誰しも弱点はあるようだ
若干主人公がサドいです
今更だが俺、タイガ=サウザンドという人間について話そうと思う。まず俺は地球人ではなく異世界人だ、年齢不明、ステータス∞、あり得ないほど強力な特殊技能など異世界人にしてもいささかおかしいと言って良いレベルの俺だか、ちゃんと理由がある、まずは生まれから話そう、親は冒険者をしていて俺が生まれてすぐに死んだ、だから親の事はあまり覚えていない、俺が親がいなくても生きていけたのは単に能力生成というチートすぎる力があったからだ、これを使い不老不死、時間移動、経験値無限取得、武術会得、 (武術会得は武術を完璧に取得する特殊技能)等の力を得て、悠久の時を生きていった、それが原因で年齢不明になったり剣や槍や魔法の練習をして、いつしか剣神、槍神、魔神、等と呼ばれるようになっていた。一応神と戦ったり、仲間と出会ったりしたがそこは割愛させてもらう。 その後、異世界で生活してみようと思い、地球人として転生する魔法を自身で作成して、地球に転生した後、ルナに呼ばれて今に至っているさて、これで俺という人間についつ少しは分かっただろうか?ここら辺で本編に戻ろうかなと思う、ではさようなら
[はぁっ」
少女の叫び声とともに大剣が振られ、緑色の鬼、『ゴブリン』が真っ二つになる。
さて、現在進行形でダンジョンを攻略中だ、途中他のパーティーとも遭遇したが特に問題は起こらなかった
ちなみに皆の現在のステータスと装備はこんな感じ。
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千歳大雅
14歳(不明)
Lv10(500)
職業
剣士・槍使い・魔銃士
(剣神・槍神・弓神・操剣士・魔神・錬金術師・魔銃士)
HP 1000(∞)
MP 1000(∞)
攻撃力 1000(∞)
防御力 1000(∞)
敏捷力 1000(∞)
魔攻 1000(∞)
魔防 1000(∞)
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特殊技能
職業複数取得・経験値上昇・光の力
(多すぎるので省略)
スキル
剣術・槍術・銃技
見切り・言語通訳
(多すぎるので」省略)
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()内は隠蔽された能力
Lvが高いのは成長系の特殊技能で10000倍になっているから
ステータスの∞は測定不能という意味
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剣神のコート
付与効果
全属性耐性・物理耐性
取得経験値3倍・自動修復
(絶対隠蔽・完全鑑定)
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自在剣フラガラッハ
分類・長剣
付与効果
操作・分裂
自動修復
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操作は物体を操る魔法、念力的なやつ
分裂は魔力を使って対象の数を増やす魔法
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栗原結
14歳
Lv10
職業
勇者
HP 1000
MP 1000
攻撃力 1000
防御力 1000
敏捷力 1000
魔攻 1000
魔防 1000
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特殊技能
全属性適正・光の加護
スキル
剣術・勇者術《統率》・光属性魔法
天翔・見切り・言語通訳
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新しく覚えたのは見切り、半径1メートル以内の危険に気付ける
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聖なるコート
付与効果
聖属性強化・物理耐性
自動修復
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聖属性強化はアンデット特攻や魔族特攻、光属性魔法強化などの効果
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『不死の』聖剣イクリプス
分類・大剣
付与効果
超速再生・不死
防御力上昇(中)
自動修復
(『』内は称号)
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不死は魂を肉体から離れないようにする能力
超速再生はMPを大量に消費して肉体を再生する能力
これによりMPがある限り戦えるようになれる
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八津咲優香
14歳
Lv9
職業
侍
HP 900
MP 200
攻撃力 1800
防御力 90
敏捷力 1800
魔攻 90
魔防 90
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特殊技能
光の刀・剣道
スキル
剣術《刀術》・見切り
剣技・言語通訳
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光の刀は光でできた刀を創り出す特殊技能
剣道は攻撃力と敏捷力の成長値に補正が入り魔法関連と防御力にマイナス補正
が入る特殊技能
刀術は剣術の派生技能で刀を扱うスキル
剣技は剣を使っていると習得できるスキル(ぶっちゃけS〇Oのソードスキルだが)
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武士の装束
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特に能力は無い、ネタ装備
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神滅刀・落陽
分類・刀
付与効果
剣術習得(剣聖級)
敏捷力上昇(中)
近未来予知
神族特攻(中)
付与武技
剣神流神滅の太刀・奥義・落陽
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剣術習得(剣聖級)は剣士<剣王<剣聖<剣神の4階級の中の
この剣を持っている間剣聖に相当する剣技を使えるようにする能力
近未来予知は10~20秒程度までの未来を予知する能力
神族特攻(中)は神族へのダメージを増加させる能力
剣神流は剣神(ぶっちゃけ俺)が作った流派だ実際極めれば最強の流派である
((注)普通の人じゃ一生見習いのままです)
神滅の太刀は上手に使えば神を殺せる剣技、全部で11種、1の型から10の型そして奥義・落陽
(注)神滅刀は使い手が弱いと神を殺せません
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アリア・アルティエル
14歳
Lv16
職業
魔法使い・聖アルティエル王国第2王女
HP 640
MP 3200
攻撃力 320
防御力 320
敏捷力 480
魔攻 2400
魔防 2400
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特殊技能
全属性適正
スキル
魔法《全属性》
礼儀作法・交渉
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礼儀作法はそのまんま礼儀作法ができるようになるスキル
交渉は話し合いを自身の望む方向に進めやすくなるスキル
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大魔法使いのローブ
付与効果
魔法被ダメージ減少(大)
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魔法被ダメージ減少(大)は魔法による被ダメージを現象させる能力
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世界樹ユグドラシルの杖
分類・杖
付与効果
魔法威力上昇(大)
MP回復速度上昇
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魔法威力上昇(大)は魔法の威力を上げる能力
MP回復速度上昇はMPの回復速度を上げる能力
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笹野恵
職業
付与術師
14歳
Lv8
HP 800
MP 2400
攻撃力 400
防御力 400
敏捷力 800
魔攻 1200
魔防 1200
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特殊技能
呪付与・死霊術
スキル
鎌術・付与魔法《呪付与》・死霊術
言語通訳
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冥王のローブ
付与効果
付与魔法強化
死霊術強化
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付与魔法強化は付与系統の魔法の効果を増大させる能力
死霊術強化は死霊術を強化する能力
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反逆せし冥界神の死鎌
分類・死鎌
付与効果
魂食らい
付与魔法強化
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魂食らいは殺害した対象の魂を取り込み武器を強化する能力
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千歳月
職業
法術師(上級女神)
13歳(不明)
Lv10(250)
HP 600 (20000)
MP 2000 (100000)
攻撃力 100 (5000)
防御力 100 (6000)
敏捷力 200 (8000)
魔攻 1500 (50000)
魔防 1500 (30000)
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特殊技能
癒しの力・MP消費9割減少
スキル
法術・回復魔法
言語通訳
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法術師の衣
付与効果
法術強化
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法術強化は法術の効果を上昇させる能力
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神官の杖
分類・杖
効果
魔族特攻
聖属性強化
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魔族特攻は魔族へのダメージを増加させる能力
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という感じだが感想を言おうまず栗原さんは堅実な感じ、八津咲は剣道を習ってたようなのでこのステータスが有効的に働いてる、アリアは素でチートだった、笹野、お前はどうしてこうなった、ナビーに聞いたら『これは思春期の地球人によくみられる症状で、若気の至りこと中二病です』って言われたぞお前は付与術師だろ、ルナは目立ちすぎてないから問題なしと。
「皆お疲れ様」
栗原さんが言った
「大して疲れてないから気にするな」
八津咲が言った
「はっはっは、冥王の化身たる我にとってはこの程度些末事よ」
おい、だいじょぶか笹野お前を見る周りの目が可哀そうなものを見る目になってるぞ
「そ、そうですか」
ほら、アリアまでもが引くレベルってヤバいな
「なら、そろそろ休憩にでもするか?」
提案した
「「「「賛成」」」」
満場一致で休憩することになった
そんな事で俺は寝ようかな
「おい、千歳お前も剣道を習っていたのか?」
八津咲に話しかけられた、めんどい
「ああ、まあそんなとこだ」
嘘は言っていない確かに我流の剣術を習得したからな
「ほう、そうかだが、そんなに剣が上手いのになぜどの流派にも無い剣術なんだ?」
あ、こいつ向こうの剣術暗記でもしてたか
「いや、お前が知らないだけじゃないのか?」
とりあえずごまかす
「いや、私は日本の流派はすべて暗記している、なのになぜ見たことがなかったのだろうか?」
ヤバ、くない別にバレても秘密を盾に脅せばいいし『マスター言ってることがげゲスですね』
ひどいな、そういうのは知られるほうが悪いんだ
「ぬいぐるみ、魔法少女、小動物」
ふっふっふっふっふっ、これでも聞いてくるかな?
「それがどうかしたか?」
ポーカーフェイスパネェな、できれば使いたくなかったが
「風呂、トイレ、自室、ベット、自慰〇為」
そういいながらスマホをポケットから取り出す、くらえ伝家の宝刀、その名も『アレしてる場所の情報と動画ばらまかれたくなければ言うことを聞け』
やってることはただの犯罪なんだが
「やっ、や、やめろおおおお、それ以上言うなああああ」
八津咲は 羞恥で 悶えている
作戦成功、誰しも知られたくない秘密の一つや二つあるものだ、そこに付け込めば大抵の事は簡単にどうにかできる『うわっ、マスタークズですね』
だまらっしゃい、俺の秘密を探ろうとしたほうが悪い、それに俺はそういう事はやらせないし、つか向こうで義理の妹にすでにDT奪われてる身としてはそんな事する気が起きない
ちなみにどうやって調べたかというと『能力生成:禁忌教典』この能力はこの世の森羅万象を記す、要は何でもわかるっていう力だ、これを使っていろいろ秘密を握ってる
「落ち着け、なんも言わないから言いふらさないから」
「ほっ、本当か」
「ホントもホントただし、余計なことをしなければな」
とりあえず脅す
「ひ、人の弱みに付け込むなど、外道が」
ひどっ、
「いや、心外だなそもそもバレるほうが悪い、俺は余計なことをするなとしか要求してないが何か問題でも?」
我ながら完璧な正論
「ふんっ、身体でもなんでも好きにすればいい、だが私の心まで自由にできるとは思うなよ」
「おい、聞いてるのか」
よし、もう一個秘密をばらす、次は好きな人だ・・・・「ぶっぅぅぅぅぅー」吹いた、だって書かれてるのが、いや見間違えだ、もう一回、あれおかしいな脳に異常があるのかな?『マスターそれは事実です』
なぜこんなにも驚いているかというと、書かれていた名前が千歳大雅、俺だった
「おい、八津咲やっぱ条件追加でお前の好きな人は誰だ?早く言えっ」
「ひゃっ、ひゃう、い、いや私が思いを寄せる男などいるはずがないだろ」
いやいや、教典に書かれてるんだから
「じゃあ、お前レズか?はたまた百合か?」
「わ、私はいたってノーマルだ!」
「じゃあ好きな人がいるんだな」
「い、いや、いない」
「出来ればこれは使いたくなかったよ」
そういいながらスマホのアプリを起動する
「これをばらまかれたくなかったら、早く言え!!」
「わ、わかった言う、言うから私の好き人は『天霧勇輝』君だ」
ピッ、禁忌教典起動、検索開始、検索結果、違うな他のやつだ、ついでに魔眼を使った、真実の瞳と呼んでる魔眼だ、嘘をついていたら分かる
結果、やはり変わらず嘘だった、そしてほんとに好きな人は千歳大雅だった「あああああああああ、バグってんのかおい、ああああああ」
とりあえず落ち着こう
「よし、嘘はよくないホントの事を言え」
今度こそ問ただす
「わひぐっ、私の好きな人ひぐっ、は、ち、『千歳君で「あああああああああああああああちょっと待て、なんでそうなる」だって、外見もかっこいいし、強いし、頼りがいがあるし、優しいし」
「後半部分は今回の件で無くなったなすまんな、いろいろ聞いて、だが俺はこんなクズなんだ」
なんで好かれるんですか、ナビーさん『マスター、頭だいじょぶですか?外見がよくて強い男がモテない理由がどこに?マスターは自虐的すぎます』えっ、マジで『マジです』
「いや、ぐすっ、まだ好きだから」
おい、待てキャラ変わりすぎじゃね?さっきまでのお前はどこ行った
「そ、そうか、なんか悪かったなじゃ、じゃあな」
よし、一応謝ったぞよし、逃げるか『能力生成:縮地』発動
「あ、ねえっ、ちょっと待って」
何にも聞こえてないぞ~
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3分後
「じゃあ攻略再開しようか」
「そ、そうだな」
「そうですね~」
「そうですわね」
「じゃ、じゃあ行くか」
中二病はおさまっている、なんか空気がキツイ
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10分後
くっ、空気が重い
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30分後
ごっ、ぐおっ、居づらい
「お兄ちゃん、ボス部屋につきましたけどだいじょぶですか?」
正直全然大丈夫じゃないが
「あ、ああ、平気だ」
「もうここらへんで帰らないかな?」
おお、救いの女神、栗原さんよ
「「さっ、賛成」」
かぶった、気まずい
「じゃっ、じゃあ帰ろうか」
俺達のダンジョン攻略はほぼ戦闘描写無しで、終わった…というわけにもいかず気まずい空気が続いた事は言うまでもないだろう。
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その日の夜
:優香視点
私はこの世界に来る前から彼が好きだった、女らしいことも大してしてこなかった私を、好きになる人なんていないだろう、男子は皆私を虐めたが彼は違った、前の世界で私を助けてくれたしこっちでも優しく接してくれた、いつか彼に思いを伝えたいと思いながら彼を見ていたら、気づいてしまったんだ、彼の動きが地球にある剣術のそれと圧倒的に違うと、私は彼に問いただした、だが彼は知られたくないようで隠そうとした、つい調子に乗って聞いてしまったから謝ろうと思った、そしたら彼は誰も知らないはずの私の秘密を盾に脅してきた、ああ、彼も他の人と一緒で私を虐めるのか、やはり私の味方はいない、女としての尊厳を踏みにじられて終わるんだな、最後の抵抗と思って「ふんっ、身体でもなんでも好きにすればいい、だが私の心まで自由にできるとは思うなよ」と言ったが彼は何もせず、好きな人は居るかと聞いてきた、私はクラスで一番と周りの女子から言われてる天霧勇輝君の名前を出した、だけど嘘だと彼にはバレていた、今度は脅され、ホントの事を、彼の名前を言うと彼は逃げて行ってしまった、脅されたときは驚いたけど、彼はやはりひどい人間じゃなかった、ああ、この行き場のない気持ちをどこに送ればいいのだろう?彼は私の事をどう思っているのだろう?
:タイガ視点
ちょっと待てええええ、いきなり愛の告白されたけど、どうすればいいのおおおおお、恋愛経験0(妹は除く)のDT(重ねて言うが妹は除く)にどうしろっていうんですか、いくら長生きしても、いくら強かろうと、俺は恋愛経験0なんですよ(大事なことなのでさらに重ねて言うが妹は除く、そして俺は恋愛経験0だ)いやさ、あの時の恥じらうあいつ見てると可愛いって思うけどさ、俺みたいなクズに人と付き合う価値はないと思う、ホントはあ~悩みが多い、もうめんどいし寝るか
「zzzzzzzzz」
次回、ボス戦です