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写真のない俳句以前  作者: 葛飾シトロン
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6.立夏 薫風の恋空広き時空かな


 薫風の恋空広き時空かな


 降り注ぐバラの香りを嗅ぐおじさん


 赤き薔薇大きくゆるりと(くた)りけり


 薔薇の名前むせる香りの若さかな


 初鰹さくをたっぷり厚く切る


 草いきれ思い出すこと二つ三つ


 切り口の夏陽を浴びて動きたる


 筑波山見もせで鳴くや夏の鳥


 透き通る赤きトゲの舌触り


 息止めて目をつぶってファストキス


 ピンクの鼻触らせてほしい夏の虎


 子育ての悩みありや夏ゴリラ


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公式企画「俳人・歌人になろう!2023」参加作品です。


▼小説家になろう 公式企画サイト

https://syosetu.com/event/haikutanka2023/

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