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BIO TOP!!  作者: 海野 海月
2/2

生物部って結局何なのよ

2話です、コメントください。反応ないのは罵倒より辛いです。

今僕達は、ノートパソコンの小さな画面を除きながらプレゼンを聞いている。前回、先生が踊って時間を稼いだのだが、スクリーンの半分にしか映らなかったり、写っても動かなかったりとトラブル続きで、スクリーンが使えなくなってしまったのだ。


「まあ、2人だけだしノートパソコン覗きながらでも大丈夫でしょ!」という先生の提案のもと、小さなディスプレイでプレゼンを聞いているのだ。


この、前回から突拍子もないことしかしてないこの先生、名前を相模 義也(さがみ よしや)というらしい。先輩がたの話によると、これでもとても頼りになる、生物部になくてはならない存在らしい。


「それではこれから、生物部の部活動紹介をはじめます。司会の2年、吉霧 陽菜です。ってこんなに近いならそこまで固くならなくていいか。」

そう微笑みながら話したのは女性の先輩だった、正確に言うとマスクで口元は見えないが、きっとそうだろう。


「まず私たち生物部は、2年生3人 3年生7人で活動しています。」


「そして活動は、生物について研究して、それを大会や文化祭で発表する部活です。」


へえ、大会というのは研究発表をするのか。なかなか本格的なことをするんだな


そう思っていると、スライドが次へ進む。


「私たちの研究は全体テーマと個人テーマに分かれます。名前の通りで、全体テーマは部活動全体で行う研究で、個人テーマは個人で行う研究のこと。」


「全体テーマは何をやるか決まっているけど、個人テーマは基本的に何をしてもOKだから好きなことやってね」


好きなこと、そう言われても研究なんて考えたことなかった。研究と言われるとプロ感がまして妄想、もとい想像が膨らむな・・・


すると


「質問なんですけど、研究って具体的にどんなことをしているんですか?」と、梅色が言った


「おお、いい質問だねー。個人テーマは本当にバラバラ!私はウーパールーパーで、そこにいる大杓くんは絶滅危惧種だしー・・・まあ、本当に色々だよ。」


そういいながら指した指の先にはメガネで天パの男子の先輩がいた、会釈をしていたのでこちらも軽く会釈する。


「そして、全体テーマはオオフサモっていう植物についてやってるんだけど知ってるかな?」


おおふさも、全く聞き覚えがない名前だ、藻というからには水生植物なのだろうけど。植物は専門外だ。


「オオフサモは特定外来生物って言って、法律で飼育・持ち込み・持ち出しが禁止されている生物のこと、だから勝手に摘んだりしちゃいけないんだよ。」

先輩が見せてくれた写真には鮮やかなエメラルドグリーンをした植物が写っていた。綺麗なものには刺があるというのはよく行ったもので、とても危険があるようには見えないな。

挿絵(By みてみん)

そしてまたスライドをめくっていく


「他にも、川へ調査に行ったりしてデータを集めるフィールドワークもやったりするよ。」


そうして見た写真には、川をバックにバインダーにデータを記入している人たちが写っていた。


俺はそれを眺めてつい呟いた。


「とても、楽しそうな部活ですね」


ふと口から漏れたのはそんな言葉だった


「でしょー?明日からは仮入部もあるし、ぜひ来てね!」


先輩は、とても明るい声で笑いながら答えてくれた。いや、マスクで口元は見えないのだがあれは絶対笑っていた。


その後は特に何もなく、部活動説明会は平凡に幕を閉じた。


そして、帰り道


「ねーねー、生物部どう思った?」


「まー、結構楽しそうだと思ったよ」


「だよね!だよね!僕は絶対入るよ」


「俺も多分入るよ」


「じゃあ2人でも頑張ろうね!」


「おうよ!」


そして俺の一日が終わった、踊る顧問の部活に入るなんて可笑しいと思うだろうが、明るい先輩に気さくな友達もできたんだ。このまま逃げるわけには行かないだろう?



2話を書き終わってみて、現時点で30人の方が僕の1話をよんでくれてました。しかし!反応に関してはゼロ!

お願いです、これを読んでくれた心優しい方々、罵倒でも何でも構いません。なにか僕にワンアクション起こしてもらえると嬉しいです。


あ、今回のこの話もほぼノンフィクションです

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