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私立椿姫女学院  作者: 北野ゆり
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第2章 第5話

すみません。第2章をここで終わらせたかったため、ものすごく短い話になってしまいました。第5話というより、第4話の付け足しと思って読んでください。

「・・・っていう訳だ。」

「・・・・それじゃあなんで、先生たちにそのこと話さないんですか?」

「あっ、いや、そ、それは・・・・」

口ごもった校長に対して、宮本が言った。

「まだ隠していることが、あるんじゃないですか。」

「うっ・・・」

「この際全部言った方がいいと思います。それに聞いたことを誰かに言ったりしないですし。」

畳みかけるように寺沢が言った。

「そ、それは言えん。」

「なぜ?」

宮本は、校長に言った。校長は目を逸らしながら

「言える訳ないだろ!そっそれよりもう夕食の時間だ!とっとと食堂へ行け!」

と言った。

「・・・・失礼しました。」

ほかでもない校長に言われたことなので5人は従い、食堂へ向かった。5人のいなくなった部屋で校長はやっと落ち着けたと言うかのようにため息をついた。そのあと窓の外を眺めながらつぶやいた。

「ほら、俺の言った通りだろ・・・北川・・・・」

―夕食後―

5人はまた北川の部屋に集まり話し合った。

「まだ、何か隠してるよね。」

宮本がそう言うと、渡部が続けていった。

「そうだよね!」

「・・・でも、たぶん、どれだけ聞いても校長は答えないと思うよ。」

「「うっ・・・」」

森に図星つかれた2人は何も言えなくなってしまった。

「・・・・・ねぇ・・」

「「?」」 「なに?寺沢」 「どうかしたの?」

「・・・・・とりあえず・さ、ゆかを連れ戻さない?」

「えっでも、ゆかがその気にならないんじゃない?」

寺沢の言葉を宮本が否定した。

「そうかもしれないけど、でもみんなで言えば何とかなるかも・・・でしょ?」

「・・・そう・・だね。行こう!どうせ今度もバレるんだろうし、今すぐ行っちゃおっか!!」

軽く森が言うと、残りの4人も賛同した。そして5人は学校をぬけ出し、北川の家へと向かった。

前書きにも書きましたが、第2章はここで終わりです。投稿が1か月以上もあとになってしまい、すみませんでした。読んでくれてありがとうございます。

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