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34話 渋谷ダンジョンの奥深くに進んでみた

ルキナは90階層に居た人型の魔物を討伐し、一気に成長した後、更に地下深くに潜ることにした。


「ここら辺から少し気配が濃くなってきているな。注意しなければ…。」


気配の元を探るべく隠密行動をする。


道中彷徨いている魔物を蹴り殺す。大した強さは無いと思う。だがそれでも経験値は溜まっていく。


しかしこのダンジョン。遺跡みたいな感じだな。これは確かに一番奥に何があるか気になるのもうなずける。


そして、100階層。


大扉がある。


この中には何が居るんだろうか。


ギィーーーーー


錆びた扉を開けるような音が響く。


中に入る。すると周りに炎が展開される。中央に鎮座するのは炎を纏ったなにかだ。


前へ進む。


すると、鎮座しているなにかが起きた。


「ん。だれかきた?」


やはりこいつも喋る。このダンジョン。知能のある魔物が多いのか?


「お前は何だ?」


「ん。我は不死鳥フェニックス。」


「不死か。面白そうだな。」


「む。お前、鬼か。どいつもこいつも我の眠りを妨げる。」


「それならばここから離れれば良いだろ。何故ここにいるんだ。」


すると、少し黙り込む。


「何とか言ったらどうだ。」


「我は主からここで寝て、ここに来たやつを燃やせばいいと言われてる。お前も燃やすぞ。」


「そうか。ならばお前を殺す。不死だろうが関係ない。」


そして、戦いは始まる。


ルキナはまず【殺戮の魔眼】を使う。


特に相手が怯んだ様子は無い。


次に使うのは【傲慢】。


流石にこれは効いてるようだ。


【殺戮の嵐】【終焉の衣】を発動させておく。


加速アクセラレート】を使い接近する。


しかし、殴ったはずが相手の身体をすり抜けた。


(なに?まさか実体じゃないのか?)


ならばと。


「雷砲!」


手から巨大な雷の弾を射出する。


ついでに追尾性もつけておく。


すると、フェニックスは避けた。


だが、追尾性なのでフェニックスを追いかける。


魔法が奴に追いついていないな。


そこでルキナは雷砲に【変速】を使う。


「え。」


突然早くなった雷砲に驚いたフェニックス。防御が間に合わずに被弾する。


「いたた。大きいのもらっちゃった。」


大して効いてる様子がない。効果が薄いのか?


ならこれはどうだ。ダンジョン破壊をしても問題ないだろう。何せかなり深い。地上に影響は無いはずだ。


「【絶滅吐息】威力高めだ。」


ルキナはブレスを放つ。空間を溶かす。そしてフェニックスに迫る。


「まって。それヤバイ。ぜったいやばい。」


するとフェニックスは悲鳴を上げながら逃げる。


先程よりも体積が小さくなったか?もしかするとダメージをくらえば食らうほど体積が小さくなるのかもしれない。元々の大きさが10mほどあった。今は6mほどまで小さくなってる。霊的存在なのかもしれないな。


しかし、これで倒せるほど弱いわけが無い。まだ何かあるはずだ。


すると、半透明な炎弾を放ってきた。これも追尾性能付きだろうか。避けても何度も迫ってくる。


そのうちにどんどん弾数が増えていき、次第に避けれなくなる。


そして、被弾した。


「あっつ!」


当たったところがめちゃくちゃ熱い。この強さはヤバいな。そうだ。


迫り来る炎弾を【反射】で跳ね返す。


跳ね返った炎弾はフェニックスに戻る。霊的実体への攻撃手段が少ないのは痛いな。雷魔法も効くには効く。そういえば雷を纏った肉弾戦は人型の魔物の時にやった。もしかするとそれもいけるかもしれない。


やってみるが吉だ。


体全体に雷を纏う。


【憤怒】【加速アクセラレート】【雷纏】


【憤怒】の発動により攻撃力が跳ね上がる。


雷を纏った拳と脚で殴る蹴るをかます。


避けられても空中でピンボールのように動く。


「まって、やめて、不死鳥なのに死ぬ」


「止めない。」



そしてどんどん小さくなるフェニックス。


そして最後に中から赤く燃えるような髪をした女の子が出てきた。


「トドメだ。」


ルキナの拳は女の子の腹を貫く。その衝撃はダンジョンの壁に到達し、大穴が空く。


『ルキナのレベルが371から400に上がりました。』


【暴食】【強欲】の使用。


『ルキナのレベルが最大になりました。』


『ルキナは【不死】を獲得しました。』


『ルキナは【霊撃】を獲得しました。』


『ルキナは【熱無効】を獲得しました。』


『ルキナは【透過】を獲得しました。』


『ルキナは【霊力探知】【霊力操作】【霊力循環】を獲得しました。』


『ルキナは称号:【不死鳥殺し】を獲得しました。』


『ルキナは称号:【霊体殺し】を獲得しました。』


『ルキナは称号:【不死体】を獲得しました。』


『ルキナは称号:【貴種殺し】を獲得しました。』




名前:ルキナ(セレスティア・レブナント)

種族:終末の鬼神

ランク:SS

レベル:400(進化可能)

技能:【神気】【加速アクセラレート】【斬撃】【追撃】【変速】【次元斬撃】【睡眠学習】【熱無効】【透過】【霊撃】【霊力探知】【霊力循環】【霊力操作】

固有技能:【終焉の衣】【深淵の鐘】【殺戮の嵐】【軍勢の導】【魔法帝の書】【深淵操作】【混沌操作】【絶滅吐息】【殺戮の魔眼】【鬼神生命】【終焉魔法】

特殊技能:【反射】【光沢】【無尽蔵】【法術省略】【確率調整】【ウイルス操作】【不死】

禁忌技能:【暴食】【憤怒】【強欲】【傲慢】【嫉妬】

称号:終焉を告げる者、禁忌の使い手、武と魔の達人、深淵を蠢く者、影の帝王、侵略者、簒奪者、踏破者、鏖殺者、慈愛の鬼神、魔の天敵、大地の破壊神、人族の殺戮者、英雄殺し、不死鳥殺し、霊体殺し、不死体、貴種殺し、�����


『ルキナは2つ目のダンジョンを踏破しました。報酬に【嫉妬】を獲得しました。』


『大罪指数が5になりました。』


『ルキナの進化先が表示されます。』


【創世の鬼神】ランクSSS


始まりの鬼神。鬼に連なる者を進化させる事が出来る。進化した者は絶対服従となる。


【罪禍の鬼神】ランクSSS


罪を背負いし鬼神。罪の数が増えるほど全体的な能力が上昇する。7つ揃えると進化先が固定される。


色々ありまくりだ。まずあのフェニックス。相当強い魔物だったのだろう。恐らくはランクは同等なのかもしれない。貴種ということはSSランクで間違いない。確かにそれに足る強さだった。あの炎弾、あれ以上食らっていれば負けていたのはこちらだった。


進化先は決まった。


『ルキナは【罪禍の鬼神】に進化します。』


名前:ルキナ(セレスティア・レブナント)

種族:罪禍の鬼神

ランク:SSS

レベル:14

技能:【神気】【加速アクセラレート】【変速】【睡眠学習】【熱無効】【透過】【滅撃】【霊之力レイノチカラ

固有技能:【鬼之力オニノチカラ】【深淵操作】【混沌操作】【罪禍之息ツミノイキ】【魔眼之力メノチカラ】【鬼神生命】【終焉魔法】

特殊技能:【反射】【光沢】【無尽蔵】【法術省略】【確率調整】【ウイルス操作】【不死】

禁忌技能:【暴食】【憤怒】【強欲】【傲慢】【嫉妬】

称号:終焉を告げる者、禁忌の使い手、武と魔の達人、深淵を蠢く者、影の帝王、侵略者、簒奪者、踏破者、鏖殺者、慈愛の鬼神、魔の天敵、大地の破壊神、人族の殺戮者、英雄殺し、不死鳥殺し、霊体殺し、不死体、貴種殺し、罪�之�力


『一部技能をまとめました。まとめられた力を使い分けすることが可能です。またどの種に対しても効果があります。』


「これはいい兆しだな。」


時間を感じる。今はまだ朝の8時なようだ。意外にも長めにダンジョンに潜っていたようだ。そろそろリサの卒業式が始まった頃だろうか。


少しだけ狩ったら戻るか。









『ルキナのレベルが1から14に上がりました。』











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