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写真のない俳句以前  作者: 葛飾シトロン
14/24

14.白露 ねこじゃらし抱き寄せられた人のこと


 間に合いし浴衣纏いぬ秋の空


 秋空に強き電波を放ちけり


 秋蛙雲眺めつつ暮れる日や


 塩漬けの地蔵秋雲飽かず見る


 夕霧の甘くほどけるダリアかな


 アラマンダいろいろあって恋となる


 秋夕焼愛されたくて斑入り増す


 秋の庭黄ばらのみ知る初恋や


 綿密に夕陽詰め込む柘榴かな


 白鷺の脚秋水に浸しけり


 無意味なる意味求めゆき芒果つ


 午過ぎて白秋の花染まりゆく


 ねこじゃらし抱き寄せられた人のこと


 風纏い風染めてゆく藤袴


 秋服をふつうにきれいとほめる人


 浅草の秋の散歩や鉢の花



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