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写真のない俳句以前  作者: 葛飾シトロン
18/24

18.立冬  山茶花ややや適当に咲きにけり


 山茶花ややや適当に咲きにけり


 散歩道思い出の恋秋の午後


 丁寧な蒙古麺と手のひらに檸檬


 辿り行けば誰もいない秋の原


 村時雨不吉な花火見たりけむ


 この石の幾年の紅葉映せるか


 諸々の事ども流す秋の滝


 冬来れば降れる紅葉迎えゆく


 巾着田秋水ゆるやかに流れけり


 鍋物の具材を数ふ工場や


 マンションの眺望塞ぐ銀杏かな



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公式企画「俳人・歌人になろう!2023」参加作品です。


▼小説家になろう 公式企画サイト

https://syosetu.com/event/haikutanka2023/

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