呼び続けては届かない 心にならば響くだろう
とりあえず10話完結を目標にしています。
だらだらとしてもあれなので
僕がこの楽園学校に入学してから、三か月という月日が流れた。
「よーし、今日も誰からでもいいぞ!掛かって来い!」
今日も教室はいつも通りうるさかった。
僕は面倒ごとが嫌いだし関わりたくない派なんだけど、何故か俺には生徒まとめ役というとても面倒な仕事を任されている事になっていた。
恐らく女体化しているときになんか言いくるめられて押し付けられたんだろう。
「黒霧さん、暴れるのは土俵際でやってください。」
この学校には決闘をする場所【土俵際】がある。
「ああ?あそこ正式な理由なきゃ決闘できないじゃん。」
「なら暴れるのやめてください、僕は面倒が嫌いですので。」
言葉のごり押しで彼女の言葉を遮る、しかしそれもまた、一時期のものであった。
ーーーーー主人公【女】-----
何故だろう、僕はなんで彼と話したりできないのだろうか。
僕の中にいる彼、きっと僕なんかよりずっと良い人なんだ、何故彼はでてきてくれない。
僕はずっと声をかけているのに、何故彼は振り向いてくれない。
答えを出してくれない。
そんな事をずっと心の中で良い続ける彼女。
だが、答えを出してくれないのは無視しているからではない、単に聞こえてないだけ、いや、聴こうとしていないだけなのだ。
耳を澄ませば聞こえてくる、特に気にしなかったら聞こえてこない。
彼はこの声にいつ気付くのか、判らないまま彼女は彼に問い続けた。
ーーー終了ーーー
「今日は皆さんに~、家族について書いてもらいたいのですよ~。」
と言って、能力の転送を使って先生は僕の脳内にデータを転送してくる。
「その内容が今回描くことなのですよ~、けどだるいから後はよろしくなのですよ~。」
その内容、書くは書くでも描くの方だ。
「先生!絵がかけない場合はどうすればいいですか!」
「んなの勝手にするのですよ~、私は今からこのすごうまを見なければならないのですよ!」
説明不足にも取れる言葉、先生は片手にラノベ、母は何故この学校に僕を・・・・・・・・
その時に思った。
母は僕の能力を知っていたんじゃないのかと。
いや、知らなきゃこんな所に連れてこない。
久しぶりに過去の事を思い出してもいいかも知れない。
そう思い、僕は他人から見たら圧倒的にうまい絵を描きながら、過去の事を思い出してみた。
どうも、今回も見ていただきありがとうございます。
今回は完成にめあすを付けてやってみました。
主人公が女体化できるしよくある学校もの、どう表現するかは俺の腕次第だがもう狂ってる。
まぁこんな作品でも最後まで見ていただけるとありがたいです。