ステータスがチートだったんだが
今回は長めです
目が覚めた、気付いたら、やけに派手な装飾をした広い部屋にいた、
そういえば魔王を倒せとか言ってたから、これは俗に言う異世界転移と言うやつかな？
そんな事を考えてたら周りが騒ぎ出した。
「ここはどこ！」
「何があったんだよ！」
「多分ここはチートが使える異世界でござるな」
1名ほどやけに冷静なオタクがいるな、女神にでも会ったか?
なんて考えてたら、いかにも私が王女ですといった感じの少女が出てきた。
割とかわいいな。
周りの騎士は……弱いな、護衛の意味あるのかな？
「静粛に」
騎士の中でもごつい奴が言った。
「私はアルティエル聖王国第2王女アリア＝アルティエルと申します、
まず皆さんをここに呼んだのは私です、女神ルナリィティア様からのご神託により魔王と戦うために貴方たちを勇者として召喚させていただきました。」
声がきれいだ、つか、ルナリィティア様って誰だよ（笑）後ルナが召喚したんじゃないのかよ、
《マスター召喚したのはルナ様ではありませんが、神託はルナ様がしたことです。》
ていうかこいつ誰？
《私はナビゲーションプログラムです、ルナ様からタイガ様へこの世界について教えるように言われています》
そうか、よろしく名前はナビーで良いか？
《了解しました、今日から私はマスターのサポート役のナビーです、以後お見知りおきを》
そんな会話を1秒くらいで済ませるとクラスメイトが騒ぎ出した、
「ふざけるな！なんで俺がそんな事をしないといけないんだ」
「家に帰りたいよ」
「ひゃっほー異世界でござる」
オタクパネーな、未だに冷静だとか（笑）
「静粛に」
またそれかよ
「皆様の気持ちは分かってるつもりです、ですがこの国を救えるのは皆様しかいないのです。」
全員が黙った、ノリで俺も黙る、そんな中いかにも勇者っぽい名前のやつ、確か天霧勇輝 とか言うやつが口を開いた。
「困っている人がいるなら放っておけません協力します」
こいつ馬鹿か、地球に帰れるかもわからないのに手を貸すとか正気か？まぁ俺は帰れること知ってるけど。
「俺も協力するぜ」
「勇輝君がそう言うなら」
「私も困っている人を放っておけないよ」
みんなリア充にのせられた～（笑）まあいいか、それで魔王撃破できるわけだし。
騎士が言った。
「今日は遅いので明日から皆さんに戦い方をお教えしましょう」
その後、王宮の部屋に案内された。
「お兄ちゃん、お兄ちゃん、」
またそれかよ、俺はシスコンか、なんて考えてたら体が重いのに気が付いた、
瞼を開けるとそこには、妹がいた、なぜ？
「お兄ちゃんルナ寂しくて来ちゃいました」
かわいい顔でてへぺろとか反則だろ。
「お兄ちゃん今日から私がお兄ちゃんの身の回りの世話をします」
まじか、ついて来るってこういう事か。
「周りにどう説明するつもりだ？」
「そこはそれお兄ちゃんの力で」
マジすか、俺が説明するのか。
というわけで皆に妹が一緒に転移したと言ったら案外納得してくれた。
その後ルナと別れ例の広間に来ていた。
「これから皆さんの力について説明します、まずステータスオープンと言ってください、そうしますと皆さんの強さが表示されます」
という事でやってみた、大体予想はつく、前と一緒で一人で神の軍勢を余裕で全滅させるぐらいは最低でもあるだろう。
「ステータスオープン」
唱えると目の前の空間に半透明の窓が出てきた。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
タイガ＝サウザンド 年齢不明
レベル１
職業 (記憶開放で再取得)
剣神・槍神・弓神・操剣士・魔剣法士・魔神・錬金術師・魔銃士
生命力 １００ （×2）
MP（魔力）無限
攻撃力 ５００００（3×3×3）
防御力 １００ （×2×4）
敏捷 ５００００（3×3×3×4）
魔攻 ５００００（2×2×4×2）
魔防 ５００００（2×2×4×2）
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
特殊能力
能力略奪・能力生成・職業複数取得・Q&A・全属性適正
時空操作・能力取得・主従契約・虚無魔法・ステータス操作
マップ・記憶開放・経験値100倍・成長速度100倍・未開放
未開放・未開放・未開放・未開放・未開放
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
スキル
剣術《二刀流》・槍術《双槍術》弓術《魔法弓術》
銃《二丁拳銃》・《狙撃銃》
空間跳躍《短距離転移》操作《力場発生｠
錬金術《高速錬成》・魔法《全属性》魔術《複合魔術》
魔導《魔道具作成》・空間魔法・鑑定・投擲・回復魔術
超速再生・不老不死・成長限界突破
詐称・能力封印（解放条件、記憶を取り戻す）・ハーレム作成・言語通訳
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
とまあこんな感じ、前とは比べ物にならないほど低い、原因は多分能力封印だろうな
「表示されましたでしょうか、この数値はレベル１で全てのステータスの平均が１０になります
勇者ならば平均50といったとこでしょう、特殊技能というのは生まれ持った才能、神から授けられるなどの方法で手に入るとても強力な力です、明日は皆さんにパーティーを組んで迷宮などに入りモンスターを買ってもらいます、その際私もついてきます」
マジか、皆勇者なのに弱いな(笑)、能力については適当にごまかすか。
「ねえねえタイガ君ステータスどうだった？」
栗原さんが話かけてきた。
「剣士と槍使いと弓使いと銃士だったよ職業が複数あるのは特殊技能のおかげ」
嘘をつく、つーかばれたらヤバイ
「へ～そうなんだ、なんと私は勇者でした」
なるほど、勇者か
「すごいね」
「そうでしょ、ねえ、せっかくだし一緒にパーティー組まない？」
どうするべきか？断る理由もないし組むか。
「それじゃあお願いするよ」
「ちなみに他のパーティーメンバーは私、八津咲優香 ちゃんと笹野恵 ちゃんとアリアちゃん」
おいまて、女子しかいねえじゃねえか、しかもアリアちゃんてなんだ王女だろ。
「あ～パーティーに入るにあたって頼みたいことがあるんだが俺の妹をパーティーに入れてくれないか」
「うんいいよ、けどどうして？」
「そばにいないと何やらかすかわかんなくて心配だからだ」
「そっか」
「明日はよろしく」
「こちらこそ」
「じゃあまた」
「ばいばーい」
「さてと」
部屋に入るなりベットに寝転がる、スキルについてナビーことQ&Aに聞く。
結果をまとめるとこうなる
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
ジョブ
剣神 詳細 剣技を極めた者が得られる職業、剣に関しては無敵、
剣を見れば材質までわかる
槍神 詳細 槍術を極めた者が得られる職業、槍に関しては無敵、
槍を見れば材質までわかる
弓神 詳細 弓術を極めた者が得られる職業、弓に関しては無敵、
弓を見れば材質までわかる
操剣士 詳細 複数の剣を自在に操り戦う職業
魔法剣士 詳細 魔法を剣に纏わせて戦う職業
魔神 詳細 魔法を極めた者が得られる職業、魔法に関しては無敵、
魔法を見れば情報が表示される
錬金術師 詳細 鉱物や薬品に関する魔法を扱う職業、魔力を物質に変更できる
魔銃士 詳細 銃と魔法を扱う職業
特殊技能
能力略奪LV1 効果 相手のスキル、ステータス、経験値を奪う技能、有効射程は視界内
能力生成LV1 効果 能力略奪で奪ったスキルポイントを消費して新たな能力を生み出す
職業複数取得LV1 効果 複数の職業を同時に選択できる
Q&A 効果 疑問に対して答えを出してくれる世界一のAI、頼めば大体の事はやってくれる
全属性適正 効果 全属性の魔法に関しての適正がある
時空魔法LV1 効果 時間を操ったり異空間を作り出したりできる魔法
能力取得LV1 効果 レベルUPごとに新たなスキルと能力が手に入るスキルはLV１０能力はLV１００ごとに
主従契約 効果 契約した相手との間にパスをつなげれる、絶対服従の隷属契約も可能
虚無魔法LV１ 効果 全てを拒絶し、消滅させる虚無を操る魔法
ステータス操作 効果 ステータスを再設定出来る
マップ 効果 周辺の情報が解る生物も映る
記憶開放 効果 一度取得した職業、スキルを７個まで再取得できる
（ルナが転移する時くれた）
経験値100倍 効果 取得できる経験値が100倍になる
成長速度100倍 効果 レベルアップに必要な経験値が100分の1になる
未開放 効果 必要になった時、新たな技能が手に入る
スキル
剣術 効果 剣術を扱うスキル
《二刀流》 効果 双剣を扱うスキル
槍術 効果 槍を扱うスキル
《双槍術》 効果 双槍を扱うスキル
弓術 効果 弓を扱うスキル
《魔法弓術》 効果 魔弓を扱うスキル
銃 効果 銃を扱うスキル
《二丁拳銃》 効果 二丁拳銃を扱うスキル
《狙撃銃》 効果 狙撃銃を扱うスキル
空間跳躍《短距離転移》効果 視界内に転移するスキル
操作 効果 様々な物を操作するスキル魔力を圧縮して空間に壁を作れる
《力場発生｠ 効果 魔力を圧縮して空間に壁を作れる
錬金術 効果 魔力を使って物品を作り出すスキル、
俺のは特別だから一度見た物は魔力で再現できる
魔法 効果 魔力を使って様々な事象を引き起こすスキル
《全属性》 効果 魔法適性のある属性を表している
魔術《複合魔術》 効果 魔法をかけ合わせて作る魔術を扱うスキル
魔導《魔道具作成》 効果 アイテムに魔法を付与するスキル
空間魔法 効果 空間に干渉する魔法を扱うスキル
鑑定 効果 アイテムなら詳細な効果が、生物なら詳細なステータスが見れるスキル
投擲 効果 投擲能力に補正がかかるスキル
回復魔術 効果 回復に関する魔法を扱うスキル
超速再生 効果 魔力と生命力の回復速度を上げるスキル、部位欠損も瞬時に再生する
不老不死 効果 歳をとらなくなる、ダメージを受けても死亡しなくなるスキル
成長限界突破 効果 レベル上限、ステータス上限が無くなるスキル
詐称 効果 自身のステータス表記、外見を詐称出来るスキル
能力制限 効果 能力を制限するスキル
言語通訳 効果 理解できない言語を理解できる言語に通訳するスキル
とまあ、まとめるとこんな感じなわけだがとりあえず”詐称”でステータスを一般的なのにしてその後ステータスも制限する
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
千歳大雅 14歳
レベル１
職業 剣士・槍使い・弓使い・魔法使い・錬金術師
生命力 １０
MP １０
攻撃力 ５０（×2）
防御力 １０
敏捷 ５０（×2）
魔攻 ５０（×2）
魔防 ５０
特殊技能
職業複数取得・全属性適正・経験値100倍
スキル
剣術《二刀流》・槍術《双槍術》
弓術《魔法弓術》
銃《二丁拳銃》・《狙撃銃》
空間跳躍《短距離転移》
錬金術《高速錬成》・魔法《全属性》
投擲・回復魔術・成長限界突破・鑑定
ハーレム作成・言語通訳・ストレージ
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
剣神と槍神と弓神と魔神を下位職にした、ストレージというのは魔法で空間を作ってアイテムを収納できるスキルだ（実際には時空魔法を使うが）、いたって普通のステータスなった、いや待てハーレム作成ってなんだよ見落としてるじゃねーか！
修正、修正 …よし消えた。
なんてことをしていたらもう夜だ、寝るか
「お兄ちゃん、一緒に寝よう」
ドアを開けたら目の前に幼女女神がいた、ルナだ
「なんでだよ」
「お兄ちゃんと一緒に寝たくて来ちゃいました」
う～んどうするか、うん、可愛いから許す
「もういいよ、わかったよ」
「わーい」
「ガフッ」
腹に刺さった。
だが妹のためになかったことにする。
「そうそうルナ、明日、栗原さんのパーティーに参加するから、お前も来い」
「うん、いいよお兄ちゃん」
「よし寝るか」
「ラジャーお兄ちゃん、愛してる」
愛してるなんて可愛いやつだな。
疲れていたのか、目をつぶったらそのまま泥のように寝てしまった。
