禁忌官
掲載日:2014/02/28
禁忌官と呼ばれる職業がある。
各国が指定する人物が、禁忌術の授業を行うことになるが、そのために必要な国家資格である。
忍耐が特に重視されるが、当然に魔術師である必要がある。
なにせ、魔法を扱うわけであるから、魔術の心得が必要になるのは当然だ。
1か月にも及ぶ知力、体力のテストを終え、ようやく禁忌官となった俺は、国家魔術師教会に私服で集まり、研修旅行に出ることになっていた。
禁忌官となったからには、特別職の国家公務員として活動することとなる。
そのために必要な事柄を学ぶことになるのだ。
研修先はルーマニア。
世界最古の吸血鬼学校が存在しているところだ。
「さて、禁忌官となった君たちは、これから、研修を受けてもらう」
指導官が俺たちに言う。
見回すと、女性は3人ほどで、他は男性が多い。
総勢で15人ほどだが、これでも今年はとても多いと聞かされた。
なんにしろ、これからが楽しみだ。




