⭕ 旬な体験談 3
セガ先輩
「 ──おっ、そうだ。
もう1つネタが有ったわ 」
児野豈德
「 未だ有るんですか? 」
セガ先輩
「 あぁ。
キャンプへ行った3人の男が体験した話だ 」
児野豈德
「 キャンプですか?
そう言えばキャンプって数年前から爆発的に人気が出てますよね 」
セガ先輩
「 そうだな。
キャンプ好きの3人が集まって、N県にある秘密基地的なキャンプ場へ行ったんだと 」
児野豈德
「 へぇ……そんなキャンプ場が在るんですね 」
セガ先輩
「 キャンプ場でキャンプを満喫していた3人は、夜にラジオを聴いていたんだ 」
児野豈德
「 心霊番組ですか? 」
セガ先輩
「 違う違う。
まぁ、確かにキャンプの夜と言えば、心霊番組って感じだけどさ、男3人だぞ。
聴いていたのは、“ 大人の星座神話 ” って番組だ 」
児野豈德
「 大人の星座神話…ですか?
星座と神話を紹介する番組ですか? 」
セガ先輩
「 夏限定の特別番組だ。
“ 大人の ” って付いてんだから、18禁番組なのは想像出来るだろ? 」
児野豈德
「 18禁……(////)
それは…凄く…内容が気になりますね(////)」
セガ先輩
「 だろ?
まぁ、放送されていたのは10年前らしいからな。
とっくの昔に終わってらぁな 」
児野豈德
「 あぁ~~……ですよねぇ~~~。
誰か録音テープを持ってないですかね? 」
セガ先輩
「 お前も好きだなぁ、後輩 」
児野豈德
「 そ、そりゃあ…健全な男ですからね!
18禁は大好物ですよ!
健全ですから!! 」
セガ先輩
「 良く言った!
男はそうでないとな!
18禁にムラムラしない男は健全な男とは言えないぞ!!
何故なら、エロは男のロマンだからだ!! 」
児野豈德
「 ですよね!!
エロで病気も治っちゃうぐらいですもんね! 」
セガ先輩
「 そうだぞ。
エロは病魔も撃退する不思議な力を秘めているんだ。
エロは神秘であり、人類を救う救世主でもある!!
エロは差別されてはならない賞賛されなければならないロマンなんだ!! 」
児野豈德
「 分かります!!
セガ先輩の言う通りです!!
エロは偉大です!! 」
セガ先輩
「 話が分かるな、後輩よ。
お前とは仲良く出来そうだ。
本気で出世を目指すなら後押ししてやるからな! 」
児野豈德
「 有り難う御座います、セガ先輩(////)」
セガ先輩
「 あぁ~~と、内容がズレちまったな。
仲良く “ 大人の星座神話 ” の番組を聴いていた3人は妙な体験をする事になったんだ。
身の毛も弥立つ体験だったらしい 」
児野豈德
「 一体どんな体験なんですか?? 」
セガ先輩
「 此処からの内容はガチで18禁だぞ。
{ 声を潜めて話すからな }」
児野豈德
「{ 了解です、セガ先輩 }」
◎ 此処からは●●●多めになります。
セガ先輩
「{ 3人がエロいラジオ放送を聴き入っていると、テントの中に1人の女が無断で入って来たそうだ }」
児野豈德
「{ む、無断でですか?!
女性が1人で男3人が寝泊まりするテントの中に……。
それって本当なんですか?
事実なら羨ましい限りなんですけど!! }」
セガ先輩
「{ まさに羨ましい展開だな。
──で、無断でテントの中へ侵入して来た女は、薄着だったらしい。
まぁ、夏だからって事もあるだろうが、夜の山中で薄着は有り得ない。
“ 妙な女が来やがった ” とは思ったらしいが、何せテントの中ではエロいラジオ番組の内容が響いているわけだ。
これから3人と身元不明の女が迎える展開は言わずとも分かるよな? }」
児野豈德
「{ セガ先輩……。
という事は──、3人の男は薄着の女性と──、エロいラジオの内容を聴きながら──、夜な夜な●●●●を?? }」
セガ先輩
「{ そうだ。
4P●●●●だ。
テントの中では、それはそれは激しい●●●●パーリーが繰り広げられそうだ。
薄着女のたわわに実った●●●に男の●●●●を挟んで●●●●したり、●●●と●●●と●●に男達の興奮して反り立った●●●●が入れられ、●●●●が●●●●で●●●●の●●●●は●●●●だったぁ~~ }」
児野豈德
「{ ●●●●ですか?!
た、確かに激しいですね。
●●●●で●●●●を●●●●して●●●●が●●●●で●●●●なんて……。
●●●●も●●●●で●●●●じゃないですかぁ!!
●●●と●●●がユルユルのガバガバに…… }」
セガ先輩
「{ そんな訳で、3人の記憶では朝方まで女と●●●●に励んでハッスルしながら楽しんでいたらしいんだが………… }」
児野豈德
「{ 何か問題でも起きたんですか? }」
セガ先輩
「{ 朝を迎えて3人が目を覚ましたら…… }」
児野豈德
「{ は、はい…… }」
セガ先輩
「 女の姿は無かった。
女の姿は無かったんだが、寝袋の真ん中にだな………… 」
児野豈德
「 はい…… 」
セガ先輩
「 ──白骨死体が転がっていたんだとよ 」
児野豈德
「 は……はい??
白骨死体……ですか??
ちょ…一寸待ってくださいよ、セガ先輩!
キャンプテントの中に白骨死体が有るなんて可怪しくないですか!!
それ──、笑えませんよ! 」
セガ先輩
「 あぁ……笑えねぇ体験談だよ。
だがなぁ、コイツに限っては実話なんだぜ 」
児野豈德
「 実話……何ですか?? 」
セガ先輩
「 ニュースにもなったんだぜ。
【 怪奇!! テントの中に突如現れた白骨死体の謎に迫れ!! 】ってな、オカルト番組で放送もされたぐらいだ。
テントの中で発見された白骨死体は鑑定結果で “ 死後数年前 ” だって事が判明したそうだ。
数年前の白骨死体が何でキャンプテントの中から見付かったのかは謎のままだ。
奇妙な体験談だろ?
夜な夜な3人が●●●●に励んでいた女は何処の誰だったのかも不明のままだ 」
児野豈德
「 …………怖い話ですね… 」
セガ先輩
「 発見された当時の白骨死体は3人が射精した●●でベタベタに汚れてたそうだぜ 」
児野豈德
「 う゛え゛ぇ゛……。
●●で汚れた白骨死体なんて…エグいです…… 」
セガ先輩
「 キャンプテントを退けて土を掘り返してみたらよぉ、なんと他にも白骨化した死体が7体ぐらい出て来たんだと!
お茶の間も騒然するニュースだわな。
一時期は『 3人が発見された白骨死体を埋めた犯人なんじゃないか 』って話題にもなったんだぜ。
犯人は別に居て、逮捕されたんだけどな 」
児野豈德
「 卑猥な体験談から事件に発展するなんて凄い内容ですね……。
これ……採用して掲載しちゃって大丈夫なんですかね?? 」
セガ先輩
「 おいおい、保留にはすんなよ。
正真正銘、貴重な実話なんだからよ 」
児野豈德
「 そ…そうですよね??
採用候補には入れときますよ…。
セガ先輩、有り難う御座います 」
セガ先輩
「 他にラジオの関係でネタになるような話は有ったかな? 」
セガ先輩は首を捻ってネタになりそうな体験談を思い出してくれている。
有り難いけど……事件に発展するような体験談は遠慮したいかも知れない。
◎ 訂正しました。
3P ─→ 4P