作戦会議っぽい話し合をした
当分能力略奪は使いません
さてと今日は武具を選ぶ日だどんな武具があるか楽しみだ。
広間に集まるように言われていたので、ルナと合流して現在進行形で向かっている
「お兄ちゃん、昨日はかっこよかったですが本気を出すのは控えてくださいね。」
ルナに怒られた
「許してくれ、ちょっと興が乗ったんだ」
言い訳をする
「まあいいですよ、でもあんまり目立たないでください、お兄ちゃんを利用しようとする人が出てくるかもしれないですから」
それは嫌だ、めんどくさいし
「分かってるよ、ホントに反省してるから」
このやり取り最近多いな
「あ、もう広間につきますよ」
「そうだな、早く見たいな」
気分は上々だ
「あ、タイガ君おはよう」
「おはよう栗原さん」
挨拶をする
「おはようございます、タイガ様」
あ、王女だ
「おはようございます、王女殿下」
俺の後にルナが言う
「おはようございます、アリア様」
「アリアでいいですよ、パーティーメンバーなんですから」
「そう、じゃあ、おはようアリア」
「お兄ちゃん、女性に対していきなり呼び捨てはどうかと思います」
怒られた
「いえ、いいですよ他人行儀にされるより距離が近いですから」
お、分かってるね
「アリアさんが言うのなら」
ルナも納得した
「ちょうどいいので来週のダンジョン探索の役割分担どうするか話し合いません?」
栗原さんが言う
「いいね、それで前衛は何人いるんだ?」
とりあえず聞く
「タイガ君を除いて、2人です私は大剣を使う予定ですもう一人の子は刀があれば使いたいと言っていました」
刀か面白い宝物庫に無かったら俺が作ってやろう、それもとびっきりのをな!
「そうか、なら俺はオールラウンダーだから、基本は遊撃、状況に応じてサポートをしようと思うがどうだ」
「そう、ならよろしくタイガ君、それでルナちゃんはどうする?」
まあほどほどにやるか。
「私は、法術師なので、後衛で援護をしようと思います」
ルナが援護に回れば死ぬ奴はいないだろう、なんせ女神だからな
「ならよろしく頼むよ、後衛はアリアちゃんもいるけど魔術師だから、回復が心配だったんだよ」
「私は回復魔法は得意ではないのでルナさんが来てくれて助かりました」
俺は、無視か
「そろそろ騎士の人たちが来るんじゃないですかね」
アリアが言ったらタイミングよく騎士がきた
「静粛に」
すでに静かだったんだが(笑)
「今から各々のステータスを見せてもらい、君たちの武器を選ぶ、昨日の演習の優勝者には優先権が付いているのでタイガ殿から武器を選ぶことになる」
ヤッホー昨日真面目にやったかいがある
「さあ、この『看破の碑石』に触れよこの、古代魔導秘宝は触れたものの能力を見通す力を持っているのだ」
マジすか、鑑定してみたが詐称を見破れるクラスの魔道具だ、つかこれ俺が作った鑑定の水晶版じゃないか!自分の首を絞めることになるとは。
とりあえず詐称で外見を何もしてないように見せて能力生成を発動、この能力は自身が『能力』と認識できるものをMPを使って自在に作り出せるスキルである、例えば財力を能力と捉えれば金銭を作り出すこともできる、
そんな思いっきり超チート兼企画がいな俺専用特殊技能を使い『絶対隠蔽』を作成、これは詐称の上位互換で透明化、能力の隠蔽ができるスキルである犯罪歴からステータスに至るまで何から何まで隠蔽できる、
これを使いステータスを隠蔽した、ここまでにわずか2秒しかかかってないがバレてないか心配だ。
「わかりました、その板に触れればいいんですね」
板に触れるとステータスが表示された。
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千歳大雅
14歳
LV2
職業
剣士・槍使い・魔銃士
HP 100
MP 150
攻撃力 200
防御力 100
敏捷力 200
魔攻 100
魔防 120
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特殊技能
職業複数取得・経験値上昇
スキル
剣術・槍術・銃技
見切り・言語通訳
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ごまかせた、即興なので前回と違うがステータスが上昇するのは普通なので問題ない
「ふむ君は攻撃力と敏捷力が特に優れているねそれにしても特殊技能というのはすごいね職業複数取得なんて」
まあそうだろうな、能力生成なんてのがあるんだから
「さて、武器を選ぼうほしい装備に適性があるか視てあげます」
あるにきまってるだろ、もう鑑定で視たよ、それにしても思いのほか俺作の装備が多いな
うーん、これだな『自在剣フラガラッハ』俺が作った武器だがこの中では一番気に入ってる、危険な武器は、復讐の聖剣リベルだが復讐心が強くないと引き抜けないから問題ないな
不死の聖剣イクリプスは栗原さんに持たせたいからちょっと設定をいじる、実際ここにある1級品は全部俺が数秒で作った装備なんだし最初に来た意味がない、
いや栗原さんにイクリプスを渡せるからその分の価値はあったはずだなんせイクリプスは魔力による一時的な不死を創り出すわけだし
仲間に保険をかけれて良かったそう考えながら出ていこうとすると止められた
「君、その剣は適性がないと使えないよ」
「この聖剣に呼ばれた気がしたので選びましたが適性はどうやって調べるんですか?」
知ってますよもちろん、しかも部屋中の武具に呼ばれたけどこの剣だけって事にしてます。
「剣を鞘から抜いて聖句を唱えてみてくれ、それで能力が発現したら適性がある」
確かフラガラッハのキーワードは『数多の剣よ舞い踊れ自在剣フラガラッハ』だったはず、かっこいいから数多の剣よとか付けたが実際は6本増えてメインの剣を端末としてサブの6本を操れる能力だ
「数多の剣よ舞い踊れ自在剣フラガラッハ」
唱えると眩い光に包まれながら6本の剣が現れた
「な、なんだその能力は」
え、知らないの
「フラガラッハの能力じゃないんですか?」
「いや、その剣の能力は踊れと唱えると自在に操れるようになると言いうものだ」
アホかそれはMPさえあれば誰でも使える汎用形態だよ
「この剣の作者がそういったんですか?」
「いや、この剣の作者は不明だ」
マジで、俺だよ
「えーと、これで合格ですか?」
「ああ、起動できるなら合格だ」
よし
「それでは」
別れを告げて広間に戻る
「次の者」
栗原さんが出て行った
「栗原さん、手前の剣を選びなよ」
すれ違いざまに言う
ついでにステータスを見てなかったなと思い鑑定を発動
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栗原結
14歳
Lv1
職業
勇者
HP 100
MP 100
攻撃力 100
防御力 100
魔攻 100
魔防 100
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特殊技能
全属性適正・光の加護
スキル
剣術・勇者術《統率》・光属性魔法《初級全取得》
天翔・言語通訳
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能力説明
職業
勇者 詳細 魔を打つもの、正義の象徴、万能型全ての面において優秀
特殊技能
光りの加護 効果 魔族にダメージ増加
スキル
勇者術 効果 勇者のみが会得するスキル仲間のステータスを上げるものが多い
《統率》 効果 味方の全能力を強化するスキル
光属性魔法 効果 光属性の魔法
天翔 効果 空中に足場を創るスキル
流石は勇者優秀だ、まあ、あくまで一般的な次元で
5分ほど経つと栗原さんが聖剣イクリプスを持って出てきた、例の剣女も刀を入手できたようだ
今日は1週間後のダンジョン攻略について話し合ってから寝る予定だ。
その後ダンジョン攻略について話し合ったり顔見世をする予定だ
集合場所についたらもう全員来ていたようだ
「こんにちは、タイガ君」
「こんにちは栗原さん」
「さて、全員揃ったので会議を始めようと思います司会い進行は私が勤めようと思います」
栗原さんが言った、周りを眺めると例の剣女とロリっ子がいた
「とりあえず、自己紹介から始めましょう」
「まずは、私からもう知ってると思いますが栗原結です、職業は勇者やってます」
知ってる
「次は、タイガ君お願いします」
マジで、つか喋り方が違う気がする
「千歳大雅です、職業はいろいろやってます、万能型なので大抵の事はできます」
ゲームの中みたいなセリフだな
「次は私がしよう、八津咲優香です、職業は侍です剣道を習ってました」
それで剣を握ったことがあるんだな
「それでは私も、アルティエル聖王国第2王女アリア=アルティエルです、魔術師をしています、以後お見知りおきを」
丁寧だな
「なら、次は私がしましょうか、お兄ちゃんの妹の千歳月と申します法術師ですよろしくお願いします」
完璧だわが妹ながら完璧だ(シスコン補正ありです)
「じゃあ最後に恵ちゃん、よろしく」
ロリっ子か
「え、えと笹野恵です職業は付与術師です、援護が得意です、よろしくお願いします」
付与か援護型だな、この編成はバランスがいい、前衛2人後衛3人前衛兼遊撃1人安定して戦えるだろう
「じゃあ、1週間後のダンジョン攻略について話し合おうと思います」
そんなこんなで話していたら夜になってしまい
「では、さようなら」
「バイバイタイガ君」
俺は部屋につくなりステータス操作を発動する
MPを他のステータスに振り全ステータス∞に設定
何かあった時のための保険だ
「ふぁーあ」
あくびが出た、もう眠いので寝ることにする
1週間後のダンジョン攻略が楽しみだ、そのあとはどうするかな、魔術学園に行くのもいいな
まあその時考えればいいか
「じゃあお休みルナ」
その一言を言った直後眠気が限界になって寝てしまった。
今日で連続投稿は終わりです