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たーくん、車屋さんに!? その3

 まんまとパパに高額支払いをさせ、嬉しそうなたーくん。一本取られた、と感心するパパ。




 15000円で買わされた車は少し大きな、中に人を乗せることができるタイプのおもちゃだった。しかしよく見ると、人ではない何かが乗っている……。




 いつかから行方不明だった、たーくんの靴下だった。パパとたーくんは2人で笑い転げる。




 たーくんは調子を上げてきて、部屋にあった車輪付きのトランクを持ってきて




た「これも、買ってみるー?」




 と商魂たくましいことをのたまう。さらにたーくんが目をつけたのは、1歳ごろに部屋中を押して回った子供用の台車。パパの前までコロコロと押してきた。




 懐かしいな、あの頃はほとんど言葉も話さなかったなあ。ママと2人で発達の遅れを心配したけど、今ではこんなに流暢に話すなんて……。




 感傷モードに入りつつ遊びを続行しようと台車の中を覗くと、まさかの先客の姿があった。




パ「いやゴキブリ入ってるやん!!」




 こうして、たーくんモーターズの営業初日はドタバタで幕を閉じるのであった……。

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