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紅の鳳凰  作者: 皆麻 兎
第七章 セキの生まれ故郷レンフェン

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第25話 一騎討ち

「きゃぁぁぁっ!!!!」

宮廷女官の悲鳴が、宴の会場内に響く。

俺は暗殺者と対峙していたので、パニックになっている周りの事など目に入っていなかった。しかし、一瞬何かが俺の横をよぎった気がしたので反射的に後ろを見てみると――――背中に矢が刺さり、地面に倒れているミヤの姿が目に入った。

「ミヤ…!!?」

俺やソエルとシフトの表情が一変する。

自分もその場で固まってしまい、戦っていることすら忘れていた。すると、巨大な爆音と共に入り口にある襖が吹っ飛ぶ。

「わぁぁっ!!」

その爆風の勢いで、俺とソエルは軽く飛ばされた。

煙が上がり、その奥から人が現れる。

「まさか、異人の手によって我々の計画が狂わされるとはな…」

煙が晴れた後、一人の男が現れてそう言った。

そいつは他の連中と違い、忍というより武人というかんじが外見から見てとれる。

 あれ…?あの漆黒の瞳…

黒い髪をした男の瞳は漆黒で、こちらを向いているように見えなかった。

「貴様が、皇子セキ・レンフェンか…」

男がこちらを見ないで言った。

 やっぱり、ミヤと同じ盲目なんだ…

敵の動きからそう確信したが、俺にとってそれ所ではなかった。

「…お前がこいつらの頭か!?」

「さぁな…。先に言っておくが、その女に突き刺さっている矢はただの矢ではない。身体全体を麻痺させる毒の塗られたモノだ…」

「なっ…!!!!」

俺は瞬時にミヤの方へ振り返ると、意識はあったものの身体を震わせて動こうとしなかった。否、動けないんだ――――――――――

「その女、どうやら俺の気配に気がついていたみたいだが…貴様は俺の気配を気がつかなかった…」

「…何が言いたい!!?」

俺は奴から感じる殺気に押しつぶされないように、威嚇するような表情をすることで、意識的に対抗する。

「要は能力のない野郎が国を継いでも、国は栄えないって事だ。…そして、お前とお前の父親はここで死ぬ…俺らの手によってな…!!」

「てめぇ…!!!」

今の言葉で、自分の中で煮えたぎっている怒りが爆発しそうになる。

やばい…!!

俺はブチ切れ寸前だった。

その時、銃を構える音が響く。

「ちょっとあんた!!…あたしの仲間をこれ以上侮辱すると、実弾ぶち込むわよ!!?」

ソエルがものすごい形相で男を睨む。

 ソエル…少し助かったよ

俺の代わりに彼女が怒り出したおかげで、俺はブチ切れずに何とか少し落ち着く事ができた。

「…カルマ族の女…」

男は低い声でボソッと呟いたので、何を言ったのかがわからなかった。

「悪いが、2対1で戦わせねぇぜ!!」

「何!!!?」

驚いた俺とソエルは声のした方向を見る。

「ミヤ…!!!!」

盲目の男に気を取られていた俺達は、おしゃべり野郎が移動していたのに気がつかなかった。

奴はうつ伏せになって倒れているミヤの背中を足で踏みつけていて、しかも、首元に刀を突きつけている。

「てめぇっ!!!」

「皇子セキ!!!てめぇがそいつと1対1で勝負しねぇと、このベッピンさんの身体が血だらけになるぜ…?」

「くっ!!!」

ソエルと一緒に戦ったら、ミヤの命がないという事を意味する。

「…ならば、俺が勝ったらお前たちには自首してもらおうか。でももし、俺が負けたら…俺の首をお前らにくれてやる!!だから、父上や他の皇子・皇女に手を出すなよ!!?」

「セキ…!!!?」

「…大丈夫だ、ソエル。俺はここで死ぬわけにはいかない。父上やこの国…そしてかけがえのない仲間であるお前らを守るためにも…!!!」

俺は不安そうな表情(かお)をしているソエルに向かって、今できる精一杯の笑顔で応えた。

”戦の場において、将は兵の前では不安な顔を見せてはならない”――――――――昔、父上からそれを教わった。それは当然、兵士でなく仲間にも言える事だった。

「ふん…。威勢だけはいいらしいが…俺に勝てる可能性など、ゼロに等しいことを教えてやろう!!!!」


 宴の場に剣と剣の音が響く。シフトをソエルに任せ、兵士たちが父上や皇子・皇女達を避難させてくれたおかげで、俺とミヤと暗殺者共の4人だけになった。

 これだったら、思う存分暴れられる…!

そういう考えが一瞬、俺の頭をよぎる。奴の剣は両手剣。そして剣の持ち手付近にはめ込まれた石が、青霧石だった。この青霧石を使用するのはただ一つ、レンフェン建国前からこの地に存在していた先住民“ツクヨリ”だ。彼らは20年前の内乱でカルマ族に味方して敗れたが、『国の基となった民族』という事で国内の指定された土地に追いやられはしたが、皆殺しは避けられた民族だ。

彼らの信仰では俗に障害者と言われる、身体の一部分を失った者を「神に選ばれし者であり、失った部位は神によって使われているので、大変名誉な事だ」とされ、尊敬されるという。だから、あの男と俺の一騎打ちを希望したのかもしれない。しかし、他民族とはいえ、彼らの信仰に当てはまるミヤに矢を放ち、刀を突きつけるのはどうにもいただけない。

 剣と剣でぶつかり合ってから数分が経過し、なかなか勝負のつかない俺達は一瞬後ろへ退いて口を開いた。

「お前ら、ツクヨリだろ!?確かに20年前、俺の祖父であるナラク皇帝はあんたらにひどい仕打ちをした!!しかし、処刑を免れたのは…現皇帝陛下のおかげなのに、どうして陛下のお命を狙う!!?」

奴に効くかわからないが、やれるだけのことをやりたい俺はこいつらを説得してその心に訴えかけてみることにした。

しかし、言っている事は全て俺の本心であり、嘘偽りは一つもない。

「…どうやら、貴様は大きな勘違いをしているようだな…」

「何っ!!?」

剣を構えている奴の口が開いた。

「俺達の目的は、皇帝ではなく…最初から貴様だったのだ」

「…一体、どういうことだ!?」

俺はその時、本当に父上ではなく自分が狙われる理由がよくわからなかった。

「…・どうやら、自分の才を理解していないようだな…」

また奴はボソリと言った。当然、何を言ったのか俺には全然聞こえなかった。

「内乱後、この国は表面上こそ平和だが、宮廷内は腐りきっていた。皇族も役人も…その中で、逆に手ごわいと思ったのが、貴様だ…皇子セキ!!」

「…城内の事を知っているなら言っておくが、俺は国籍を捨てて旅人になった皇子。殺したって、何も得しないと思うが?」

「…貴様はそう言うが、我々の眼は節穴ではない。我々にとって『手ごわい』とは、貴様が皇帝になり得る才を持っている事だ。レンフェン皇族の崩壊を狙う我々にとって、貴様は…今、一番最初に排除すべき男なのだ!!!」

そう叫んだと思うと、奴は衝撃波を飛ばしてきた。

「くっ!!」

奴の衝撃波を相殺しようと思えばできたけど、目の見えないあの男にとって、相殺させた時にできる煙は大打撃を食らわせるチャンスだ。

だからあえて、俺はその一撃を避けた。しかし、それでも奴は素早く、何とか対応できたが少し押されそうな勢いだった。

 あいつ…どんな攻撃が来ようと、全く表情を変えない…!今まではミヤみたいな盲目の剣士が味方だから良かったが…敵となると手ごわい!!

俺は少しずつ間合いを取りながら戦うことにした。



 身体が動かない…

うわ言で誰かが「全身を麻痺させる毒が塗ってある矢だ」と言っていたのが聞こえてきた。矢は背中の肩よりに刺さっているため命に別状は無さそうだが、時間が経った今はこの矢を抜くと出血多量で命を落とすかもしれない。だが、痛みのおかげで意識があった。首筋に刀のような冷たい感触と、背中を誰かに踏みつけられている感触がある。反撃をしたいが、全身に回っている毒によって、指を動かす事すらままならない。

「はぁぁぁぁぁっ!!」

セキの声と共に、剣と剣のぶつかり合う音が聴こえる。彼はきっと、暗殺者と戦っているのだろう。その相手からは私が最初に感じた同じ殺気があった。

あの男…ツクヨリだったのね…

暗殺者の正体を考えながら、私を押さえつけているであろう男に私はゆっくりと問う。

「どうして貴方達は…こんなことを…するの?」

「ん…?おや、どうやら意識があったみたいだな…」

「どうして…」

その先を言いかけた途端、軽い眩暈を感じる。

「ああ、もう!!うるせぇ女だな!!」

男の苛立つ声が頭上から聞こえた。

この声は、あのシフトが戦っていたおしゃべり男だ。

「けっ!!旅人になってのうのうと世界を練り歩いている連中に、俺らの事を話すわけねぇだろ!!」

その台詞に対して、私は何も言い返せなかった。

自分は普通の人間よりや長く生きてはいるが、自分が例えアクト女王の実子だとしても、「国」に縛られずに生きてきた旅人に変わりはない。ソエルのように、戦争の恐ろしさを知らない。普通の人間より長く生きているのに、何だか滑稽な話だ。

「あなた達ツクヨリは…彼やレンフェン皇族の事を恨んでいる…でしょうけど…、同じように…皇族を恨んでいても、怒りのままに動かず、我慢している人を…私は知っている…・!!!」

それは当然、ソエルのことである。

「彼女は、両親や仲間たちをコ族に奪われ…・故郷を追われた…!それでも…彼女は「悪い奴らだけではない」と言い…恨みも弱音も吐かなかった…・!!」

「自分が彼女だったら、彼らを恨んでいるかもしれない…」

そう言おうと思っていたが、声がなかなか出せず、その台詞を言えなかった。

相手が黙り始める。

「最も、この台詞はセキの受け売りだけど…」

私も、話す事に体力を奪われ、黙り込んだ。

すると―――――――――

「…うぜぇ…」

何か呟いているようだったが、はっきりとは聴こえなかった。

「確かに、俺はツクヨリだ…だが、悪いなぁ…!奴と違って、俺は好きで人殺しをしているんだよ!!」

「っ…!!?」

表情は見えないのでわからないが、その声と気から、狂気に蝕まれているのを感じた。

「それに、俺は女をぶった切るのが大好きなのさ!!だから、いろいろ聞いた御礼に、俺様の手でお前を葬ってやるよ…!!!」

男が言い放った直後、刀が風を斬る音が聴こえた。

この音は、剣を構えている…!?



「死ねぇぇぇぇっ!!!!」

その声が後ろから聞こえた途端、俺と盲目の男の表情が一変した。

「ミヤ…・!!?」

「ユエ…貴様!!!」

一騎打ち所ではなくなった俺は、真っ先にミヤの方に向かって走り出す。

それによって敵に背を向けることになってしまうが…仲間の命を失うくらいだったら、そんなことどうでも良かった。

「止めろぉぉぉぉーーっ!!!!」

俺は走りながら叫ぶ。

暗殺者の持つ刀が、彼女の首に振り落とされようとした時だった。

突如、ガラスが割れるような音が部屋中に響く。天窓はすでに割れているので、その音ではないはずだ。何が起きたかわからない俺は、音が鳴った刹那、一瞬目をつぶっていた。

数秒後、恐る恐る瞳を開いてみると、ミヤを殺そうとしていたおしゃべり野郎が刀を抱えたまま天井に張り付いていた。

「な…なんだこりゃぁっ!!?」

おしゃべり野郎の声が頭上から響いてきた。

「お~!!いいかんじになってるじゃねぇか!」

背後から聞き覚えのある声が聞こえたので振り向いてみると、入り口付近にいたのはランサーだった。

「ランサー!!!」

「おっ、セキ!どうだ、調子は?」

「調子は…って!」

俺は何故あいつがここにいるのかわからず、呆気にとられていた。

「ここだと…ああ、該当者は一人だけか…」

「どういうことだ?」

不思議でしょうがない俺はランサーに尋ねる。

「それはだな、あの忍が天井にへばりついているのは…俺の創作魔法によるものだからさ!」

「創作魔法!!?」

その場にいる全員が驚く。

…つまりは、ランサーが自分で創った魔法のこと…?

初めて聞いた言葉に、俺は動揺を隠せない。

「この術の種明かしをすると…この世の大地やヒト、そしてモノが持ちうる“磁力”を利用した。それによって、磁力を多く発する物質…。レンフェンの武具を見た時、鉄や青銅で出来ているモノが多い事から、思いついたんだ」

「…あれ?でも、俺も鉄剣を使用しているのに、なんであのおしゃべり野郎みたいにならないんだ…?」

磁力に基づいていけば、鉄は特に磁石のようにピッタリとくっつく性質を持っている。

自分が今こうして普通に立っているのが不思議でたまらなかった。

「…そこが、この魔術のミソ!!ある場所を通過した者にだけ、そうならないように反発する磁力を発生させていたんだ。…どこだと思う…?」

それを聞かれて、俺は一瞬黙り込む。

あのおしゃべり野郎以外が通過した場所…

考え事をしながら、俺の脳裏には暗殺者達が乗り込んでくるまでの出来事が走馬灯のようによみがえっていた。

「わかった!!この宴の会場の入り口だ!!!!」

「大当たり!!」

あいつがウィンクをしながら、得意げに言う。

「この場所に刀剣類を持ち込むことは禁止されているし、暗殺者共は正面から堂々と入ってくるとは思っていなかったからいいアイディアかと思ったが…。例外も一人いたようだな」

そう言いながら、ランサーは盲目の男の方を向いた。

「ふん…。この城内で魔術を使えば、大惨事になるから使わないと考えていたが…こんな使い手がいたとはな…」

男は不機嫌そうな表情をしていた。

そして、ふと思いついた俺は、嫌な予感がし始める。

「…もしかして…この魔術をかけた範囲って、レンフェン城全体…?」

「そう」

あいつがケロッとした表情で答える。

一方――――――医務室にいたシフトとソエルの元に、セツナ兄さんが現れる。

「なんか、ハルカの奴が天井裏にへばりついたまま動けないとか言っていたんだが…。どうやらあいつだけじゃなくて、外にいる警備兵や忍達も同じことになっている。…どうなっているんだ??」

「あちゃーーー…」

シフトがまずそうな表情(かお)をしながら、手で頭を抑える。

「…あの馬鹿!!」

呆れ顔でソエルがため息をついていた。


「ヘクシュン!!!と…いうことで!最後の締めをお前に託す!!俺は…ミヤちゃんを医務室に連れて行くから、失礼するぜ!!!」

ミヤを抱きかかえたランサーはそう言った後、急ぎ足で会場を出て行った。

「…とんだ邪魔者が入ったが…創作魔術とやらの効果がなかった俺はまだまだ戦えるぞ!!」

「…望む所だ!!!」

どういうわけか―――――俺自身も奴も、怒りや憎しみが消えて、ただ「戦いたい」という武人の本能しかなかった。しかし、真剣勝負の邪魔をする者が今度こそいなくなったので、会場は静かだ。そして俺は、たくさんの傷を負わされたりはしたが、何とか勝利する事ができた。やはり「誰かを守りたい」という気持ちを強く持つことは、自分にとってプラスになる事だと実感したのである。

 

戦いが終わり、宴の会場の修復が始まった。大技を放っていないとはいえ、あちこちに剣や刀傷をついたため、レンフェン城の装飾も所々がちぎれたり壊れたりしている。

薬師(せんせい)!!…ミヤに回った毒は、大丈夫なんでしょうか!?」

「命に別状はない」と最初に言われたが、やはり不安もあった。

「大丈夫ですよ、セキ様。先ほど申し上げた通り命に別状はありませんし、この痺れは2・3日休めばすぐになくなりますよ。…ただ、矢傷は身体に残ってしまいますが…」

薬師が俺に対して答えを返す。

それでも、「治る」ということがわかり、俺はとても安心した。

「では…病人は眠りについているので、セキ様達はどうか、ご自分の部屋でお身体を休ませながらお待ちください」

そう言われた俺とソエルとランサーは、医務室を出た。

廊下を歩いていたが、途中でソエルが立ち止まって話し始める。

「セキ…ありがとうね」

「え…?」

俺はソエルの方を振り向く。

「ミヤから聞いた…。私のこと、気にかけてくれていたことを…」

それに対し、俺は複雑そうな表情をしながら黙り込む。

「ミヤは…自分が訴えかけたあの台詞を「セキの受け売りだ」って言っていた。…今まで出会った人達は…私がカルマ族だとわかると、哀れみの()で見てきた。でも…」

「でも…?」

「あんたは、私に対して哀れみの念は持たず、普通に接してくれるし…。それだけでなく、私の気持ちを理解しようとしてくれた…。自分だって、大変な立場なのに…」

「ソエル…」

ランサーが少し悲しそうな()をしながらつぶやいていた。

「ランサーも…ありがとう…。さっきは“馬鹿”なんて言ったけど…あんたがセキにコ族の皇族達を近づけないように、指示してくれていたこと…セキから聞いたわ」

彼女の瞳がいくらか潤んでいた。

「お、俺は別に…なんか、いつものお前らしくないぞ!!」

ランサーが少し照れながら頬を赤らめていた。

「長い…夜だったな…」

時間は丁度、日の出の時刻となっていた。

こんなに長かった夜は以前もあったが、俺にとっては前回よりも長く感じた一夜だったのである。


いかがでしたか?

白熱した戦いと、ちゃっかりした結末をお楽しみいただけたでしょうか?

次回はソエルにとっては思いもよらない事が実現します。

またでは、ご意見・ご感想もお待ちしております♪

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