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21話 初めての依頼を受けてみた

ルキナ達4人は協会を出る。


その直後、入口から入ってきた人とぶつかる。


「あ、すみません!」


「前見てませんでした…。」


テンヤとリサか謝る。


「いいわ。別に。それより君たち若そうね、新人?」


ふと聞かれたので頷いた。


「新人のうちは色々世話になりなさいな。」


「ありがとうございます!」


と、4人は鈴色ダンジョンに向かった。




「若そうな子達だったわね。4人とも。」


「4人でチームでも組むのでしょうか。日本人3人と外国人1人ですか。」


「まぁそのくらいは別にいいわ。それよりもあのハゲのとこに行かないと。」


「ハゲって…。」


すると、受付嬢が2人に近づく。


「あのー、どうされましたか?」


「ハゲの理事長に逢いに来たのよ。少し伝える事があってね。」



「堂本理事長にですか?かしこまりました。少しお待ちください。」


「待たなくていいわ。緊急性を要するから直接行くわ。案内しなさい。」


「え、でも身分の確認が取れてない人乗った案内は…。」



「この方はSSランク序列6位の飛鳥憐黎様です。今すぐ案内してください。」


すると、今のが聞こえたのか、周りがザワザワする。


「か、かしこまりました…。」


2人は理事長の元に案内されるのだった。



□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□




鈴色ダンジョンの入口に着いた4人は先程貰った探索者証を入り口の監視員に見せる。


「よし、通っていいぞ。」


4人はそれぞれの職にあった装備を貸し出してもらっている。自前の装備があるルキナとリサを除く2人は貸し出された木質の剣と盾と杖を身につける。4人とも胸当てをつける。


「ねぇ、セレス。この胸当てキツくない?」


「そうだな…。ない方が気楽だ。」


「あの二人は何の話をしてるんだ、俊介。」


「さ、さぁ〜…。」


「とりあえず薬草採取だね。本数どのくらい必要かみんなは確認した?」


とリサが聞くと、3人は…。


「とりあえずたんまりあれば良くね?」とテンヤが言う。


「書いてあったのは15本だよね。」と俊介が。


「とりあえず薬草採取をしてみたい。」とセレスが。


セレスに関してはもはや本数とかがどうこうではなく、採取をしたいという。


「俊介くんの言う通り、15本だよ。間違っても毒薬草を持っていったらダメだからね。」


「分かってるって、茎が黄色い方だろ?」とテンヤが。


4人はダンジョンの中に入る。人はそこまで多くなく、居てもチラホラといったところか。



(あれ、よく考えたら魔物こっちに来ないかもか?【殺戮の嵐】のおかげで敵弱くなるし…。常時発動型の技能スキルは本当に役に立つなぁ…。)


「そういや俊介、農家になるとか言ってたけどあれはどうなった?」とセレスが聞く。


「実は探索者の講習の事を話したら認めてくれたんだよ。」


「そうか、それは良かったな。」


「それなら気兼ねなく4人で活動出来るね!」


「だな!で、癒しの薬草の生えてる森はこの辺りか?」


「そうだね。この辺りの茎の黄色いヤツを探そう。ゴブリンとかスライムが居るかもしれないからそれは注意してよ。」


「りょーかーい。」


4人は1本、また1本と集めていく。セレスによる周辺警戒により魔物が1匹も寄ってこない。とても安全に採取できているといえよう。


「セレス〜。周辺警戒のために何かしてるのか?」


テンヤが聞く。


「特に何もしていないな。」


「鬼族ってもしかしたら弱い魔物とかを寄せ付けないとかいう性質でも持ってるのかな。」


「それだと雑魚的倒してレベル上げがしづらいね。セレスって今何レベル?」


「今は110レベルだ。」


3人は驚いた。


「何か驚く事でもあったのか?」


「高いな〜って…。私なんてまだレベル2だよ。」


「俺はレベル5だった。」


「僕はレベル4だったよ。確かセレスは戦争がしょっちゅうあるとこで生まれたんだよね。もしかして参加させられたりしたのかな…。」


「参加はしてない。襲ってくるやつを全てねじ伏せてただけ。」


「それだけで強くなるとか凄い…。けどそれだけ狙われたって事だよね。」


「そんな辛気臭いこと話してないで、続きしようぜ。俺6本見つけたぞ。」


「私は2本。セレスと俊介は?」


「4本集めてるよ。」


「5本。」


「なんか、2本多いな。」


「私の分をどこかに置いておこうか?」


「でも取っちまったのをどうすりゃいいんだか。」


「もういっその事、17本まとめて渡す?」


「それでいいんじゃないか?分からないなら後でまた受付嬢に聞けばいい。」


セレスの意見に賛成し、ダンジョンを出る事にした。


「それにしてもEランクのこなす任務って簡単なのが多いかもしれないなぁ。」とテンヤが。


「そりゃ新人に責任感の強い依頼は振らないでしょ。ていうかDランクダンジョンまでなら出入りできるんだよね?」とリサが。


「そうだと思うよ。でもEランクダンジョンで慣らして行かないと。セレスはDランクで慣らしてもいいんじゃない?」と俊介が。


「それはダメだよ!4人の連携取るためにも必要だし、私らじゃ倒せない敵が現れた時にセレスが居た方が心強いし!」とリサが。


(レベルを上げるなら最低でもAランクダンジョンあたりに潜りたいなぁ。でもリサ達が心配だし。)


「と、とりあえず報告に行こうよ。」と俊介が。


4人はダンジョンを出て協会に向かう。


それから十分後、協会に到着。


「あの〜。依頼の報告に来ました。」


「4人とも無事に依頼を達成できたみたいですね。」


「依頼が15本でしたが17本取ってきてしまって、残り2本どうしたらいいですか?」


「量が多くて損はありませんので構いませんよ。ただし、あからさまに量が多い場合はダメですが。」


「分かりました。」


「依頼報酬の1000円です。4人いるので4000円ですね。」


「「「「ありがとうございました。」」」」


こうして初めての依頼を達成したのだった。










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