、面倒事だって…」


「面倒事?」


「そう。この時期は冒険者だけじゃなく学院入学のために全王国から色んな人間が集まっているから、どうしても小さな小競り合いとか衝突が多くなるんだ。一番多いのはやっぱり貴族絡みなんだけど」



苦笑しながらファウングの横を歩くイオと先頭を歩くエルが共にうんざりした顔になった。

門にはあと半刻もすれば着くという場所だったこともあって安堵感から何気なく周囲を観察してみる。


 行き交う人は私たち以外にみえなくて、魔物の気配もない平和な道。

踏み固められた広い道から時々顔を出している小石。

街道の脇に花を咲かせない雑草が遠くまで生い茂り見事な緑の絨毯が出来上がっていた。

時折風が吹き抜けて、緑の絨毯の表面を揺らし髪や頬を撫でる。

懐かしい草の青々とした匂いと陽が傾き空の三分の一程がオレンジ色に染まるのを眺めて思わず笑う。



「なんか、こーゆーのっていいね。首都ってもっとゴミゴミして自然が何一つない嫌なところかと思ったけどエルやイオと知り合えたし、錬金術だって学べる」



授業料は高いけどね、と笑いながら付け足せば二人とも顔を見合わせて笑った。

最後には私も加わって三人で笑いながら門が見える場所まで他愛のない話で盛り上がった。


「無事に帰って来れたし、荷物はライムが泊まってる宿に届けりゃいいか。寮に引っ越すのは入学式の前日だった筈だけど…錬金科はどーなんだろうな?噂じゃ、今年から新しい制度が始まるとか始まらないとかって小耳に挟んだけどよ」


「とりあえず、量もあまりないし移動が決まってからでいいんじゃないかな。それにライムさんの荷物を運びたいって前もって伝えておけばこのファウングと荷台を安く貸してくれるんじゃない?ほら、錬金術師にコネが欲しい人って結構多いし、僕らと同じ出身なら尚の事仲良くなりたいって思うのは当たり前のことだから」


「…それもそーか。んじゃ、こっちで先輩たちに話ししておくからさ、調合できるようになったら教えてくれな!騎士科の寮に入っちまったら手紙出すからさ」


「手紙?同じ学校なら会って話するの簡単なんじゃないの?」


「オイオイ、勘弁してくれよ。俺らみたいな下っ端に貴族がウヨウヨいる場所に殴りこみに行けって?それに、学院内での連絡手段は大体手紙か掲示板なんだぜ?手紙だと特定の場所にある投函箱に出せば個室に届けてくれるんだ。掲示板はギルドみたいな感じで張り出してあるから目を通すのに時間がかかるんだよな…依頼だとかバイトとかの情報が基本的に張り出されてるな。あ、あとパーティー勧誘関係」



へぇ、と感心しながら相槌を打ってエルの情報網に改めて驚かされる。

なんっていうか、本当に詳しいんだよね。

情報源は先輩が多いみたいだけど、街の人からだったり関係者からだったりと比較的幅広い。錬金術系と召喚士系の情報はほとんどないけど、それにしたってすごいと思う。


「にしても、エルってホントすごいよね。その情報どっから貰ってくるのさ」


「先輩とか人に聞けば大抵教えてくれるぜ?なぁ?」


「は、ははは。それはエルだからだって」


「俺のは親父やお袋のお陰ってのもあるから大したことじゃねーって。それより、イオの方がすげーんだよ。こいつ、頭いいんだぜ?入学試験の筆記なんてほぼ満点でやんの。実技は俺に判定負けだったけどな!」


「エルは実技が満点だったんだ。筆記は…僕がちゃんと教えたはずなのにギリギリの点数だったけど」



じとっと睨みつけたイオに慌てて話を変えようとエルが門の付近にいる兵士に手を振る。

私もイオもそれを見て顔を見合わせどちらともなく、プッと小さく吹き出した。



 明日は商店街の品物を下見して、今後に必要な備品や生活用品を買わないと!

お金、足りるかなぁ…




=アイテム&素材=

【保存瓶】

 素材や調合品を保存する為の入れ物。

基本的に硝子でできているが水晶で作られている高級品もある。

大きさは様々で多量に使う為に品質の低いものは、鉄貨2~5枚で売っている。

クリスタルのモノは最高純度で銀貨一枚。

【クミルの実】

 野良ネズミリスが持っていたり、秋に良く収穫され料理やお菓子によく用いられる木の実。硬い殻を割って中にある種子を食べる。実は独特の香ばしさと食感があり大衆に人気がある。秋に収穫し冬に備蓄食材にも。現代でいうクルミ。

【投函箱】

 とうかんばこ。現代でいうポストのようなもの。


基本的に金属でできていて係りの人間が魔力を込めると手紙が取り出せる。手紙の配達は一日に三回。朝に六刻(六時)・昼の十二刻(十二時)・夜の五刻(五時)になる。

すぐに届けて欲しい場合は配達部に行って手紙なら鉄貨一枚(十円)、荷物なら重さに応じて変わるが五キロまでなら銅貨一枚(百円)で届けられる。五キロ以上は1キロ増えるごとに鉄貨が一枚ずつプラスになり、八キロを超えると銀貨1枚になる。

=======


 ここまで目を通してくださってありがとうございました!

次回はお買い物回。

早く入学と合流させたい…っ

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― 新着の感想 ―
[一言] 錬金術系ゲームにどハマりした人間として……すごく好みですヾ(´︶`♡)ノ 後書きにアイテム説明も丁寧にしてくださってるのでわかりやすいし、なにより自分がアイテム採取した気になれてます笑 あ…
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