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写真のない俳句以前  作者: 葛飾シトロン
19/24

19.小雪 七五三袴の草履脱げかかる


 六地蔵褪せし鶏頭供えたり


 少しずつ色を失う冬河原


 ぬくもりを求めて影の濃さ増しぬ


 貴人去り紅葉濃さ増す日暮れかな


 声聞こえ窓を開ければ初時雨


 バラはバラの美しく冬なればこそ


 冬近し深呼吸して照れ笑い


 仕事なく軽き晩秋の水車かな


 紅葉の色翳りゆく茶室かな


 目で追いし滝の流れに紅葉なく


 七五三袴の草履脱げかかる


 見てくれの冴えない寒ブリうまきかな


 ウクレレの窓をゆらぎぬ師走かな



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公式企画「俳人・歌人になろう!2023」参加作品です。


▼小説家になろう 公式企画サイト

https://syosetu.com/event/haikutanka2023/

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