たーくん、車屋さんに!? その1
た「パパ、楽しいところに行きましょー」
そう言って、車のおもちゃとパパを引き連れ、ベッドの部屋にやって来たたーくん。
た「パパー、くるまやさんが、あるみたいだよ」
ベッドの上に、持って来たバスやら車やらを散らばせるたーくん。なるほど、今日はそういう遊び方なんだね、了解した。
パ「こんにちは、車を探してるんですけど、いいのあります?」
た「くるまですね、これどうぞ」
たーくんが取り出したのはトヨタのクラシックカー。レトロなフォルムの可愛らしさと、黒いボディの高級感を融合させた素敵な車だ。
パ「じゃあ、これにします。お金はいくらですか?」
た「ひゃくえんです!」
うーん、安い! たーくんモーターズは良心価格が信条のようだ。しかしたーくん、パパの反応から安すぎたことを感じたらしい。
パ「じゃあ、こっちのバスはいくらですか?」
た「50みっとる、です」
50みっとるは持ってない! バスは買えないようだ……。仕方なく、もう一つの商品について聞いてみることにした。円盤上のやわらか素材に、無限プチプチがついているものだが……。
パ「じゃあ、これ買います。これは何ですか?」
た「転車台です」
なんでやねん! なんで転車台売ってんねん!
〜つづく〜
3まで続く予定です( ´ ▽ ` )
いつも応援、ありがとうございます!
今回も楽しんでいただければ嬉しいです♪( ´▽`)