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転生令嬢の生存戦略のすゝめ  作者: 草野宝湖
閑話集
137/152

6.文化発表会⑥

 親愛なるわたしの大切な仲間たちへ♡♡♡


 みんな、夏合宿お疲れ様!!

 今年もいろんなことがあったね。

 レンには崖から突き落とされたし、

 ウィズには、弾除けにされるし、

 カノトには、レポートをすり替えられるし

 タニヤには、盗み食いの罪を擦り付けられたし、

 レイナードには、見捨てられたけど。


 でも、もう気にしてないよ!だって、みんなはわたしの大事な仲間だから♡♡♡。

 

 それで、もしよかったら今度、ロザ学園で文化発表会があるの。

 皆に、是非楽しんでもらいたので、ご招待しちゃいまーす♡♡♡

 日時は以下の通り。

 皆、待ってるね!待ってるからね!!


 Rより

 

 手紙はそれぞれに届けられた。手紙を読み終わった後。

 カノトは、「ちょうどいいわ。本物の密書と入れ替えちゃいましょ」と個人名の部分を破り取り、密書と差し替えた。

(その後、ファレン語で書いたレポートを皆の前で読めって言って、すり替えたことばらしたじゃん)

 レンは、「ぽーい!!」とだけ言って、焼却炉に放り込んだ。

(その後、足首掴んで離さなかったじゃん)

 ウィズは、良い紙だったので四等分に引き裂き、メモ帳にした。

(その後、味方なのに弓矢放ってきたじゃん)

 タニヤは、落とし紙(=トイレットペーパー)として使用し、その手紙は大海原へと流れていった。

(その後、下剤仕込んだ飲み物とすり替えたじゃん)

 そして、6人の中でわりと良心的な、そして気の毒な青年、レイナードは。

「これ、何か困ったことでっもあったのか?行ったやった方がいいのかなぁ・・・・・・。いや、だけど、やっぱりなんか面倒ごとな気もするなぁ」

 と、苦悩していた。

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