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東方魂恋録  作者: 狼々
プロローグ
1/90

第1話 日常

どうも、狼々(ろうろう)と申します。

この作品は、処女作です。

稚拙な文、駄文や誤字脱字が目立つでしょうが、ご了承ください。

週に3、4話のペースで、1話1300字前後を目標に書いていこうと思います。

戦闘、恋愛の描写も今後含まれると思うので、

そういったジャンルが苦手な方はブラウザバック推奨です。

他の注意事項もOKな方は読んでいただけると幸いです。

では、プロローグ、どうぞ!


追記(2/12)

文字数を第8話から変えてます。

8話からは、大体5、6000字程度になります。


ざわざわ、と廊下から声がする。いつもより騒がしいな…。

ああ、そうか、今日は中間考査の結果張り出し日だったな…

皆と同じように廊下に出て結果を確認する。

教科ごと、総合得点共に、一番上の順位に

俺、新藤(しんどう) (そら)の名前がのっていた。


「おい、天!やっぱお前はすげぇな!!」


どん、と強く背中を叩かれる。

叩かれた方を見ると、俺のクラスメートで数少ない友人の一人、相模(さがみ) (かける)がいた。


「いや、そんなことはない。今回は運がよかっただけだ」

「お前、それ前の結果発表でも言ってたぞ」

「そうだっけか? まあ、どうだっていいだろ」

「頭いいって得だよなあ…勉強しなくていいし」

「そうでもないぞ、案外」

「天才はみなそう言うんだよな~」


違う。俺は天才ではない。

今回のテスト結果もその前も、そのまた前も、俺が努力に努力を重ねた結果だ。

自慢ではないが、周りと比べると結構な努力家だと思っている。

天才というより『秀才』というヤツだろうか。


すると、翔の後ろにいた、俺のクラスメートが俺に話しかけてきた。

ちなみにその子とは、友達の友達くらいの、親しいと言えないくらいの間柄だ。


「新藤、やっぱりお前は名前の通り、『神童』なんだな」


正直、俺は天才だとか、神童だとかと呼ばれるのは嫌いだ。

俺の努力が見られていないような気がする。

俺の頑張りが意味がないもののように感じる。

それは、とても悲しいことで、寂しいことだと俺は思う。

やはり、努力は報われるべきだろう。


「いや、だから、俺はそんな大層な人間じゃねぇよ。じゃあ、俺は先教室戻ってるわ」


俺は翔に背を向けて一人教室へ向かう。


「おう、とりあえず、一位おめでとうな!」


背中を向けたまま右腕を軽く上げて返事をする。


別に努力を称えてくれだとか、誉めてくれだとか、そんなことは言わない。

ただ、まあ、こうやって称賛してくれる人間がいてくれるから、努力の意味があるのかもしれない。

そして、かくいう俺も、そうしてくれることを少し期待しているのかもしれない。

そんなことを思いながら、教室へ足を進めていた。


一足先に教室に戻った俺は、気分転換がてら、読書をしていた。

教室が少し静かになり、不自然に思った俺は、勉強のふりをしつつ、

視線のみを少しだけ動かしたり、周りの音を注意深く聞いていた。

すると、こんなひそひそ話が聞こえてきた。


(ほら…またテスト1位の新藤…)

(ああ、いかにも1位が当然です、ってかのような表情で読書をしているな)

(ほんと、『神童』はいいよねぇ~。余裕綽々なことで)


……俺は、いつもテスト1位であることを理由に嫌われぎみだ。

俺が話しかけようとすると、露骨に嫌がられ、避けようとすると、隠れて陰口。

俺の友人、翔が『数少ない』友人であるのもそのためだ。

そんな毎日をここ1年ほど過ごしている。


(……俺の努力も知らないで、よくそんな口が利けるな……!)


俺は怒りを押さえつけ、読書を再開する。

まもなく予鈴がなり、もうすぐで授業が始まることを知らせる。

翔達もいつの間にか教室に戻ってきていた。

俺は気持ちを切り替え、いつもの自分に。

他人とは極力関わらず、自分を周りから遠ざける。


嗚呼、今日も同じ日常が始まる。

はい、プロローグを読んでいただき、ありがとうございました!

実際書いてみると、導入が難しいったら…

他の作者様は本当にすごいですね…尊敬します!

今回は、東方要素を入れませんでした。次回入れる予定です。

付かない程度に書いていきます。


では、本題へ移ります。

改めて、読んでいただきありがとうございました。

~が悪い。など、クレームもどんどん送ってください。

私もできる限りで改善をしていこうと思います。


今後とも、この作品をよろしくお願いいたします!

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