〜幸せが訪れることを願って〜
設定はあるのに内容は薄いかもしれないです。でも自分の中では結構気に入ってます。続きは思いつかないというか、一応次話(投稿済)で完結しているので気分次第で続きが出来たり出来なかったり…
読んで頂けると嬉しいです。
幸せを願ってさよならする少年の方の話です。
とは言っても結局は自分の都合の良いようにしてるだけじゃない…?と自分で思いますね…
何故でしょうね?ハッピーエンドが好きなはずなのに書こうとすると悲しい話になってしまうのは…。不思議です。恐らくですが、他の方の作品で見るハッピーエンドが好きなんであって、自分ではハッピーエンドが書けないからハピエンが好きなんでしょね…
ごめんね…
僕の"好き" "愛してる"は
君を束縛していたみたいだ
君は縛られることを嫌っていたね
君は感情を縛られることを何よりも嫌っていた
それに気付けなかったことを悔いているよ
それでも君を好きになったことを後悔はしてないよ
それを君は僕を拒んだ
悲しいよ
君に受け入れてもらいたかった
それだけで良かったんだ
「君が好きなんだよ…」
この言葉を言わなければ今までの関係で要られたかな
友人として誰よりも近くで君と笑い会えていたかな
ごめんね。我慢できなかった
君に好きって言いたくて
どんなに押し殺そうとしても無理だった
君は知らないだろうね
僕がどれだけ君のことを愛していたか
それでも君は僕を受け入れてはくれないだろう
だから、
君を好きでいるのをやめるよ
君に愛してもらいたかった
今はまだ胸が苦しくても
君のそばを離れれば
きっと気持ちに整理がつく
君を好きだったことを忘れられる
君に辛い思いをさせなくて済むよね
ありがとう
僕に恋を教えてくれて
ありがとう
僕なんかと友達でいてくれて
ああ、僕は本当に
「君が好きでした」
「またね」
きっともう会うことはないだろうけれど
それでも僕は"さよなら"は言わない
これが最後だ
いつか、
君に幸せが訪れることを
心から願っているよ