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シスコンは恐ろしい

「千歳、決闘だ!」

部屋のドアを男が乱暴に開ける・・・・・中には誰もいなかった

「あ、勇輝君、千歳君達はもう出発したよ」

彼のパーティーメンバーの女子が言う

「くそぉぉぉ、栗原さぁぁぁぁん」









1時間前

「という事で転移の魔道具を買ったからこれで行こう、馬車は行商人に運んでもらえるように依頼したから」

「千歳さん、手が早いですね」

「まぁ、気にするな、さっさと行くぞ」

そう言って魔道具を起動した

「ついたな、ここが関所っぽいな、あ、これ6人分の通行料です」

そう言って大銀貨3枚を手渡す、通行料は1人銀貨5枚だ高ぇ

「ホントに一瞬で首都に行けるんだね・・・・・・」

「ああ、ここが学園都市リースだ、とにかく面倒ごとに巻き込まれるなよ」

ふう、早く我が愛しのマイシスター達に会いたい

「それで、これからどうするんですか?」

「とりあえず、これから3時間は自由時間だ、俺は王宮に書状を渡しに行ってくる、集合場所は王宮だ、じゃあな」

「あっ、おい千歳!」

「五月蠅い、『解放リリース』」

1段目の封印解除してダッシュする、俺のシスコンスキルのレベルはカンストしている(そんなスキルは無い)、うおおおおお、ついたな、1秒も経ってないな

「そこの男、ちょっと止まれ」

「チャキーン(書状提出)」

ウザイ、黙れ

「し、失礼いたしました、本日はどのようなご用件で?」

「レイプ魔をちょっと殺してから、王様に書状を届けるために来ました、以上、それじゃあ」

「ちょっ、ちょっとお待ちを」

「知るか!」

全速力でダッシュ、今のステータスなら秒速10000km程だ、そしてジャンプ、こっちも高度10000km程まで飛べる、改めて自身の人外っぷりを知った、3階の右から数えて4番目も部屋の窓ガラスを割る、飛び込ながら中の様子を確認する、ああ、ナビーに監視させといて良かった、つか今はまだ午前8時にもなってないのに盛んだな、それにしても、本当にイラつくな

「人のものに手を出すとはいい度胸だ、死にさらせ」

殺意を微塵も隠さずに言い放った、全員気絶した

「ちょっ、お兄ちゃんやり過ぎ、私の見せ場は?ていうかなんでここにいるの?」

???

「はぁっ、どういうことだ、見せ場って、柚葉、お前なぁ、俺はめちゃくちゃ心配したんだぞ、おい」

ホントに心配してたが不要だったようだ、翼はガチでビビってたっぽいが

「まぁ、わたしにエッチな事していいのはお兄ちゃんだけだからね♡」

おい、周りに人いるぞ、あ、気絶してたか

「わかったから、『休憩空間ルーム』、ちょっとここに入ってろ」

「了解~、翼、行くよ」

「う、うん、お兄ありがとう」

よしよし、柚葉と翼は見ないほうがいいからな

「さて、諸君、君たちには地獄を見せてあげよう、恨むなら俺を怒らせた自身の軽率な行動を恨め、『地獄ゲヘナ幻想郷ファントム』、『時間加速クロノブースト・100ハンドレット』」

魔法を構築する、魔法と魔術の違いは、魔法は呪文(スペル)を唱えるか魔法式を構築すれば発動する、実践で使いやすいものが多い、魔術は儀式的なものが多く、様々な制約が課せらていて、条件を達成すれば発動できる、保存しておけば一瞬で発動することも可能だ、何よりの違いは、魔法は発動の手間があまりかからないが、魔術ものすごく時間がかかる、説明するのもだるくなってきたので後にする。

「うがああああああああああああああああああああああああああああああああ」

「ぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああ」

「ぎゃYYYYYYYYYYAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAaaaaaaaaaaaaaaa」

阿鼻叫喚の悲鳴が響き渡る、こいつらには古今東西ありとあらゆる地獄と死に方、拷問に絶望、痛みに関わる全てを味わわせている、時空魔法で100倍に時間加速させた上でな(笑)、これが悪だとは思わないが正義だとも思ってない

「ご、ごろして、殺してぐれええええええ」

そろそろ殺すか

錬成アルケミック

錬成魔術法を発動して右手に街の鍛冶屋で見かけた片手直剣を生成、刀身の材質を魔法銀(ミスリル)に変更、魔法銀は魔力の伝導率が良いので魔法を付与しやすい

付与エンチャント魂狩ソウルイート

剣に殺した対象の魂を捕食する魔法を付与した

「じゃ、未来永劫地獄を味わってろ」

一瞬で全員の首を刎ねた、死体を無くして証拠隠滅しないとだな、いや、保存しといてここの国に渡せば残留思念を読み取れるスキルで、俺の正当性を証明できるな『空間生成』これも時空魔法だ、異空間を作成し、アイテムを収納できる、死体を全部ここに入れて閉じる、柚葉達を呼ぶか

「もう終わったぞ、俺はここの王に用があるから案内してくれないか?」

「うん、いいよ」

「サンキュー柚葉、いつもありがとな」

「な、なんでこのタイミング?」

「気にするな」

俺がやったことについては、理解した上で(・・・・・・)誰も話さなかった


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