たーくん、車屋さんに!? その2
よく分からないうちに転車台を買わされるパパ。しかしお値段百円とこれまた良心的。
た「もういっかい、やりましょうね~」
と言ってパパが購入した車たち、と転車台を回収するたーくん。車屋さんの遊びがいたく気に入ったようだ。パパとしては『地獄のパパ赤ちゃん』遊びから解放されて助かった。
た「くるまやさんですよ~、買ってね~」
再度、たーくんモーターズの呼び込みが始まる。パパは二本の指を足にして、人間の形をつくる。
パ「お、良いバスありますね。これ買います」
さて、前回の遊びでは車の大安売りをしていたたーくん。今回は値段を吊り上げたいようだが……。
た「このバスは……120円を、いっぱいです!」
(おお~! 掛け算を使ってきたか!! これは賢い……大物になるぞ!)
と、パパは心の中で喜びを爆発させつつバスをお買い上げ。たーくんもいつか、公文式とか始めるのかなあ……。
た「つぎは、くろいくるまちゃん、売ってますよ~」
こういう何気ない遊びの中で成長を感じられる。育休の幸せはこういうところにあるんだなあ。
パ「はいはーい、黒い車はお金どれだけいりますか〜」
た「お金、どれだけもってます?」
……!? なん……だと……!?
考えているッ! 大きな数字を知らないながら、相手から大金を引っ張る方法を……ッ!!
パ「えっと、財布には15,000円くらいありますけど……」
た「はいじゃあそれもらいますね、くるまどうぞ〜」
たーくん、天才かもしれない。
〜つづく〜
今回もお読みいただき、ありがとうございます( ´ ▽ ` ) エッセイとは全く関係ないですが、最近VIVANTというドラマにハマっております!
面白いので是非観てみてください!笑