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平安時代叢書

平安時代叢書 第十一集 欠けたる望月

作者:德薙零己
栄花を手にした藤原道長は、人臣の最高権威者が皇室とつながって権力を手にし国政を操作する仕組みこそがこの国を安定化させ国民生活を向上させるとの核心のもと、藤原摂関政治を永続的なものとさせるために藤原氏の世襲を断念することまで考えた。最終的には藤原頼通を後継者とするが、敵をも味方に引き入れ、全ての言論の自由を認める延長で、藤原摂関政治を源氏に譲り渡すことまで考える。
しかし、時代はそれを許さない。
藤原道長の引退直後に関東地方で平忠常の乱が発生し、九州では刀伊の入寇で多くの日本人が拉致されるという事件が起こった。藤原道長は自らの築き上げた権勢が安定したものではなく砂上の楼閣で会ったことを思い知りながら死を迎え、藤原氏の勢いはピークを過ぎて下り坂へと向かうこととなる。

本作品は2015年6月より2016年4月まで「いささめ (https://ameblo.jp/tokunagi-reiki/)」にて公開した「平安時代叢書 第十一集 欠けたる望月」を再編した作品です。
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