第2話:男装の陰陽師は絆を深める2
「あとがきカオス会議」あります!
というより今回はこっちが本編!?(笑)
「この屋敷の奥に、封印された修練場があることをご存知でしょうか」
「いや、知らないな……」
師匠から立ち入りを禁じられていた場所だ。
修練場だったのか……
「先代が特殊な術の修行のために設けた場所で、強固な結界に守られており、どれほど強大な力を解放しても外部に影響を与えることはありません」
「へぇ、そんなすごい場所が……」
「ですが、今の主ならば問題なく使用できましょう」
「おお、良かったな朔夜!」
真白が身を乗り出した。
「オレも付き合うぜ!二人で特訓だ!」
「ああ。訓練の相手になってくれると助かる」
「おう、任せとけって!」
「もちろん、夜刀も協力してくれるだろ?」
「当然です」
夜刀が、真白を牽制するように、静かに、でもきっぱりと答えた。
「主のお側には、常に私がおります」
その言葉の裏にある独占欲みたいな響きに、なんだかドキッとしてしまう。
自信満々の友人と、忠実すぎる式神に、僕は心から感謝して微笑んだ。
「二人とも、ありがとう」
そして、すぐに役割分担が決まった。
僕は真白と夜刀と修練場で修行。
紅子さんと雅姐さんは宮中で調査。
他の式神たちは都の妖魔調査だ。
(一人じゃない。みんながいる)
その事実が、何よりも心強い。
「では、みな。明日からよろしく頼む」
僕の言葉で、その日の会合は解散になった。
【あとがき】
カオス会議:第6章第2話「男装の陰陽師は絆を深める」編
登場人物
朔夜:前世も現世もフルオープン。本編シリアスとあとがきカオスの波状攻撃で、今日も胃薬が手放せない。
真白:朔夜の隣にいたい系親友+α枠。今回は修行フルスロットル担当。もはや愛が全開。
夜刀:忠誠の皮をかぶった独占欲モンスター。主の隣は“私専用”。
紅子:笑顔で毒を吐く優雅な女友達。情報戦から物理的サポートまで完備。万能。
竜胆丸:ツンツンデレデレの乙女男子。前回の“空気”事件でやや拗ね気味。
狗:自由すぎる癒し系兄式神。から回りが基本。妹に突っ込まれるまでがワンセット。
狛:おしゃまな突っ込み職人系妹式神。兄がポンコツなほど輝く有能妹。
朔夜 (引きつった笑顔で開幕):
「みんなに支えられて、ようやく神力制御に向き合う覚悟が決まった……はずなんだけど……」
真白 (ガッツポーズ):
「よーし!明日から一緒に修行だな、朔夜!オレ、マジで付き合うから!体力なら任せろ!」
夜刀 (涼しい顔で):
「主に無理をさせないよう、修行の管理は私が行います。真白殿は軽い補助程度で」
真白 (ムッとしつつマウントを取りに行く):
「は!?なんでオレが補助!?朔夜の相手なら誰にも負けねぇっての!なんたってオレは幼馴染だからな。ここ1年で眷属になっただけの誰かさんとは年季が違うんだよ!」
夜刀 (にこり):
「付き合いが長ければ良いというものでもないと思いますが。……ああ、確かに貴方はサンドバッグとしては優秀でしたね」
真白 (ブチッ):
「誰がサンドバッグだ!!オレは昔から朔夜に頼られてんの!」
夜刀 (にこり):
「それは良かったですね。それでも主の瞳に映るのは、常に私ですから」
真白 (ギラリ):
「いやいやいや!?それは違うだろ!?」
朔夜 (げんなり):
「はあ……また始まったよ……」
紅子 (微笑みつつ):
「お二人とも、修行の話がいつの間にか愛のバトルにすり替わってますわよ?」
狛 (冷静にツッコミ):
「本当に修行する気、あるのです?」
真白 (即答):
「あるって!てか、狛ちゃん相変わらず辛辣すぎ……」
夜刀 (憮然として):
「まったく。真白殿のせいで私まで不真面目に思われるではありませんか。いい迷惑です」
真白 (イラッ):
「は!?愛のバトルにすり替えてきたのお前だからな!?」
夜刀 (すまし顔):
「はて、何のことやら?」
真白 (イライラッ):
「このヤロ~~~!!」
狗(おめめキラキラで空気ぶった切り):
「はいは~い!オイラも“しぎょう”手伝うぞー!!……でも何すればいいんだ?」
狛 (バッサリ):
「まずはちゃんと話を聞くところからですね。あと、“しぎょう”ではなく“修行”ですよ、狗兄」
狗 (楽しそう):
「おお!“しゅぎょう”……なんかカッコいい!楽しみだあああ!!」
狛 (ため息):
「わたしたちの役割は都での妖魔調査ですよ、狗兄。やっぱりお話聞いていなかったのですね?」
狗 (残念そうに):
「ええ~~~!!」
竜胆丸(ぷいとそっぽ向きながら):
「まったく……みんなうるさいな。黙って朔夜様の手伝いできないのかよ……」
朔夜 (感涙):
「り、竜胆丸っ……いや、りんちゃん!ありがとう!君だけが頼りだよ。前回“空気扱い”してごめんね?」
竜胆丸 (ガーン):
「誰が“りんちゃん”だ!……ってか、やっぱりボク“空気扱い”されてたの!?」
朔夜 (にこにこしながら竜胆丸の頭をなでなで):
「冗談だよ。りんちゃん可愛いなあ」
竜胆丸 (真っ赤になってジタバタ):
「だ、だから!それやめろって!!」
紅子 (くすくす):
「ふふっ、竜胆丸くん、素直じゃありませんこと。朔夜様にかまってもらえて喜んでいるのがバレバレですわよ?」
竜胆丸 (耳まで赤くなって):
「う、うるさい!ボクはただ真面目に手伝おうと……!」
紅子 (ニヤニヤ):
「まあ、えらいですわねえ」
朔夜 (にっこり):
「……ありがとう、竜胆丸。君のそういうとこ、ほんと好きだよ」
竜胆丸(固まって):
「……~~~っ!?(黙ってそっぽ向きつつ全力照れ)」
雅(ひらりと登場):
「アラアラ、真面目な修行話かと思ったら、青春真っ只中じゃない。朔夜ちゃん、モテモテね♡」
朔夜(慌てて):
「雅姐さん!?もう!あんまりからかわないで!」
雅(しれっと朔夜の左隣に滑り込んでほっぺたツンツン):
「だあってえ、顔を赤くした朔夜ちゃん、可愛いんだもの♡」
夜刀 (低音警告):
「主にこれ以上接近されるのは困ります。離れてください」
真白 (全力拒否):
「姐さん、どいてよ!そのポジションはオレのだから!!」
夜刀 (しれっと朔夜の右隣をキープ):
「いえ、主の隣は私専用です」
雅 (楽しそうに微笑んで):
「ふふ……ホント、相変わらず賑やかで素敵♡」
朔夜 (覚悟キメ顔):
「でも、冗談抜きで修行頑張るから。もう誰にも踊らされたくないし、守るために強くなるんだ」
夜刀 (神妙に):
「必ず、お支えいたします」
真白 (拳を握って):
「どんな時も、オレが支える!」
狗 (元気よく):
「オイラはお弁当係やるー!」
狛 (即ツッコミ):
「まずは早起きから練習しましょう、狗兄」
竜胆丸 (ボソッと):
「……ボクも、がんばる」
紅子 (にこやかに):
「でも皆さん、まずは朔夜様の胃を守るところからですわね」
朔夜 (白目):
「それな!!」
◇◇◇
以上、「あとがき」という名の本編でした?(笑)
次回もお楽しみに!




