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ふたつの世界で展界異世界生活  作者: 水島コウヤ
3/6

ミアとの出会いと魔獣との戦い!

ソフィアと出会った所から一体何が起こったのか、

そして展界では一体何が起きようとしているのか、

続きを書きました。


誤字、脱字、等は後から修正する可能性がありますので気にしないでください。

たまに少し内容を変えたりするのでご了承ください。

【展界】


この世界での俺の朝の日課は、起床→歯磨き→着替え→朝食&テレビを見る→出勤、と至って普通の流れである。

この内もう朝食&テレビに入ったところだ。


隼人「へぇー遂にこの世界(展界)からでも''異世界''に行けるようになるのか、、でもどうやるんだろ」


《普通は寝ることでしか転移出来ない異世界にいつでも行けるようになったら》

というテレビの番組を見ていると少々興味のあるコーナーが始まったのですっかりその番組に見入ってしまっていた。

そこには何か偉そうな人たちが並んで座っていて、

《異世界に行く方法》という議名で話している画面が映っている。


テレビ「では異世界に行くには一体どうすれば良いのですか?」


俺はその偉そうな人の質問につい同意をしてしまう。


隼人「うんうん」


テレビ「それは最近、日本の技術が発見した海底に埋まっている''時空の歪み''から何ですよ」

「それは一体?」

「何とも試しに現場にいたある占い師が覗いて見た結果、何と異世界に繋がっていたとの事らしいんです」

「それは凄いですね、実に興味深いです。」

「実は今日は特別にうちのアナウンサーが通ってもいいとの事で覗いて見るそうですよ」

「本当ですか」

「はいっじゃあ早速呼んでみましょう、現場の澤本さん」


澤本「はいっ現場の海底に来ている澤本です。こちらが先ほど説明してもらった時空の歪みです。」


その澤本さんが指差した方向に一気にカメラが集まる。

そして映ったのは何とも綺麗な大人一人分くらいの大きさの虹色の穴?空間だった。


テレビ「これが…」


みんな見とれている、どうやら俺だけではないようだ。


テレビ「それじゃあ入ってもらっても良いですか」


隼人「おお本当に異世界に繋がっているのか、こんな穴が」


そう思った瞬間なにか違和感を感じた、後ろにいるのはさっき話していた占い師だとしてもなぜこんな穴の近くにいるんだと。そしてそのまま時空の歪みに手を当てている。

でもほおっておこうどうせ俺が何とか言える立場じゃないのは知っている。


澤本「分かりました、じゃあ入ってみます」


そう言うと澤本さんがカメラを持ったまま時空の歪みをくぐって見せる。

そこには俺とミアがソフィアに出会ったあの街が映っていた。


隼人「ぉぉーすっげえ本当に寝なくても異世界に通じるんだな」


テレビ「ぉぉー本当に通じてるんですね、澤本さん」


澤本「はい、本当です、本当に繋がっています、夢ではありません」


でもやはり何か違和感を感じた、それも決まってあの占い師から。

そう思っていると澤本さんが穴から顔を引っ込めた。


澤本「長く入っていると人体への影響が大きくなって危ないどのことなので今日はこれでやめておきます、ですが研究者の皆さんがまだまだ研究を進めている状態なのでこれからは本当に行き来ができるようになるのかも知れませんね」


そう言うとテレビの前の皆さん行ってらっしゃいと言うなり番組のエンディングが流れた。

そして自然と時計を恐る恐る見てみる。


隼人「あーーーもうこんな時間だ、やばい今日は新人が来るから、早く来いって言われてたのに。」



((魔法小研究所))

ミア「今日からここで働かせてもらいます。ミア・トール・エスカと申します。これから宜しくお願いします。」


社員「ぉぉー可愛い、美人だな~、ひゃっほー」


隼人「あーーーすみませーん遅刻しました~」


社員「遅いぞ~隼人、今日から新人来るから早く来いって言っただろ~ほら新人さんめっちゃ可愛いぞ」


隼人「すみません、えっそうなんですか、どれどれ」


俺がその新人を見ようとして研究所に入り覗いた瞬間、見覚えのある姿に一瞬胸がドキッとしてしまった。

だってそれはなんだってミアだったんだから。


隼人「えっミア」


ミア「んっては、隼人!?」



((一方ソフィアは))

「はーやっと着いた~やっぱり日本は遠いな、でも何か凄い…はぁこの国で働くのか、何か緊張するな、、でもそんな事言ってられない、さぁ行くぞ」


魔法小研究所にはミア以外にまだあと1人新人が来るらしい.......。



【異世界】

俺とミアはとある街でソフィアという少女に出会いミアの勧誘とソフィアの希望もあり仲間になってもらうことになった。

そして宿に戻ろうとしたらソフィアに止められ自分たちの家を買おうと提案された。

もちろん無理だと思った、だが実はソフィアはラファエトス家のお嬢様らしくお父様に頼めば家をくれると言ってきた。

でもそれにはある条件がある事を知らされたのは俺達が浮かれ気分でその家についた時だった。


「あー着いたな、ってこんなにでかいのか~~~」


俺達が着いた場所はいえと言うよりもはや屋敷であった。


「すっごーでもよくこんな大きい屋敷くれたね、ソフィア」

「その事なんだけど実は一つだけ条件があって...」

「何なんだその条件って」


俺がソフィアに聞くと何故か少し申し訳なさそうな感じになり、そして話し始めた。


「えっとお父様が言うにはこの屋敷に住み込んでいる魔獣を倒したらいいらしい、、よ」

「倒したらいいよってその肝心の魔獣が居ないんだが」

「大声でも出したら気づいてくれるんじゃない」


そう言うとミアがいきなり、うわぁーーーーーーーーーと大きな声で叫んだ。


「おいっびっくりするだろ」

「だって」

「でもそのお陰で気づいたみたいですよ、ほら」


ソフィアが指を指したその先を見てみる。

すると人間の8倍近くある全身が真っ黒く、光る線が体を巻いているかのような魔獣が出てきた。


「うぉーーーーーおーーー」


その恐ろしい声に俺達は驚いてしまう。


「えっ、なっ何だあいつま、まさかあいつじゃないよな、ソフィア」


信じられない、今まで見たことのない恐ろしすぎる奴が出てきたのを見て俺達はもう声を失ってしまっていた。


「えっあっあっあっ」

「ととととととりあえず落ち着けミア」

「えっえっえっうっうっ、ん?」

「何で疑問形なんですかミア」


とりあえず落ち着くために深呼吸をする。


「おいっソフィア」

「はい何ですか隼人」

「アイツを倒すの」

「そうだよミア、頑張ろうね」

「はぁ~倒すってかあんな奴を倒すってか」

「だからそうですってば」

「もういいもういいから宿に戻りましょう隼人」


ミアが恐る恐る言う。それを聞いたソフィアが少しため息をつき逃げそうになっているミアを掴みさっきの位置に戻す。


「何でよソフィアあんなのと戦うくらいだったらあんな屋敷いらないわ」

「ミア......」


ソフィアがその言葉を聞いて本気で泣き目になる。


「ミア、見苦しいぞ~」

「そうですよミア」

「だってじゃあ隼人とソフィアはあんなのと戦えるの」

「ええっ見た目はあんなだけど実は結構弱いんですよあいつ」



その言葉を聞きミアは今度はだんだんと少し胸を張り出す。


「だったら隼人早く倒してこの大きな屋敷を手に入れましょう」

「ほんとにお前ってやつは、まー仕方ないなこんなチャンスもうないだろうし、やるか」

「やっとですか、隼人、ミア、ではやりましょう」

「あぁ」

「うん」

「行くぞ」


俺達は共に意気込みを入れ、魔獣にち向かう。

俺とミアは魔法で攻撃、ソフィアは後ろで支援魔法と回復魔法、と息の合った連携で、何とかギリギリ勝つ事が出来た。

もう当たりは暗くなりだしている。

みんなHPは半分を切っていた。

いくら弱い方だと言っても到底俺たちのレベルでは難しかった。

だから人生で初めての体験であり、案外楽しかった。

これからもこのメンバーでやっていけそうだ。


「はぁはぁお疲れ、隼人、ソフィア、大丈夫?」

「はぁはぁあぁ何とか」

「こっちもです」


俺達はやっと倒せたこれで屋敷が手に入るという喜びもあったが、みんなで倒せたという喜びもその中にはあった。


「これでこの屋敷が俺たちのものに」

「そうだね」

「ええっ」

「よし今日はとりあえず中に入ろう」

「そうしよう」


俺達はやっと手に入れた屋敷に入っていった。

その後はかくち自分の部屋を決めその日は疲れきって寝てしまった。




そう言えばあの占い師はなぜ''時空の歪み''を覗く時に穴を触れていたのだろう。

もしかしたら、何か意味があるのかもしれない.........。













次回→『展界&異世界で再び』

読んでくれてありがとうございました。

まだ途中ですがいかがですか?

もし良ければ評価、コメント、感想、等を宜しくお願いします。

出来るだけすぐに返信致します。



ノベルバでYu-uとして、

占いツクールでMAKIとしても小説を書いています。

良かったらそちらも読んでみて少しでも面白かったら、評価、コメント、感想などを宜しくお願いします。

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