社畜転生す
俺の名前は、日向徹夜。25歳のしがない社畜である。朝は8:00~夜の2:00までほぼぶっ続けで働いている。会社では常に上司のご機嫌とりに追われ、同期には相手にされず、ボーナス?なにそれおいしいの?といった具合である。今日も上司の村島一樹から声がかかる。
「おい、日向ァ.....ちょっと来い」
「はい、どういったご用件でしょうか?」
「最近体調はどうだぁ眠れてるのかぁぁぁ!?」
「....眠れてます」
「あぁぁん!!声が小せえんだよぉ!!もっとはっきりいえや!」
「睡眠はとれてます」
「そうか~それはよかったなぁ?あぁそうだこれもよろしくなっ!」
「えっ.....」
そこには大量の書類の束。少なくとも今日中に終わる量ではないことは確かだ。
「これ、明日の朝までによろしくな!!」
「ですが....」
「聞こえなかったのか?」
「わかりました。.....今日中に終わらせます」
「よし、頼んだぞー」
===
夜2:00。
「....なんとか終わった さて家に帰るか.....よっこいしょういちっと」
彼はこの後気づきもしなかった。自分が異世界に相棒のスーパーカブとともに異世界へ行くことなど......。
はじめまして、作者です。社畜+スーパーカブ+異世界転生という題材で書いてみることにしてみました。
どこまでいけるかわかりませんが、精いっぱい書いていきますので、どうかよろしくお願いいたします。