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104話 いつもの調合風景

遅くなってスイマセン。サクサク行きたいけどいかないって言う……すいません

調合をしながらだらだーらと話しているだけです。


あれもしたい、これもしたいって思うけど、少し時間が経つと忘れるんでメモは大事。

……良く忘れます。記憶力ってほんとあれですね。うん



 調合を始める前に、大瓶や漏斗、素材をそれぞれ最大調合量分に分けて並べておく。



 ベルやリアンの分もまとめて用意しておいた。

百個分のアイテムを作る為には、調和薬も浸水液も当然百個必要になるからね。

準備ができてさえいれば、あとは調合するだけだ。



(調和薬なら十回分を三十分で作れるようになったとはいえ、浸水液はどう頑張っても五回分一時間かかる。仕方ないのはわかってても、時間制限があるとちょっと不安だなぁ。まあ、浸水液とか薬効油とか……時間のかかる素材指定系アイテムじゃなくって良かったって考えておいた方がいいか。解毒剤100個とかだったら絶対間に合わなかったと思う)



はぁ、とため息を吐いて時間のかかる浸水液の調合に取り掛かる。

 浸水液は一時間で五回分しか作れない。

だから、三人で分担して作るにしても六~七時間は調合しなくちゃいけないことになる。



「今から七時間連続調合かぁ」



調合は好きだけどずーっと同じ調合っていうのは流石に飽きる。

合間に調和薬を作ろうと心に決めて、計量しておいた井戸水を調合釜へ投入した。


 水素材を投入し、沸騰するまで少し時間があるので漉し布を乗せた漏斗を瓶に差し込んでおく。


今回は薬素材を多く使うので『香料』に分類されている香草たちを使うことに。

 香草は森にも結構生えてたから採取してきたんだよね。



(やっぱり、使えるものは採っておくべき。使う時に限って無くなってたりするし)



調合窯に入れた井戸水が沸騰したので、五回分の香草を投入。


 必要分の魔力を込めながら一時間じっくり煮詰めていく。

魔力自体は消費量が少ないこともあって全然余裕なんだけど、火加減にさえ気を付ければ問題なくできる調合なので少し気は抜ける。


 強火で一度沸騰したのを確認し、火力を弱めて中火にした。

これでじっくり一時間ほど煮込む。


 ぐーるぐーると大きく釜の中をかき混ぜていると隣の作業台にベルが立った。

食事を終えて満足そうな顔で、調合用のエプロンを身に着けて手袋を嵌めている。



「用意しておいてくれたのね。ありがとう」


「いいよいいよ、用意さえしておけば直ぐ調合できるしさ。一人六時間とか七時間やって百回分の浸水液準備し終わる感じだもん……用意位しておくよ、私だって」


「……具体的に時間で聞くとやる気失せるからやめて頂戴。はぁ」


「同じ調合ばっかりだと飽きるから合間に調和薬挟もうと思って、そっちの準備もしてあるよ」


「それもどうなのよ。ほんと、調合好きも良いところよね、ライムって」


「えー。調合楽しいし、時間忘れちゃわない?」


「戦闘中は時間を忘れるから分からないでもないけど、調合ではないわね。どちらかというと魔力を注ぐ加減を間違わないかって心配が先に立つから、疲れるのよ」



 そう言いながらも、教科書で手順を確認して素材を入れ温度の調整をするベルは、どことなく楽しそうだ。


 爆弾の調合をするまでは、調合にあまり興味があるようには見えなかったんだけどね。

実際にアイテムが作れると楽しくなってくるのはみんな同じらしい。



「コレが終わってさ、店がある程度落ち着いたら一緒に首飾り作らない?」



水を投下して沸騰するのを待っているらしいベルの動きが止まる。


 どうしたんだろう、と首を傾げるとどこか嬉しそうに頬を赤くしたベルと目が合った。

不思議に思って首を傾げると視線を逸らされる。



「く、首飾りって“水晶石の首飾り”よね。それ、私にも作れるのかしら」


「作れるよ。錬金術じゃなくても作れるくらいだし。装備として使えるかどうかは分からないけど、水晶石で練習して、上手く扱えるようになったら自分でチェーンとか作るのもいいかも。作るなら調合でできるし」



実は、チェーンを作る所を何度か見たことがある。

作ってたのはおばーちゃんじゃなくて、おばーちゃんの友達だったけどね。


 作り方は割と簡単だった筈だ。

少量のインゴットと薬品を入れて魔力を注ぎ、混ぜる。

これだけ。



(あとは、なんだっけ。金属系って魔力をよく喰うから、大きくなってからの方がいいわって言われた覚えがうっすらあるな……今なら大丈夫だと思うけど)



 チェーンの調合について色々思い出しながら、ベルの様子を窺う。

手付きは危なげなく、丁度香草を投下するところだった。


 沸騰するまでそう時間はかからない。

グツグツと煮える釜を気にしつつ、私と同じように瓶や漏斗などを手早く準備し、火加減を調整。



「チェーンを作る材料って買えるのかしら」


「空いた時間に調べてみるけど、確かインゴットは必要だったと思う。けど、混ぜ棒にうまく巻き付けないといけないって聞いた覚えがあるから、練習してからの方がいいんじゃないかな。インゴット高そうだし」



 糸の調合は、一度『見た』だけだ。


 ついでに言えば、挑戦したことはあっても『成功したことがない』んだよね。


 なにせ、普段、自分用の食べ物や生活に必要なものの調合はある程度してきたから出来る。

だから今でも楽にできるんだけど、普段使うことのない爆弾や糸、金属系は手を出しても殆ど失敗。

素材が勿体ないから次第に手を出さなくなった。



(というか、生活用品以外のアイテムって実際に調合して成功した事の方が少ないんだよなぁ)



間近で見られるだけでも十分勉強にはなるし、教科書とか読むより分かりやすい。


 けれども、細かい魔力調整までは分からないのだ。

魔力を注ぐ量だって、個人の感覚によるものが大きいから『ちょっと』が『いっぱい』だったり『いっぱい』が『少し』だったりすることも結構ある。


 ベルやリアンは、私が失敗してるのを見てないからどこかで『調合なら私に聞けばいい』って考えてる所がある気がする。


 二人より錬金術と関わりがあったとは言っても、二人の方がずっとすごい。

失敗の数だけ言えば私がダントツで多いし。



(工房で初めて調合した時も、爆発しなくて、アイテム作れてたし。品質とかはイマイチだったかもしれないけど、アイテムができるだけで十分すごい)



 私の初調合の思い出は、すごい爆音と生温い液体が体を濡らす不快感の二つだ。

隣にいたおばーちゃんはお腹を抱えて大爆笑してたっけ。流石に怒った。


二回目、三回目も爆発して、四回目は失敗。

五回目でようやく最低品質の『調和薬』ができた。


……この時使ってたのは、使わなくなった『つっかえ棒』だったっけ。

つっかえ棒も7回目の調合の時に壊れてしまったのでその日は調合を諦めた。



「糸やチェーン、針金系の調合するなら、混ぜる時に凹凸のない金属製の杖を使うといいらしいよ。巻き付けた後にするっと引き抜けるから簡単なんだって」


「言われてみると確かにそうね。チェーンって高品質で細かい造りのものは絡みやすいもの」


「だからさ、糸か何かで練習してからにしようよ。糸なら割と素材もそろえやすいし……そうと決まれば『首飾り』は革紐かな。染色剤みたいなの作れば革紐も染められるし、調合もかなり楽になると思う」


「革染め……それも楽しそうね。染色剤の素材ってどこに行けばあるかしら。森?」


「さ、さぁ……?」



他にも細くて長い、加工しやすい針金や金属粘土なんてものもあった筈だけど、言うとインゴットを買いに行きそうだったので黙っておく。


 針金は買えるし、アクセサリー用の部品はリアン辺りに聞けばどこで買えるか分かるはずだ。


 会話をしながらだと一時間はあっという間だ。

完成したものを瓶に詰めて、続けて二回目の浸水液の調合を始める。


 あとは煮詰めるだけ、となった頃にようやくリアンが合流した。

若干ふらついてはいたけれど調合自体は問題なくこなせてたので、ベルが笑顔で明日の訓練コースについて話し始める。



「……ぼ、僕はいい。調合ができなくなる」



リアンがバッとすごい勢いでこっちを向いた。

瓶に入った水がチャプンッと音を立てて少し釜の中へ落ちたけど、それどころじゃないらしい。


 リアンの白い顔がさらに白くなっていた。



「慣れるまでの辛抱よ。私とリアンは騎士団で軽く手合わせすることになったから、体力少しでもつけておかないと」


「……ちょっと待て。今なんて言った?」


「伝えるの忘れてたけど、色んな武器を使う相手と新人たちを戦わせたいってことだったから丁度いいじゃない。男の鞭使いなんて早々お目にかかれないし、植物系の魔物には蔦やら枝やらを鞭みたいに使ってくるのもいるのよ? ある程度慣れておかないと大変じゃない、騎士たちが」



リアンたちがチンタラ走ってる間に、巡回してた副隊長とたまたま会ったらしい。


 そこで決まったんだと、釜の中をかき混ぜながらベルは話す。

その手には、いつの間にか教科書があって、熱心にインゴットについて調べているようだった。

時々、ベルの口から『鉱山』とか『魔物』とか「武器を新調して、鉱物系のモンスターを斬れるように」とか物騒な言葉が聞こえてくる。


 リアンの反応なんて気にもかけていないベルに、リアンが慌てて口を開いた。

こっちもこっちで必死だ。目が怖い。



「僕を殺す気か?! ライムっ、君も何とか言ってくれ!」



調合前だからか、つかつかと私たちの方へ近づいてきて私の肩を掴んだ。

必死すぎて力加減を忘れてるらしい。

 握力は結構あるんだよね、ベルほどじゃないけど。



「え。うーんと、私は訓練しなくていいの?」



ベルに何を言っても無駄だとは思うけど、と苦笑しながら気になっていたことを聞いてみた。

私も訓練したら強くなるかもしれない。


 ちょっとワクワクしながら聞いたんだけど、ベルは素っ気ない。

フンッと鼻で笑ってから、綺麗な笑顔で一言。



「時間の無駄だからいいわ。調合して待ってなさい」


「くっ………リアン、期待されてるうちが花だっておばーちゃん言ってた」


「切り捨てるの早すぎるだろう?! まぁ、ライムの戦闘能力も探知能力も壊滅的だから、参加させるだけ時間の無駄だとは考えはしたがッ」


「フォローするのか貶すのかどっちかにしてくんないかな、リアン」


「ああ、訓練は販売した後だからライムはエルとイオのどっちかに送らせるわ。一人で歩くのは危ないし」


「それは確かに。ライムは知らない人間に騙されて売り飛ばされそうだからな。素材や採取場所、調合のレシピにつられるなよ。そんなうまい話は絶対にない。知らない人間についていくと、そのまま奴隷商送りだぞ」


「田舎者だってバカにすんなよ、金持ちども」


「あのねぇ、田舎者だから心配してるんじゃなくて『ライム』だから心配してるの。貴女どこからどう見ても騙しやすそうだもの。警戒心持ちなさいな」



「本当にな。一体どうやったらこんな風に育つんだ……?」


「リアンなんかベルと騎士団の人たちに鍛えられてムキムキになればいい」


「あら、それはそれで気持ち悪いわね」



午前中はずーっとこんな感じで調合してたんだけど、浸水液は順調に完成していった。

三人だと話しながらだから、割と飽きずに同じ調合が出来るらしい。


 最終的に、私は明日の朝から教会まで走って体力が落ちないようにすることで決まった。


 リアンとサフルは今日と同じようにベルと朝の訓練。

使い物にならないと困るからセーブするとは言ってたけど、暫くは二人が死体になって帰って来るんだろう。

こればかりは外れない確信があったりする。





◇◆◇





昼食後も、午後も引き続き調合作業が続く。



 作るのは【浸水液】【調和薬】の二つだ。相変わらず。

同じものを作り続けるのは飽きるけど、こればかりは仕方ない。


 手に持って食べられるようにオニギリを大量に作って、ポーチにしまっておく。

明日の昼もオニギリの予定だ。



「でもお昼こんな感じでいいの? 炊き込みご飯だから味はついてるけど」


「こんな感じって言うけど、色々作ってたじゃない。白い方は中の具が違うんでしょ?」


「違うけどさ。お肉とか魚の焼いたやつとか、野菜とか」


「十分だろう。飲み物もあるしな」



夕飯は大量にできるパスタにする予定。


 スープは既に作ってあるし、スープに麺を入れて味付けをし直せば洗い物も少なくて済む。

一応メニューの確認をしたら麺料理が好きなリアンは快諾。

ベルは少し考えて、お肉が余っていれば焼いてくれないかって頼まれた。

理由を聞くと、料理している間にこれから毎日素振りをするから、らしい。



「走りに行くのが一番なんでしょうけど、外に出るとどうしても時間がかかるじゃない? 夜は夜で夜行性のモンスターが出てくるからいいんだけど、虫も出てくるし。それに基礎も大事でしょう? いざって時の為にも鍛えておかないと」



残念そうに溜め息をつくベルに私もリアンも黙り込んだ。



(ベルの素振りって、一般的な素振りじゃない気がする。一度だけ見たんだけど素振りって言うか虐殺準備って感じだったし)



ベルの素振りについてはリアンも知っているので、ピタッと口を噤んだのだろう。

巻き込まれたくない、と凄いしかめっ面をしているのも何となく分かった。

 


「(リアンの素振りは普通だったから、たぶんベルがおかしいんだよね。どうみてもあれは相手のいない疑似訓練だった) とりあえず、サラダとお肉はつけるよ。あんまり時間もかからないし」


「そう? じゃあお願いね」



楽しみだわ、と言いながら機嫌よく調合に戻ったベルにそっと息を吐く。


 私とリアンも同じように黙って釜をかき混ぜる。

午前中に私は五時間ほど調合して浸水液は25作っている。

ご飯作る前にも作ったから一番多く調合してるんだけど、誰がどれだけ作るっていう話はしてなかったんだよね。



「あと三回調合すれば丁度40作ったことになるから、それが終わったら調和薬50作るよ。明日までにはできるだろうし」



今日のうちに半分用意できていれば、すぐにアルミス軟膏やポーションを作れる。


 食事の支度も作り置きでいいって言ってくれたから、明日は夕食さえ作ればいい。

朝は今日作ったものを温めるだけなのでサフルに頼める。



「私たちとしては助かるけど、いいの?」


「うん。調合好きだし、魔力も前より増えてるからね。明日はアルミス軟膏から作ればいいかな。あれ、腕痛くなるから早めに作っておかないと疲れて何もできなくなりそうだし」


「分かった。明日はアルミス軟膏を頼めるか? アレは150作らないといけないからな……器に移す手間もかかる」


「だねぇ。完成品移すのはサフルでもいいけど、薬系の錬金アイテムだから私たちがやらないと。明後日は、食べ物系の調合だっけ? 起きたら先にやっておくから。オーツバーって冷ます時間と包む時間があるから意外と時間かかりそうだし。オーツバーの包装はサフルにも手伝ってもらう」



オーツバーは持ち歩きやすいように油紙っていう油が染みない紙で包む必要がある。

クッキーも油紙で作った袋に入れないといけないんだよね。


 サフルには、油紙の袋と包み紙の用意を頼んでる。

他に作るもの、とそこまで考えて気づく。



「……今の調合効率だったら、問題なく全部作れるよね」


「まぁ、そうだな。三人で調合しているから100や150程度なら、少し余裕はある」



丁度一時間たったので私たちは瓶に出来上がった浸水液を詰めていく。


 それが終わったらすぐに、次の浸水液の調合。

慣れて来たので準備や片づけも順調だ。

完成した瓶はサフルが作業の合間にまとめて木箱に入れてくれる。


 ついでに、汚れた作業台を軽く掃除してくれたり、少し遠い場所にある素材を使いやすい場所に移動させてくれるので非常に助かった。

数をこなさなきゃいけない時ほど、いちいち取りに行く時間が惜しい。



「じゃあさ、研磨液作ってもいい? 素材は【磨きの砂】と【油素材】【軽い土】の三つだし、調合自体は簡単なんだけど……【軽い土】は調合しなきゃいけなくて」



ここまで話せばリアンも私が話した理由を察したらしい。

 呆れたように私に視線を向けて話の続きを促した。



「使う素材はなんだ。おおよそ見当はつくが」


「う。スライムの核なんだけど」


「―――……一つでどのくらいの量ができる?」


「大体三回分。この間の採取で沢山クラスターが出たから、首飾り作りたくて。今回の販売と店が落ち着いたら作る時間もできるかなぁと……細工系興味ない?」



「興味はあるが……まぁ、いい。どの道、今回【メイズスープの粉】は販売しない。店で売る分は十分に確保しているし、不足が出た時のためにいくつかストックもしているから使っても問題ない。必要な時に声を掛けてくれ。一応貴重な素材だから金庫に入れてある」



分かった、と返事をして釜の中へ視線を戻せば、グツグツと釜の中の水が煮たっている。

香草を入れてもよさそうな頃合いだったので、無言で素材を投下。



(なんだかんだ言って、新しい調合をみんなで試せるのって楽しいんだよね)



 あーでもない、こーでもないって話をしながら作業をするのは一人ではできないことだ。

おばーちゃんみたいな“一流の錬金術師”とじゃできない、同じ工房生だからこそできる経験。


こうやって並んで話をしながら、釜をかき混ぜているのも私にとっては十分楽しいんだけど、二人には言わないでおく。



 それからは雑談をしたり、私が留守中にあったことを聞きながら調合をし続けた。

夜の気配がしてきた辺りで一度調合をやめて、食事の準備。

食事ができた、と声を掛けるまで二人はそれぞれ浸水液を作り続けていた。



「座ってる時間が夕食時だけとなると、流石に疲れるわね」


「腕が重い。明日はアルミス軟膏か。練りの動作が必要になると負荷が酷そうだ」


「軟膏系って使い勝手良いけど作るのホント大変だよね」



 共通の話題かつ同じ経験をしているからか、こういう時はすごく話が合うんだよね。

軟膏の作成はベルでも疲れる、っていうのには驚いたけど。


いつもより少しだけ時間をかけて夕食を食べた後、三人でちょっとウンザリしながら作業台へ向かう。

調合前には三人で一本ずつ初級魔力ポーションを飲んだ。


寝る前には魔力空っぽになってたけどね。うん。




ここまで読んでくださってありがとうございます!

誤字脱字変換ミスは相変わらず常時募集で参ります…すいません。

筆が遅くて…


=素材と調合アイテム=


【磨き砂】一ミリ~五ミリの黄金色の砂。

金属以外のものを吸着、削り取る性質を持つ。インゴットや宝石の原石を研磨する際に用いられる。

火山や河口、岩山などで採取できる。宝石の原石を研磨すると、細かい粉になる。

その粉に水などを加えるとパックになるとか。

【軽い土】粘土+スライムの核

風が吹くとサラサラと飛んで行ってしまうほどに軽い土。

水を加えると粘土が出て、型にしたり、水分を吸着するのにも使える。



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