表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
25/58

研究会

 研究会


 四人の佐官による研究会―


A:「今日は頭の体操でオフレコだ。自由な意見が聞きたい、宜しく頼む」

B:「確かにこのままでは、JL-2を搭載しない094型SSBNだけが増えてしまう」

C:「何隻建造の計画だったかね?」

B:「一応、6隻。5隻目が間もなく就役する。6隻目は建造を遅らせている」

A:「3隻で一隊。北海と南海艦隊に各一隊の構想だ」

D:「しかし、基地の拡張工事がないと、北で3隻の運用は厳しい」

A:「2隻一隊で、北に一、南に二ということか?」

D:「正直、093型SSNもあるので、海南島も厳しいがね」

A:「原潜部隊の基地は手狭か…」

D:「補充と言うより、新設だからね」


 暫し沈黙―


A:「で、今回のテーマであるJL-2の替わりは?」

C:「率直に、JL-1のASBM型かクラブSしかない」

A:「クラブSは発射筒になるのか?」

C:「オハイオ級と同じ機構になる」

B:「将来的なJL-2の運用を考えれば、艦は弄りたくない」

A:「同感だ。SSBN機能の維持は最優先だ」

B:「南には今、原潜用の本格的な造修施設はない」

A:「…じゃ、基地の方はどっちがいい?」

D:「トンネル内のクレーンはどちらでも大丈夫」

A:「それじゃ、整備は?」

C:「JL-1だと南に不利、クラブなら北が難しい」

D:「JL-1はJL-2の施設が使用できるが、クラブだと新設するしかない」


 暫し沈黙―


B:「作戦部はどうしたい?」

A:「JL-2待ちだったが、上が094型に不信感を持っている」

B:「094型が悪い訳じゃない。JL-2が完成しないんだ」

C:「水中発射技術は難しい…」

A:「しかし、朝鮮が自分等の成功を報道するから、上は納得しない」

C:「あれはソ連時代の古い技術だ」

A:「政治家には関係ない話さ。使えるか否かだけ…」

B:「で、作戦部はどうしたい?」

C:「つまり、運用の問題…」

B:「そう。1,500kmのJL-1と300kmしかないクラブ」

C:「確かにクラブの射程なら、SSNか…」

B:「トマホーク程度なら、SSGNとして運用できる」

A:「ロシアが長射程のを持ってるが…」

C:「流石に、あれはまだ駄目だろう」

B:「予算的にペイする話じゃないんだろうな…」

D:「JL-1にしても、094型の運用は聖域を出ることになる」

A:「確かに、093型一隻のエスコートでは足りないかもしれない」

B:「今の航空隊では、支援は期待できない」

A:「長期の隠密行動だ。SSNしかできない」

D:「そうなると、さらにSSN部隊の新設も検討しないとね」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ